2020/09/18

『82年生まれ、キム・ジヨン』

2016年の韓国ベストセラー。日本でも翻訳されてヒットしたが、ついに映画が10月~上映される。遅ればせながら、先日読了。これほど身につまされる内容だとは思わなかった。

韓国は昨年旅行して感じたけれども、とても日本と似ていると思う。違う点は勿論探せばいくらでもあるのだが、国民性が似ている。タイトルの小説でテーマになっている女性の地位が低いという点も、大変似通っている。

#Me Too運動を語る上でも、ジェンダーを語る上でも外すことのできないこの本を、映画上映の機会に改めてまだの方には是非読んでもらいたい。女性であるが故に我慢させられることの積み重ねで精神に異常をきたしてしまった主人公キム・ジヨン。あながが噛みしめた悔しさを、決して無駄にしてはいけないと思う。諦めたらおしまい。誰かがやってくれるのを待っていてはいつまでもこの状況は変わらない。

それにしても、記憶に蓋をしていただけで、掘り返せばいくらでも出てくる不平等の数々。当たり前に受け入れてしまっていた我らにも問題がある。今こそ呪いを解かねばならぬと思う。本当にそう思う。

 

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2020/09/09

知ってるワイフ

私の趣味はいくつもあるが、大型台風10号が来ていても、停電になるまでは見ようと思って楽しみに視聴中だったのが韓国ドラマの「知ってるワイフ」。(←結局台風10号は、予想が外れて我が県では大停電を起こすことがなく過ぎ去った。よかったよかった。)

お互い忙しくて喧嘩ばかりになってしまった夫婦があって、夫の方が結婚相手を間違えたと彼女と出会った日に戻って人生をやり直す話。タイムトラベルできるとしたら、というストーリーなのだが、最終回に近づくにつれ身につまされることばかり。

私が人生をやり直すなら、どこまで戻ればいいかなと考えたりする。いやぁ、戻れることならどこまでも戻りたいな。

感情移入して楽しんでいる割に、きゅんきゅんしている今日この頃である。

 

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2020/09/05

避難する?

台風10号が近づいている。私が住んでいる九州は大変な被害を受けるようなので、今は「避難すべきか?どうするか?」で悩み抜いているところである。今日は土曜日。台風が近づくのが日曜夜から月曜日らしい。

そういえば311のあとも避難するかしないかはずいぶん悩んだ。熊本地震のあともそうだった。

私は今、車がないと暮らせないので、この車が被害を受けるととっても困る。立体駐車場に停めればいいのだろうけれど、立体駐車場どこにあったかなぁ?新幹線の駅にあったな。

夕方になって、福島から避難してここで元気に暮らしている仲間が、その住まいなら避難は必要ない、車はどうだろうねと連絡くれたので気持ちが楽になった。そして今はzoom会議中。全国の友達と話していると気が楽になる。いざとなったら助けてくれる仲間がいると実感できるのはありがたいことです。

それでは無事に次回もここに書き込めますように♪

 

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2020/08/28

炒り玄米

もうすぐ健康診断があるので、この頃は暴飲暴食を控えている。更年期を過ぎると新陳代謝が悪くなり、一気に体重が増えて、気をつけてもなかなか減量できなくなって数年。

健診を前に毎年少しは体重を減らそうと努力する。

運動は長続きしないから、食べることが好きな私の場合は、食事内容を変えること。今年は思わぬ感染症の大流行で世界がひっくり返っているので、病気に罹らないですむように、免疫力アップも兼ねて、炒り玄米を作って食べてみている。これは大変効果が高そうだ。

洗った玄米を、強火の鍋で10分ほど炒るとできる。香ばしいのもたいへん嬉しい。玄米茶の香りである。いいものを教えてくれた友人に感謝である♪

 

 

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2020/08/27

♪夏のクラクション

夜中にショックなメールが来てから眠れなくて朝になった。今日は早出だからそのまま身支度をして車出勤。つけたラジオから聞こえてきたのは、稲垣潤一の♪夏のクラクション。首筋が寝不足でガチガチだったが、気持ちよいメロディーと歌声に一時癒やされた。うわぁ、海辺のドライブ夢みたい。

弁当の準備ができなかったから、短い昼休みではあるが私のお気に入りの居場所に食事をとりに出た。そこには朗らかな笑顔の学者さんがいて、心のこもったご飯が台所から運ばれてくる。今日は私の気に入っている窓辺の席が埋まっていた。仕方ないから、レジ前のお一人様席に腰掛けた。おかげでお互いマスクをしていたけれども学者さんと色々話ができた。

学者さんは、非常に明快に私の直面している問題を別の観点から分析してくれたので、私は大分気楽になった。今夜はよく眠れそうである。

眠れぬ夜に今日が締め切りの原稿を書いて送ったのだが、今読み返すとあんまりできがよくない。夜中に書いたメールは出すな、というのと同じで、夜中は考えの幅が広がらないから、書いた文章もいまいちだと今頃思う。そろそろ寝なくては。明日も朝は早い。

 

 

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2020/08/26

呪いの言葉の解きかた

私が最近気に入った本は、国会ストリートビューでおなじみの上西充子さんの著書だ。

呪いの言葉の解きかた (←ココをクリック)

>「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)

実に面白い。ためになる。特にドラマ「逃げ恥」の石田ゆり子が演じた百合の台詞に思わずため息。

 

 

 

 

 

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2020/08/23

コクリコ坂から

金曜の夕べ勤務を終えて帰宅すると、ポストにレターパックで何かが届いていた。開けてみるとぷーんといい香り。なんと横浜の親友から手作りクッキーが送られていたのだった。楽しい手紙も同封してあり、心が熱くなった。

聴けば東京の息子のところにも送ってくれたらしい。いつも私たち親子のことを祈ってくださるだけでなく、こういった関わりをしてくださることが本当に嬉しい。教えられることばかりだ。

自分も周りの人のためにできることはするほうだけれど、弱っているときにこうして助けてもらえるのはなんてありがたいことなのだろう。

テレビではその晩ジブリ映画の「コクリコ坂から」の放映があった。東京オリンピックが開かれた1964年の前年の横浜が舞台の「コクリコ坂から」。その頃まだ日本の人々の間に残っていた助け合い、民主主義の気持ちは、今の日本にはたくさんは見られなくなった。正体不明の新型コロナウイルスに脅かされ、戦時中の監視社会が再来している。悲惨な「火垂るの墓」は放映されなくなって久しい。

 

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2020/08/21

映画「はちどり」

ストレスの多い生活でも、私を支える趣味は料理にドライブ、映画、韓国ドラマ、美術館というのは変わらない。中でも韓国ドラマは、びっくりするぐらいの頻度で見ている。熱中のあまり肩凝りが改善されないので、毎週通っている整骨院の先生からは「ほどほどに」という忠告を毎回いただく。しかし私の気分転換に相当効果があるのもご存じなので、笑いながらドラマの話の展開を聴いてくださる。ありがたい。Netflixの「愛の不時着」、「梨泰院クラス」等はとっくのとうに視聴済み。やはり泣いたり笑ったり、心を動かすのはいいことだ。

映画館へはレディースデイとかレイトショーなどで節約しながら、見逃せないものに限り出かけている。最近では、韓国映画「はちどり」が大変見応えのあるある内容だったので、ココに記録しておく。

映画「はちどり」

心に残る映画だ。この映画でビューしたキム・ボラ監督の自叙伝的な内容だという。舞台は1994年のソウル。中学2年のウニは、餅屋を営む両親と兄、姉と団地で暮らしている。母の兄は、優秀な妹には進学を諦めさせ男だから大学へ行ったのに、心を病み自殺してしまう。餅屋の父は男尊女卑のひどい男性で、家庭内では普段から母を馬鹿にしたり娘たちを怒鳴ったり浮気までしている。母はストレスのためか、時々乖離状態になり、様子がおかしい。姉は受験に失敗し、ソウルから大きな橋を渡った先にある郊外の高校へバスで通っている。中学で生徒会長をしている兄は、高校受験のストレスからか妹のことを殴って憂さ晴らしをしている。ウニは屈折した心を抱え苦悩しているが、漢文を学ぶ塾の講師と出会ったことで、救いを感じる。淡々とした映像とともに日常が流れていき、そしてラストに思わぬ大惨事が待っていて…。

とにかく素晴らしいのひとこと。アカデミー賞を受賞した「パラサイト」も忘れがたい映画であったが、「はちどり」の深さには敵わない。両方好きだが、私は大変はちどりに感銘を受けた。観てよかった。

 

 

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2020/08/16

♪Holiday in Acapluco

相変わらず車ではユーミンを多く聴いている。

春から働き始めた大学図書館は、渋滞がなければ車で20分もかからない場所にあるのだが、いわゆる通勤時間帯には渋滞がひどく、特に梅雨のころは1時間早く出ても間に合わないほどだったので、音楽のおかげでストレスを溜めずに済んだ。若い頃から気に入っている音楽は、未だにお気に入りである。ユーミンのアルバム「アラームアラモード」はそのうちの一つ。一曲目の♪Holiday in Acapluco は、まさにバブリーな頃の日本のOLが気に入りそうな歌だったなと思う。

今日は夏休み終わりの日曜日。コロナで外出がままならない異常な夏だったので、旅行なし、イベントなし、地味な休暇であった。出かけたところといえば、南阿蘇の温泉とか図書館ぐらい。身体が休まったのできっとよい休日だったのだろう。アカプルコじゃなくてもね♪

休暇が終わると、職場で気の重い個人面談が待っていて、責任のある仕事をしなければならなくなりそうなのだが、物は考えよう。それならそれで、それに見合った給料をもらえばいいのだ。だからこそできる仕事を見つければいいのだ。若者に混じってあくせく働くより、経験を生かして全体をみる仕事をする方がきっと合っているのだから。

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2020/08/10

生き返る

今は戦後75年目の夏。広島と長崎の原爆の日に、また色々思うことがあった。生き残った人たちがなぜその体験を語りたがらなかったのか。激戦地から戻った人とか、大陸からの引き揚げ者とか、原爆の地にあっても運良く生き延びた人には、勝ち残ったという気持ちはなくて、生き残ってしまったという恥の意識があったのでは、と書いてある記事を読み、なんとなく心に響くものがあった。

私は今結構しんどくて、というのはコロナのために仕事や子どもたちが落ち着かなくて、そのためにストレスが多く、奉仕として引き受けている大役が務めきれずギブアップしたところである。その役目は半年しか責任が果たせず情けない気持ちではあるが、とにかく一人では担いきれないサポートしてくれる人をつけてくれるか交代してくれる人を見つけるかしないと無理だと言わなければ、とSOSを出して、やっと理由を役員の前で説明したのが先週で、昨日はその続き。話を聞いて「それはそれは申し訳なかった、そんなに大変なのに押しつけてしまって。代わりの人を探します」と言ってもらえたので、気楽になって昨夜はよく眠れたが、一方で情けない気持ちが増幅されたりした。こういうのも恥というのか、なんというのか。踏ん張る力が、圧倒的に足りない。年をとったせいもあるが、やはりゆとりある生活をしているわけではないから、生活の何かが狂うと全体に影響が出る。私はしっかりコロナにやられた。

戦争で生き残った人たちの感じている恥と、私が今じわじわ感じている恥とはたぶん種類が違うのだが、本当に情けない気持ちが今はいっぱいで、疲れた。しかしまぁ、白旗を揚げるというのも勇気が要ることで、これでも早めにSOSを出せた方かもしれないとも思ったり。夏休みだから気分転換をしたいところだが、なにせコロナの時代。親しい人にも会えず、自由に出かけることもできず、自然を満喫するにも気を遣う。あぁ、いったいいつまで続くのか、この自粛ムード。どの情報を、誰を信じればいいのか分からない。巻き込まれていく。

でもそんななか、本当にありがたいことに我に返るような体験談に出会い、爽やかな風に触れた。色んな人が苦しい刻を経て、ココに集められ、支え合ってきたんだなぁという歴史を知ると、そこにくわえていただいているのだからもうちょっと頑張れそうな気がして、ひとり教会にやってきた。牧師先生は今日は県南にボランティアに行っている。こんな私でも、まだやれることはある。そうそう、気を取り直して頑張ろう。

 

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