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「Emma」

今朝は、職場まで自転車で行った。近くの緑道を通るとのんびり行けるので、そのコースを選ぶ。このひとときは、私には癒しの時間だ。犬の散歩の人や、同じように駅に向かう徒歩の人、ベンチに腰掛けている老人、いろんなひとが緑道に集まってくる。でも今日は、昨日までの雨のお陰でぬかるんでいて、すいすいはいかなかった。一番大きな道いっぱいの水溜りなんて、どうやって通り抜けるか。勢いよく走り抜けると、跳ね返しで服が汚れるから、慎重に速度をおとす。

そういえば、水溜りの前でひるまず馬車を前に進めたのは、映画の中のエマ(グィネス・パルトロウ)であった。大きな水溜りに結局ははまってしまってにっちもさっちもいかなくなったところを、白馬の王子様のようなユアン・マクレガーに助けられ心を奪われる。他人の恋のキューピット役ばかりしていたのに、今度は自分の番というわけだ。ライバルの出現で、心穏やかでいられなくなるエマの兄のような存在のジェレミー・ノーザム。ところが、ユアン・マクレガーは、表裏のある人間で…。

ジェーン・オースティンの小説では、悪いと思っていた人物が意外にも内容のある男だったり、こんな好男子がいるだろうかという登場人物が、ちゃらんぽらんな男だったりする。こういうストーリー展開は国を問わず、現在の映画やドラマでももちろん通用する。観客や読者をひきつけるポイントのようだ。

この映画をはじめ、オースティンの「いつか晴れた日に」、ドラマ「高慢と偏見」は私の大のお気に入り。一時期はすっかり主人公の気分に浸って、ダーシー様(コリン・ファース)にうっとりしていた。「ユー・ガット・メール」のメグ・ライアンと同じだ。そして「いつか…」と「高慢と偏見」に、美しく聡明で感受性の豊かな姉妹と愚かな母が出てくるところが、私には興味深いのだ。その心理描写にいちいち共感してしまう。これらのブームは私の中では去ってしまったけれど、今でもやはり、エマは好きだな。明るくて夢があるから。

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コメント

ののかさん、TBありがとうございます。
私のほうは「高慢と偏見」の記事の方があっているように思いましたので、そちらをTBさせていただきました。
私は「エマ」は、一度見たのですが、あまり記憶になくて…。
ジェーン・オースティンは人気のある作家ですよね。女性の心理描写が巧みだと思います。

投稿: ミント | 2005/08/04 10:19

ミントさん、TBありがとうございます。ジェーン・オースティン私好きでした。私は「高慢と偏見」の吹き替え版を見てないのですけど、小山さんって、ERのロス先生のあの小山さんですか?
ERこのごろ見なくなっちゃったなあ。ずっとずっと見続けていたのに、韓流の嵐が私にやってきたときから縁がなくなってしまいました。と話がそれました。
ところで、エリザベスって渡辺えり子に似ていると思ったことありませんか?

投稿: ののか | 2005/08/04 17:01

ののかさん、エリザベスが渡辺えり子似というのは、え~?と一瞬思いましたが、
そういわれれば、そうかもしれませんね。
実は、ずっと誰かに似ていると思っていたんです(笑)。
小山さんは、ロス先生の声の小山さんです。
私は「騎馬警官」というドラマで、大のお気に入りになりました(^^)。
ののかさんの「韓流の嵐」と同じかもしれませんね。

投稿: ミント | 2005/08/05 08:58

ミントさん、「騎馬警官」にはまっているのですね。私は残念ながら、見た事が無いです。
昔、「ドクタークイーン」っていうの放送していたことご存知ですか?今は亡き、氾文雀が吹き替えしていました。西部の女医者の話で、とっても面白かったです。海外ドラマ、題名が地味でも面白かったりするので、また余裕が出たら見てみたいです。

投稿: ののか | 2005/08/05 17:20

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「高慢と偏見」  (1995年イギリスBBC・ドラマ) ジェーン・オースティン原作の「高慢と偏見」を忠実にドラマ化した作品。 本国でもヒットし、日本でも人気の高かったドラマで、1998年にNHKで放送されてから何度も放送されている。 私ははじめてシネフィル・イマジカの放送で見ることができた。 19世紀のイギリスはこんな風だったんだろうなあ、と想像できるセットや衣装、建物、緑豊かな自然、すべてが本格的で、内容も人間洞察に長けていて、さすがに素晴らしいドラマだと思った。 原作者のジ... [続きを読む]

受信: 2005/08/04 09:44

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