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2005/06/30

麻婆豆腐

今日のうちの夕飯は、麻婆豆腐。うちでごはんを食べる人たちは好き嫌いが多いのだが、これは全員大好き。麻婆豆腐といえば、昔中国の四川省の成都に行ったとき、まさしく本場物を食べたことがある。しかし、どうしても一口以上は箸がすすまなかった。何しろ、色が真っ赤を通り越して黒に近かったのである。豆板醤もここまで本物になると、本当はおいしいのだろうが、二十歳そこそこのまだ舌が出来上がっていない頃の私は受け付けなかった。今もう一度挑戦してみたいものだ。

麻婆豆腐の食べ方は、なんといっても、マーボー丼。ご飯にのっけるとおいしいと思う。高校三年で受験勉強にあけくれていたころに某有名大学に通っていた兄が、大学そばのサークルいきつけの食堂に連れて行ってくれたことがある。気合をいれようとしたのだろうが、そこにはスタミナライスという看板メニューがあり、辛い麻婆豆腐をのせたライスの上に、ゆで卵がのっていた。あ~こういうのを食べにこられるように、ここの大学に入りたい!と思ったけど、夢は夢で終わってしまった。今でもあの食堂はあるのだろうか。

うちにはまだおちびさんがいるので、豆板醤は控えめにした麻婆豆腐。今日も売れ行きはいいのだろうな。因みに、あとは、切り干し大根のベーコンいため煮(袋に書いてあったとおりに作ったらとてもおいしいのでびっくり)、蕪の味噌汁。熟れたトマト、など、ちょっと手抜きだけど、まあ栄養面はOK。食後のシソジュースもあるし。シソジュース、我が家では評判いいので、そろそろなくなることだし第二弾をつくろう。今日もシソジュース!!とリクエストしてくれる甥の顔がたまらなくいいから、サービス。

ということで、いい加減支度しなければ…。

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2005/06/29

『ノアのはこ船』

ピーター・スピアーの『雨、あめ』を借りようと図書館へ行ったが、季節柄貸し出し中。仕方ないので、同じ作者の『ノアのはこ船』を借りてきた。いつかどこかで、お薦め絵本になっていたのを知っていたので、以前から興味があった。

昨日はむんむん暑い晴れた一日だったが、夜はこの本を読んだ。

はじまりはじまり。まず大洪水のようすが、最初にえんえんと語られる。その詩的ですばらしいこと。大きなはこ船と、たくさんの動物達が、それからずっと絵だけで語られてゆく。大地を覆った水。漂う船。そのなかで生きる生き物達。やがて雨は降るのをやめ、ノアは大地が水から顔を出したかどうか、カラスやはとを船から放って調べる。やがて喜びのとき。下船。大きな虹が最後に描かれるかと思ったけど、そうではなくて喜び勇んで下船する動物達の様子で終わった。

今日は昨日と打って変わって、しとしと雨。梅雨らしい一日になりそうだ。

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2005/06/28

七夕

もうすぐ七夕。6歳の娘が保育園から短冊をもらってきた。来月とどく笹に飾るのだそうだ。家に帰ってから願い事を考えて書いていたので、そっと覗いてみると……

「もうすぐたなばたです。おねがいごとはみんなといしょになかよくなれることです。」と書いてあった。もうとても仲良しのようなんだけど、ふ~ん。もっともっと仲良くなりたいんだろうな。

駅の商店街では、七夕の飾りがさらさらと風に揺れてキラキラ賑やか。梅雨前線もここらは影響ないようで、全然このごろ降らないし、もう夏が来たようだ。水不足がちょっと心配。

七夕といえば、お星様。ああ、天の川なんて、もう何年も見ていない。この夏は、是非どこか星のきれいなところに家族で出かけたいと思う。おまけにきれいな海でもあれば最高なんだけど。♪あ~夏休み。楽しみ、楽しみ。

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2005/06/27

『むんむんあついひ』

こどものとも(年少版)1999年のこいでやすこさんの作品。…むんむんあついひ、なっちゃんは、おみずやさんをはじめます。なっちゃんは、お庭で花や葉っぱを使っていろ水遊びをしています。赤、緑、黄の色の水のところに、その色の虫が遊びに来ます。テントウムシにカマキリ。ところが、アゲハ蝶を追いかけてきたけんたくんと犬のジョンに、お水をひっくりかえされてしまい…でもなっちゃんは、今度は、ベビーバスを使ってボート屋さん遊びを始め、またさっきのお客さんの虫たちが帰ってくるっていう話です。

これは私のお気に入り。子どものころの、ゆったりした時の流れを思い出します。

子どもは水遊びが大好き。今日、うちのこどもたちは、二人ともそれぞれプールに入ったはず。朝からわくわくしていたもの。

大人になると今日みたいなのはただの蒸し暑いすごしにくい梅雨の晴れ間だけれど。子どもたちに水遊びの感想をきいてから、今晩は楽しく絵本を読んで寝ようと思います。

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2005/06/26

♪けんかをやめて

うちのこどもたちは、よくきょうだいげんかをする。昨日の夜は、絵本をどっちが先に読んでもらうかが、喧嘩のたね。どっちが先に、というよりは、ふたりとも後に読んでもらいたいのであった。

だが私は、今日の絵本を選んだのが早かったほうを先に読む、といつも決めているので、その方針を崩さないほうが二人は納得すると思った。けれども、昨晩は違った。兄のほうが先に読むものを決めたのだが、どうしても読んでもらうのは後がいいという。妹も後がいいという。今日だけは妹が選ぶのが遅かったのだから、それにしたがってあなたの分は先に読むことにするから、と言ってもきかない。しまいには、それならいいわよ、といつも兄に権利を譲ろうとする妹が申し出をしたのだが、私はそれはしなくてよい、と言った。いつでもわがままをいえば妹がきいてくれると思われては困る。教育上よくない。すると兄のほうは、枕をかぶって無言の抵抗である。私は妹の分だけを読んで、今夜はもうこれでおしまい、といって電気を消した。

ところが、親としてはこれで明日の朝まで寝ればよいのだろうが、私が気分が悪くて眠りにつけない。いつのまにか、きょうだいげんかというよりは、私と息子の意地の張り合いになっていたようだ。というわけで、さっき諭そうとしていたときにあまりに強情な態度にハラをたて酷い言葉をいくつか投げたことについて、私が謝った。そうしたら、少し心がほぐれた息子が、枕から頭を出した。次に、どうしてそんなに後に読んで欲しかったのか聞いたところ、そのほうが楽しみがふくらんで、わくわくするからだという。ちなみに息子の選んだのは絵本ではなく、福音館から出ている、日本の昔話である。滅多に自分で本を読まないから、私に読んで欲しかったそうだ。

息子が自分の気持ちを話してくれたことで、こちらもかたくなな態度の理由がわかり、少しほっとした。私は私で、この世の中なんでも思い通りになるわけじゃないのだから、私はいつものとおりの順番の決め方にしたほうが不公平が無いしそうしたのだと理由を説明した。そして、もう一度電気をつけて、短いお話を読んだら豊かな気持ちになり、今度は気持ちよく眠りにつけた。

こんなふうにしていって、この子たちはどんな大人に成長するのだろうか。できることならば、臨機応変に自分の気分をかえて、相手の主張をきき自分の意見も伝え、喧嘩相手と心を通わすところまでその日のうちにできる大人になってもらいたいものだ。いつも相手のフォローがなければ物事を解決できないのでは、困る。大人のくせに、中身はこどものまんまでは。これからは、そういう大人になってほしいという願いをこめて、フォローもほどほどにしなければ、と少し反省をした。

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2005/06/25

平和に暮らす

胸の痛む出来事が、今日も新聞に載っている。電話がかかってきた。子どもが学校でいじめられているというお母さんからの、相談だった。一体私たちはどうしたらよいのだろう。

「せめて平和に暮らしなさい」と言われても、悲惨なことが多すぎる。嘆きの声が今日も聞こえる。

ちっぽけな幸せをありがとうとかみしめて、眠りにつくことの出来た日は平和。どこかに救いがあるはずだから、希望を持って暮らしたい。ささやかな人間のせっぱつまった声なき声。

「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから。」(旧約聖書:詩編121章1~2節)

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2005/06/24

空耳アワー

①巨人の星を見るたびに、♪思いこんだ~ら、というところを、「重いコンダラ」って一体、どうやって身体を鍛えるものだろうか?と思っていた。

②♪九月の雨(太田裕美)大好きだった。♪タクシーの中であなたの重傷ポツリと告げた~どんな怪我したんだろう?と思っていた。

③木曜夜10時はNHK  BS2の「チャングムの誓い」。最後のテーマ曲は一体?韓国ドラマだからハングルだけど、あれはたしかに○○ラと言ってるってば。毎回わくわくのよくできたドラマなんだけど、最後にこれでがっくりきちゃうのは私だけだろうか?

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「千と千尋」から「ハウル」まで

先日記事に書いた「千と千尋の神隠し」。昨日は仕事帰りに思いついて、ツタヤでサントラを借りてきた。宮崎駿作品の関係のCDは貸し出し中が多いが、なんとか「千と千尋の神隠し」は一つ残っていたので借りられた。家に帰って食事の支度をしながら聴き始めた。久石譲はやはり良い。はじめてこの名前を意識したのは、映画館で大好きな薬師丸ひろ子の「Wの悲劇」を観た時。とても音楽がいいと思った。それから段々有名になってきたのかな。宮崎駿とか北野武とか、この監督にこの音楽というふうになってきて。

「千と千尋の神隠し」は、公開当時は、お化けみたいのがたくさん出てきて子どもが怖がってしまって…なんて話を聞いたりしたので映画館には行かなかったけど、ビデオが売り出されてすぐに入手、家族で見た作品。私は子どもたちよりもっと夢中になった。本当によくできた作品だと思う。何回も観たので、音楽も自ずと情景とともにすっかり覚えてしまった。全てとにかくお気に入り。大好き。

食事の下準備をして、娘を迎えに車を走らす。なかなか帰りたがらないので、「車に新しい音楽用意したよ。」と言うと支度がはかどった。車中で、「この音楽なんだかわかったら、ママのチューをプレゼントしてあげる。」と言ったら、ちょっと静かなわかりにくい部分を聴いただけで、見事正解。家について車から降りるとき、娘がほっぺを出してきた。チューをしてあげたら、嬉しそうに笑った。

木村弓の♪いつも何度でも、もいいけれど、やっぱり久石譲のこの音楽、すんごくいい。しばらく車の中はこれに決まり。そうそう、宮崎監督の次回作、「ハウルの動く城」は、こどもたちと観にいけたんだけど、何がすごいってキムタクの吹き替えに一番感動した。どうせ、へったくそに違いない、と思っていたら、なんのその、ハウルにぴったりのさわやか好青年だった。キムタク、恐るべし。(って終わりが別の映画になっちゃった~)それにしても、宮崎駿はすごいな。

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2005/06/23

『太陽の子』

沖縄戦終結から今日で、60年だそうである。20万もの人が、沖縄戦で亡くなった。いろいろな人に歌われて、森山良子さんがNHKのみんなの歌でヒットさせた♪さとうきび畑。その後昨年だったか、さんま主演でTBSのドラマにもなったので、この悲劇については知る人は多いはずだが、あの戦争で生き残った人たちの苦しみをはじめて私に伝えてくれたのは、『太陽の子』である。灰谷健次郎さんの小説で、私が読んだのは高校に入ってからだったか。だから20年以上前である。沖縄戦によって心を病んでしまった人が、主人公の女の子のお父さん。今は神戸で暮らす。

ここ数日、新聞やTVでも、いかに悲惨な戦争であったか、またその後を生きた人たちの苦しみを伝えている。60年といえば大昔のようだし、戦跡以外にはもう島はきれいに復元されて平和な営みを見せているので想像力がないとその悲しみを推し量ることは出来ない。けれども、忘れてはならないと思う。沖縄が本土を守るための捨石になったこと。そのために、兵隊だけでなく、多くの普通の沖縄の人が、逃げまどい、殺され、時には声をあげると米兵に気づかれるからとわが子をその手で殺したということを。

太陽の子

太陽の子
posted with 簡単リンクくん at 2005.10.16
灰谷 健次郎作 / 田畑 精一絵
理論社 (1980)
通常24時間以内に発送します。

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2005/06/22

遠くにありて想ふもの

今私が暮らしているのは自分が生まれた街であるが、懐かしいかといえばそうでもない。昔ながらの風景はどんどん壊されて、なんだか違う街のようだ。

私が懐かしく故郷のように思い出すのは、数年前まで子育てに励んでいたある都市である。日常のいろいろな場面で、その街の光景を思い出す。

水平線に浮かぶ島をぼんやり眺めた午後のこと、夏の盛りに下駄を買い子どもに履かせて銭湯に行ったこと、川沿いの散歩道をドレミの歌を歌いながら自転車を走らせたこと、露天で野菜を買ったこと、魚屋で魚を眺めたこと、海辺でやった磯遊び。今となってはもう経験できない、小さい子どもと共に過ごした大切なとき。胸をしめつけるように思い出すのは、そういう平和な過去のひとこま。

何よりも、異郷の私を支えてくれた多くの人たち。その人たちがあってこそ、今の私の平安がある。大切なその人たちと距離を越えて、今でも繋がりあっていたい。遠くにありて、そう想ふ。

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2005/06/21

♪いつも何度でも

紫陽花が目に鮮やかな色をして咲いている。それを見ていたら、映画「千と千尋の神隠し」に出てきた、花の咲き乱れる湯殿の庭を思い出した。あの映画、私はとても気に入っているので何度も見たが、登場人物だけでなく背景がこれまたとても緻密ですばらしいと思う。そして、目に焼きついているのが、あの花の庭。美しい。

♪いつも何度でも、も耳について離れない曲。詞もメロディーも不思議な歌声も、良いと思う。

昨日は仕事で、今日行くべきところに間違えて行ってしまった。帰りには反対方面の電車に乗り込んでしまった。日に二度も電車を乗り間違えるなんて。物思いにふけりたくなる。何で間違えたのか考えてみると、よく確認しない自分がいる。思い込んだ私がいる。人生を間違うときと、いかにも似ている。それがなんだか、苦い気持ちを思い出させるのだ。きっぱりと間違いを認めて、正しい行き先の電車に乗る潔さが欲しいところなのに。くよくよしたり、言い訳を考えたり。実に情けない。

弱い気持ちを捨てて、過ちに気づいたらすぐにやり直す。♪いつも何度でも。これでよし。いろいろ連想していたら、もう夜中。早くやすんで、明日に備えよう。さあ気持ちのよい明日の空気に心も身体も洗われて、新しい一日をはじめよう。

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2005/06/20

みことばカレンダー

子ども達の通っていた幼稚園で親しくしていたお母さんから、みことばだいすき、という日めくりカレンダーをいただいた。子ども向けのかわいい絵が気に入ったので、ずっと台所に貼っている。みことば、とは御言葉、と書く。聖書の言葉のことである。我が家では娘がこれを気に入っていて、頁をめくる係りをしてくれている。

その中で私が子どもたちによく唱えさせるみことばは、「求めよ、さらば与えられん」という有名なもの。カレンダーでは、「求めなさい。そうすればあたえられます。」となっている。新約聖書マタイによる福音書の7章7節だそうだ。聖書の中ではもっと深い意味があるのだけど、私の場合はものが見つからなくてイライラしているとき、この言葉をみんなで唱える。すると不思議と落ち着いてくるので、なかなかいいと思っている。失くしたものは一生懸命探しても、出てこないときは出てこないし、出てくるときは出てくるものだ。時に、何かに委ねる気持ちを覚えて欲しいと思う。何かとは、自分より大きなものであり、神様のような存在。もちろん神でもよい。目には見えないけれど、信じる気持ちは大切だと思う。謙虚さも学んでくれたらなと思う。

そういえば、ジャーナリストの櫻井よしこさんの本『何があっても大丈夫』が今、多くの人に読まれているという。これは、櫻井さんのお母さんの口癖だそうだが、いい教えだと思う。子どもが困難に出会ったときに、いつも「何があっても大丈夫」と見守ってくれる母がいたら、結果がどうであれ、どんなに励みになることか。きっとすばらしいお母様なのだろう。

さて、今日のカレンダーの聖句。「恐れるな。私はあなたと共にいる。たじろぐな、私があなたの神だから。」(旧約聖書:イザヤ書41章10節)

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2005/06/19

季節の色2

息子のアレルギー性鼻炎がなかなか治らない。ナタまめ茶が効くときいて、注文しようとしたが、一体どこの製品がよいのかわからない。そうこうしているうちに、今日買い物のとき、農家のおばさんが赤シソを売りに来ているのに会った。「これだ。」と思った。早速一束買う。シソジュースを作ろう。それにはクエン酸が要るので、薬局まで足を伸ばす。

帰りがけ、ささいなことで、息子と喧嘩。さっきまでのわくわくした気持ちがどこか遠くへ行ってしまったことに情けなくなる。どうも嫌な気持ちが抜けない。気分転換に、昨日借りてきたユーミンの『VIVA!6×7』を聴く。大分落ち着いてきた。♪恋の苦さとため息と、♪Invisible Strings、♪水槽のJelly Fish、♪霧の中の影、がいいと思った。

夕飯の前に、シソをきれいにあらって、ざるにあげた。食後、よし、と作業にかかる。シソをお湯で煮て煮汁のほうに砂糖をどっさりいれ、さあクエン酸だ。子ども達を呼んできて、一緒に入れる。わ~きれい!!鮮やかな赤い色に変わった。これが冷めれば、シソジュースのできあがり。今年は作ることが出来て良かった。息子の鼻に効けばもっと良い。

勢いで、庭でとれた梅の実でジュースを仕込み、真っ赤なユスラウメのジャムをつくり机の上に並べた。こうして季節の色に囲まれて、幸せな気持ちで日曜日が終わる。

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2005/06/18

♪HAPPY EVER AFTER

今日は土曜日。意外なくらいゆっくりのんびり過ごすことになった。普段子ども中心の生活を送っているのに、彼らはお出かけ。私は、映画を見ようか、買い物しようか、それからいろいろ考える。「Dear フランキー」は来週からだし、「ラヴェンダーの咲く庭で」はすぐには観られそうもない。大好きな、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの「50回目のファースト・キス」は初日で混雑必至。ということで映画館はあきらめて結局蔦屋に行ってみたが、借りたのは昨年11月発売のユーミンの最新作。今頃?それでもファンか、とお叱りを受けそうだが、聴かないで終わるよりはまし。

で、私の一日は終わってしまったかって?いえいえ、私は思い出したのだ。明日、友だちが引越しだったって。今頃、きっと荷造りで大変に違いない、差し入れを持っていこう。思案のあげく、天丼弁当を二つ持って、彼女のアパートを訪問。お~いつものように明るいお日様笑顔。どうして?どうして?人ってこんなに違うものなの!自分の場合、引越し前日となったら段取りやなにかで頭がいっぱいで、笑顔をつくる余裕すらないのに、彼女は違った。のんびりのんびり作業している。訊けば、引越し業者でなく、兄弟たちで力を合わせて荷物を運ぶのだそうだ。なるほど、身内なら緊張もしないし、融通もきくわけだ。人は窮地のときに試されるとよく言うが、本当だな。必要なときに必要な助け手に恵まれる。彼女はまさに、そういう人だ。

結局、陣中見舞いのつもりがおいしい手作りクッキーをお土産に持たされて、家路についた。つまらない土曜日が、楽しい土曜日になった。♪ HAPPY EVER AFTER.

※タイトルは、大好きなジュリア・フォーダムのナンバーから。

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2005/06/17

「Emma」

今朝は、職場まで自転車で行った。近くの緑道を通るとのんびり行けるので、そのコースを選ぶ。このひとときは、私には癒しの時間だ。犬の散歩の人や、同じように駅に向かう徒歩の人、ベンチに腰掛けている老人、いろんなひとが緑道に集まってくる。でも今日は、昨日までの雨のお陰でぬかるんでいて、すいすいはいかなかった。一番大きな道いっぱいの水溜りなんて、どうやって通り抜けるか。勢いよく走り抜けると、跳ね返しで服が汚れるから、慎重に速度をおとす。

そういえば、水溜りの前でひるまず馬車を前に進めたのは、映画の中のエマ(グィネス・パルトロウ)であった。大きな水溜りに結局ははまってしまってにっちもさっちもいかなくなったところを、白馬の王子様のようなユアン・マクレガーに助けられ心を奪われる。他人の恋のキューピット役ばかりしていたのに、今度は自分の番というわけだ。ライバルの出現で、心穏やかでいられなくなるエマの兄のような存在のジェレミー・ノーザム。ところが、ユアン・マクレガーは、表裏のある人間で…。

ジェーン・オースティンの小説では、悪いと思っていた人物が意外にも内容のある男だったり、こんな好男子がいるだろうかという登場人物が、ちゃらんぽらんな男だったりする。こういうストーリー展開は国を問わず、現在の映画やドラマでももちろん通用する。観客や読者をひきつけるポイントのようだ。

この映画をはじめ、オースティンの「いつか晴れた日に」、ドラマ「高慢と偏見」は私の大のお気に入り。一時期はすっかり主人公の気分に浸って、ダーシー様(コリン・ファース)にうっとりしていた。「ユー・ガット・メール」のメグ・ライアンと同じだ。そして「いつか…」と「高慢と偏見」に、美しく聡明で感受性の豊かな姉妹と愚かな母が出てくるところが、私には興味深いのだ。その心理描写にいちいち共感してしまう。これらのブームは私の中では去ってしまったけれど、今でもやはり、エマは好きだな。明るくて夢があるから。

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2005/06/16

季節の色

梅雨である。昨日も今日も冷たい雨だ。玄関先に、淡いピンクの紫陽花が咲いている。1軒先の曲がり角には、水色と紫色の紫陽花が、これまた美しく咲いている。そこだけ切り取って大切にとっておきたいような、平和な平和な風景である。

一方我が家の庭は、青葉でぐんぐん覆われてきた。池の端のてっぽうゆりが、気高く白い花を咲かせている。

耳にはことりのさえずり。朝の静かなひとときである。そういえば、何日か前、うちの庭で、うぐいすが鳴いた。だいぶ練習したのか、上手な鳴き声だった。緑道でも、遠くのほうで聞こえていたけど、こんな間近で聴こえると、なんだか幸せな気持ちになる。

こういう季節の色を愛でる心の余裕が、私の中にあることが、しみじみと嬉しい。

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2005/06/15

「おいしい生活」

私は食いしん坊である。おいしいものが頭から離れないことがある。

寒天パウダーを使ったフルーツゼリー。持ち寄りパーティーでめぐり合った味は、マスカットとパイナップルとオレンジ味。角砂糖のように綺麗に切って、それぞれ器に盛り付けたら大人気。さっぱりしていて、いくらでもいける。自分は葡萄ジュースで作ろうと思う。

自慢のスコーン。栗原はるみのレシピで日曜日に作った。春に友人からお土産でいただいたメイプルシロップを、焼きたてのスコーンにかけた。ケンタに出向かずとも、自分で作って食べられるって、最高。

ラタトゥイユ。夏野菜をニンニクとオリーブ油で炒め煮したもの。温かくてもおいしいが、冷やしたものもおいしいんだな、これが。

卵丼。子ども達の好物。グッチ裕三が紹介していたもの。たっぷりのごま油をフライパンでよく熱してから、甘い味付けをした卵をいれ、勇気をもって火をとめて、とろとろ半熟状態のままご飯にかける。時間が無い日はこれで決まり。

チャンプルー。おなじみ沖縄の味。ゴーヤーや豆腐などの炒め物。この頃これにはまっている。そういえば数日前ゴーヤーを二つに割ったら、いつもは白くて小さい種なのに真っ赤に育ったのが出てきて驚いた。熟れすぎていたのかな。実は食べられたけど。

ともかく私は、こんなものを食べては満足しているのです。まるまる。

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2005/06/14

『きんぎょがにげた』

息子とデパートの食料品売り場を歩いたら、和菓子屋があって、水羊羹とかくずきりとか、季節のものが並んでいて、ああ涼しげでいいな~と思った。いろんな創作菓子もある。そのひとつに、「金魚」というのがあった。透明なお水にみたてた寒天の中を、金魚(にみたてた?)が泳いでいる、ような。綺麗だけど、食べるのはどうかな、と思いつつ、印象に残った一品であった。

さあ夜になった。今日の絵本はなんだろう。子どもの選んだのは、五味太郎『きんぎょがにげた』。お~タイミングがいい。この絵本、言葉が少ないけど、決して小さい子むきではないとおもう。絵は好き嫌いがあるかもしれないが、私は好き。色使いも特徴的。赤い金魚が、金魚鉢から逃げて、あっちこっちのお部屋に行って、最後は仲間にめぐり合う、ちょっとほっとするおちがついている。二人の子どもは、なんだかいつのまにか笑ってしまう。同じ作者の『あそぼうよ』も二人は大好きなのだが、こちらのほうは大笑いしてしまう。

不思議な不思議な五味ワールドである。

きんぎょが にげた

五味 太郎作
福音館書店 (1982.8)
通常24時間以内に発送します。

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2005/06/13

♪さくらんぼの実る頃

本日は、さくらんぼのような山桜桃(ユスラウメ)を収穫した。

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山桜桃といえば、イ・ビョンホンの「我が心のオルガン」を思い出す。「JSA」や「オールイン」のような、男っぽい役柄ではなく、イ・ビョンホンが1960年代の韓国の、田舎の新任教師を演じた映画で、家庭が貧しかったために進学が遅れた少女と、一瞬心を通わすシーンに山桜桃が登場する。

隣のおばさんに、庭先にある山桜桃、とってくださらない?と物干しのところで声をかけられ、いいんですか~と大喜びでお手伝いすることになったのだが、私の気分はすっかり少女役のチョン・ドヨン。ざるに2杯とれたけど、口に含んでみると、小粒のさくらんぼのような味。おいしい~。運動会の代休で家にいた息子と二人、収穫のときを楽しんだ。

お昼ごはんを食べながらテレビをつけたら、今日は何の日、というコーナーをやっていた。今日は太宰治が玉川上水で心中した日だそうだ。ということは、今日は「桜桃忌」なのかしらん?まさに季節なんですな~。

※タイトルは、有名なシャンソンからとった。ユーミンではありません。

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2005/06/12

♪DOWNTOWN BOY

H君は、息子が3年続けて同じクラスになった男の子である。スポーツマンで元気がいいが、何につけユニークなわが子と気があって、ひよこのぬいぐるみのコレクションにつきあってくれている。よくうちにも遊びに来るけれど、帰宅時間をよく守るし挨拶が自分の言葉できちんとできるので、おうちの様子がうかがえて、母としても好感を持っていた。彼の家族は、近くの公団に住んでいる。

息子の通う小学校は、我が母校である。正確にいうと、私は小2の半ばまで通った。マンモス校で一学年8クラスもある学校だったので、分校ができて、私はそちらへ途中で移ったのである。だから、一年ちょっとしか通わなかったわけで、記憶は断片的にしかない。しかし、覚えているクラスメートが何人かいる。たとえばA君。彼は、入学式の後教室で初めて隣になった男の子だった。黒板の上に貼ってある五十音の表を、「あかさたなはまやらわいきし…」といきなり読み出したので、当時ひらがなを読むことも書くことも出来なかった私は面くらい、A君ってすごい!と憧れ交じりに思ったものだ。家に帰って、母に頼んで教えてもらい、数日後には「あかさたなはまやらわいきし…」を私もそらんじれるようになった。そのほかにM君は、少し離れた坂の途中に住んでいて元気のいい男の子だったが、なぜか私と誕生日が一緒だったので、とても不思議な気がしてこれまた顔までよく覚えている。女の子では、Mさん。焼き芋を買ってきて、家に呼んでくれたときに出してくれたことと、夏に蛍を見せに小川へ連れて行ってくれたことがあったな。その後みんながどうなったかは、学校がかわってしまったから全然わからない。新しい学校で一緒になった友達と、昔の学校の友達とでは、すっぱりと断ち切られた地域と時間のおかげで、すっかり縁が途絶えたままだった。

だけど、息子の学校には、両親のうちどちらかが地元出身という家庭がいくつかあるらしく、我が家を含めてときどき、昔の学校がどんなだったかおうちの人に聞いてきてください、なんていう宿題が出されると張り切る子が何人かいる。先に書いたH君もそのひとりであった。お父さんが昔この小学校に通っていたという。お母さんとは顔なじみなので、訊いてみたら、H君のお父さんはなんと私と同じ年だという。もしかしたら、同じクラス?でも8クラスもあったんだよ、いやまてよ、H君って名前、なんだか覚えがあるような……

そして昨日の運動会。家族が集まって応援している席で、またH君のお母さんに会ったら、やっぱりご夫君は私を覚えているという。同じクラスだったとか。そして終わり間近に、H君パパを連れて挨拶にこられた。これが、30数年ぶりの再会になった。H君は、A君やM君の仲間で、今でも付き合いがあるという。そういえば、名前だけだけど覚えていたのは、A君の仲間だったから私とも遊んでいたようだ。あちらは、はっきりと記憶があるようなので、こちらとしてはなんとも気恥ずかしかったのだけど、不思議な縁ってあるもので、なんとも嬉しい運動会になった。

電車通学の中学にあがってから、照れやいろんな感情が交じり合って、地元の友達とはすっかり疎遠になってしまい、それこそ♪よそいき顔ですれ違ったりしてそのままになっていることが、私の心のちょっとした痛みになっているのだけど、もっと昔の知り合いと再びめぐり合ったことで、自分が心を騒がせなくてもやり直せることって案外いろいろあるんではないかな、という気分になった。

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2005/06/11

お弁当

こちらは、泣き出しそうな空模様から、少しあかりがさしてきて、なんと運動会が予定通り行われるという。で、今からお弁当づくり。

まず、たらこのおむすび。たらこ、もちろん焼きます、私の場合は。でもどうやら、生のものがお気に入りの人もいるらしい。地方によっては、すじこおにぎりがコンビニで売ってたりするので(!!)。人や地域によっておむすびの具というのはいろいろあるのだ。

それから、ちくわの磯辺あげ。私の大好物なのである。油をつかうので、ついでに、コーンとかにかまぼこのミニ掻き揚げなんかも入れよう。これには、今食卓で育てている、人参の葉っぱを入れる予定。いつ料理に使おうか迷ってたもの。人参のへたをお水につけて観賞用にしていたんだけど、どんどん大きく育って、綺麗。食べられるの?とか、土に埋めたら人参ができるの?とか子どもたちに聞かれるんだけど、よくわかんな~い、って返事していたら、どうやら、てんぷらで食べられるらしいことが愛読の雑誌の記事で判明したので。お弁当に入れて喜ばせてあげよう。

かんかん照りだと、暑いし土ぼこりで運動会の応援は苦行であるが、こういう天気なら結構いいのかも。それにしても、梅雨時に運動会とは、あまりいいスケジュールとはいえませんな。開催がいつも微妙になっちゃうもの。では、今日もまた行って参りま~す。

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2005/06/10

♪TYPHOON

ようやくブログを立ち上げて一週間が過ぎようとしている。パソコンを買って一年余り。毎日開いて見ていた画面にブログという文字をみつけて、これで私もつくれるの?という出来心からこの間の週末に始めたのだが、試行錯誤の連続。題名もひらめきで決め、このデザインで決まり、と一段落。で、いつのように訪問する部屋に行ってみたら、おんなじデザイン。あら、いつのまにか、居心地の良い風景が目に焼きついていたみたい、と急遽変更したり、これでよし、と思って記事を載せてから誤字に気づいて訂正したり。正直言って仕組みがわかっていないことだらけでかなり不安がある。でも、文章を書くことは嫌いではないから、趣味が増えたと単純に喜ぶことにした。

ただし、毎日となると話のねたに困る。ここを開いてから、友人がヤクルトの古田選手のブログが面白いよ、と教えてくれたので早速行ってみたら、さすが古田、4月末に野球人生で一番痛い思いをした瞬間ですら、痛みに苦しみながら、これ・ブログのねたに使える、と思ったそうである。大笑いの楽しい話(悶絶)。興味のある方は行ってみて下さい。

これから仕事。外を見れば、♪曇り空。ぽちぽちと雨もふってきた。台風 が近づいているらしい。明日は息子の運動会。ソーラン節を一生懸命練習しているのに、この天気じゃあどうなることやら。甥も組み体操を裸足でやるって言ってたし。土曜がだめなら日曜になる予定だけど、台風の進路しだいか。

こんな調子でぼちぼちやっているけれど、寝不足だけには注意しないと。不機嫌になって家族にあたってしまったり、仕事中眠気と戦わなくてはならないから。

それでは今から、行ってきま~す。

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2005/06/09

パイナップルミント

ガーデニングブームで、ハーブに詳しい人も多いと思うが、私はパイナップルミントを育てている。花屋の店先で、綺麗に斑が入ったその葉を見て、すいよせられるように買ってしまったのが2年前。以来、ほうっておいてもどんどん育つ。

ハーブの繁殖力の強さは以前から聞いていたけど、本当だ。冬は枯れてしまって、あ~おうちに入れてあげるんだった!と後悔しきり。でも、春になったらまたまたちいさな新芽が出てきて、夏を前に今では真っ盛りで元気に葉を上へ上へと伸ばしている。

娘の誕生祝いにケーキを焼いたので、飾りに使った。チョコレートケーキに、たっぷりの生クリームとフルーツにミント。いいでしょう。とっても綺麗 & おいしかった。

これからも、目を和ませるだけでなく、ミントティーで楽しませてもらおう。ほんのりパイナップルのような気持ちの落ち着く香りが、とってもいいから。

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2005/06/08

♪まぶしい草野球

私がユーミンの歌声を初めて聴いたのは、テレビのCMであった。確か、不二家のソフトエクレアだったよな。なんだか不思議な声のひとだな~って思ったのを、今でもよく記憶している。そしてその曲が、♪まぶしい草野球であったとわかったのは、ずっとずっとあとになってからのことだった。

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「紅雀」。なんと、この人は美人なのかそうじゃないのか?と思い、聴こうかどうしようか迷っていたら、友達も聴いている様子。なんだか大人になれるような、そんな気がして、聴いてみた。サークルの先輩は、パールピアスを聴いているという。これも、聴いてみた。そうやってユーミンがどんどんお気に入りになっていた。当時、呉田軽穂という名前で、アイドルなどに曲を提供していたこともあり、そっちの方面でも好きな曲が次々と生まれた。♪瞳はダイアモンドは、特に大好きだったな~。

さて、話は♪まぶしい草野球にもどるけれど、私は、この曲の最初の草野球をしている人たちのざわめきの部分が大好きである。こういう、風に乗って聞こえてくる、人々の息遣い、こういう音に私は弱い。昔、少女だったころ、夏休みとかに昼寝をしていると、小学校のチャイムの音や、バイクが走り去る音、犬のほえる声、人が連れ立って歩く音……が聞こえてきて、平和だな~ってうっとりと昼下がりを過ごしたのを思い出すのだ。

平和な平和な誰にも邪魔されたくないとき~そういう安心を私に思い出させてくれる。だから♪まぶしい草野球は、大好き。

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2005/06/07

絵本の力

絵本の力は、一人で眺めているときよりも、読み聞かせでこそ発揮されると思う。相手が一人の子どもなら、やはり膝の上にのせて一緒に見るのがいいだろう。でも、子どもが二人以上だったら、ねっころがるか、紙芝居のように対面になるか、方法は様々になる。さて、ひとたび声に出して絵本を読み始めると、そこに絵本の世界が広がる。絵は聞き手のこころをひきつけて、言葉は読み手の声に乗って物語へと私たちをいざなう。

私はかれこれ10年以上育児をしているが、何かいつも「よいもの」とつながっていたいと願ってきた。「よいもの」とつながっていることで、私が「安心」し、「安心」は子どもに伝わる。その「よいもの」とは、信仰であったり、美しいものであったり、正しいものであったりするけれど、その中で最もよいもののひとつが、絵本であった。

絵本は楽しい。そして読み聞かせは、感動を共有できる。こんなによいものが、他にあるだろうか。そして、幾度親子のピンチを絵本が救ってくれたことだろう。絵本の力に子どもを委ねることで、今日までなんとかやってこれたといってもいいくらいである。

今日で6歳になった娘が朝フトンの中でこう訊いてきた。       「ママも絵本好き?」

だから私はこう答えた。「もちろん、ママも大好きよ。」

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2005/06/06

絵本とわたし

最近、絵本の読み聞かせがさかんである。私自身はどうだったかというと、小さい頃母が子だくさんでいそがしかったせいか、絵本は家にはあるが大人が読んでくれるものではなかった。だから、絵本の楽しみなんて全然わからないまま大人になった。大学生になって、授業のために初めて自分で絵本を買ったけど、別にたいした感動もなくそのまま時は過ぎ、子育てへと突入した。

子育てって、むずかしいことはない、自分がしてもらったようにすればいいだけなのよなんていうアドバイスが通用するのは、昔のこと、か、普通に育ったヒトの話。私の場合は、なんというか、書きづらいけれども、母の愛情をあまり感じない幼少期であったので、子育ては本当に、とっても難しい作業であった(ある)。

だから私は、自分でどうしていいのかわからないので、これなら絶対間違いないというものにすがった。それは、『婦人之友』という雑誌を出している婦人之友社の育児日記である。これを長男が3歳になるまで、ほぼ毎日書き続けた。成長の過程にあわせて、的確なアドバイスがページごとに記されているので本当に役に立った。これを毎日書くことで、私は安心したかったのかもしれない。ちゃんと育児できているよって。他人に見せると必ずびっくりされるほど細かく記録してあって、これは私の大切な宝物になっているのだが、こうして育児している最中に私の大きな支えになってくれたのが、絵本だった。

絵本の読み聞かせは、子どもが二人に増えた今、毎晩のお休み前の、大切な私たち家族の時間になっている。(続く~)

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2005/06/05

「存在の耐えられない軽さ」「ことの終わり」

まだ下の子どもが小さくて、子育て真っ最中だったころは、好きな映画だって、ドラマだって、滅多に見られなかったのだが、夏休みに里帰りしたときに、夜中に起きて何気なくテレビをつけたらBS2でやっていたのがこの映画だった。

「存在の耐えられない軽さ」(1988.米)。私は、これで、映画にはまった。すばらしい映画、心に残る映画だと思った。にかく、ダニエル・デイ・ルイスがすばらしくて圧倒される。ラストの、白い服のジュリエット・ビノシュとまるでダンスの続きのように階段を上がる姿が、なんだか忘れられない。こんな幸福が二人には待っていたのか。      そして……。

何しろ長いし、歴史問題がからむから、難しい。一言でいえばひとりの男とふたりの女のドラマであるが、ただの恋愛映画と片付けられない奥深い映画。余韻が残る名作である~。

同じく、階段をあがっていくシーンが印象的なのが「ことの終わり」(1999.米/英)。これは、その後有線で映画専門チャンネルを契約して夜中にちょっとずつ映画を見ていた頃に出会った。主演のジュリアン・ムーアが美しくて。秀逸。たんなる不倫物かと思いきや、崇高なテーマ~祈りとか、願いとか、掘り下げて考えさせる、美しい映画だと思う。そして、優しい映画である。あっと驚くどんでん返しが、私には個人的にぐっとくるものがあり、忘れられない一作となった。階段のシーンはこの作品では最初の方なんですけどね、なんだか脳裏に残ってしまって。カメラワークがなんともいえなくって。

とういうことで、これからも私が出会った映画やドラマ、音楽や本のなかから、思い出深いものを少しずつ紹介していこうと思う。

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2005/06/04

ようこそ私の時間へ

私は、ユーミンが大好きだった。今でも好きだが、最近の曲はあまり知らないし、コンサートも10年くらいはご無沙汰しているので、一応過去形にしておこう。

ブログのタイトルは、「パールピアス」の最初の曲、「ようこそ輝く時間へ」をイメージしたものである。

「私の時間」って、主婦にはあるようで、ない。ありあまるほど独身時代にはあった「自由」も、あるようでない。昔恩師が、受験勉強をする生徒達に言っていたっけ。時間は宝石みたいなもので、大切にしないと流れていってしまうけれど、小さな小さな時間でも、大切に集めていけば輝いて宝物になるって。だから、、時間を無駄にはしないでねって。

いま、子育てしながら働いている私は、少しずつこういう宝物の時間をみつけることができるようになってきた。そして私は、過ぎていってしまう一日一日を記録に残して、共感できる仲間をふやしたり自分を豊かにしていけたら、という願いをこめてこのブログをたちあげた。

初心者なので戸惑いながらだが、小さな時をつなぎ合わせて、輝く時間を作っていけたらいいなと思う。

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