麻婆豆腐
今日のうちの夕飯は、麻婆豆腐。うちでごはんを食べる人たちは好き嫌いが多いのだが、これは全員大好き。麻婆豆腐といえば、昔中国の四川省の成都に行ったとき、まさしく本場物を食べたことがある。しかし、どうしても一口以上は箸がすすまなかった。何しろ、色が真っ赤を通り越して黒に近かったのである。豆板醤もここまで本物になると、本当はおいしいのだろうが、二十歳そこそこのまだ舌が出来上がっていない頃の私は受け付けなかった。今もう一度挑戦してみたいものだ。
麻婆豆腐の食べ方は、なんといっても、マーボー丼。ご飯にのっけるとおいしいと思う。高校三年で受験勉強にあけくれていたころに某有名大学に通っていた兄が、大学そばのサークルいきつけの食堂に連れて行ってくれたことがある。気合をいれようとしたのだろうが、そこにはスタミナライスという看板メニューがあり、辛い麻婆豆腐をのせたライスの上に、ゆで卵がのっていた。あ~こういうのを食べにこられるように、ここの大学に入りたい!と思ったけど、夢は夢で終わってしまった。今でもあの食堂はあるのだろうか。
うちにはまだおちびさんがいるので、豆板醤は控えめにした麻婆豆腐。今日も売れ行きはいいのだろうな。因みに、あとは、切り干し大根のベーコンいため煮(袋に書いてあったとおりに作ったらとてもおいしいのでびっくり)、蕪の味噌汁。熟れたトマト、など、ちょっと手抜きだけど、まあ栄養面はOK。食後のシソジュースもあるし。シソジュース、我が家では評判いいので、そろそろなくなることだし第二弾をつくろう。今日もシソジュース!!とリクエストしてくれる甥の顔がたまらなくいいから、サービス。
ということで、いい加減支度しなければ…。
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コメント
娘はなぜか、スティックきゅうりに夢中で、あまりマーボちゃんを食べなかった。他の人は、もっと辛いほうがいい、というし。豆板醤をもう少し入れて作ればよかったと反省!
投稿: ののか | 2005/06/30 20:22
こんばんわ、のの母さん。(笑)
うっとこは「麻婆」ならぬ「麻母」湯葉豆腐でしたわ。豆腐に汲み上げ湯葉を加えてこしらえます。
味噌は赤の(こちらでは厳密にはさくら味噌です)田楽味噌に鶏そぼろと、実山椒の叩いたものを混ぜて湯煎にかけて作りおきしています。これを熱くして鍋の中で合せずに、丼がいい人は飯にのせて、好みに応じて自在に変えられます。
辛みはラー油と茗荷のみじん切りで足してます。
あとスティック野菜も、ディップをこしらえておくと子たちは喜んでたくさん食べますよ。前振りに「ピータ−ラビット」なんか読んであげておくと、もうそれはすごいことになりますよ。
明日から7月。お身体気を付けて。では、また。
投稿: sada | 2005/06/30 23:36
お~のの母さん、いいネーミングです。気に入りました(笑)。それにしても、sadaさんの食卓は、なんとおいしそうなものが並ぶのでしょう。まさに美食の大人の食卓、憧れます!それから、スティック野菜にピーターラビットですか~これはいいアイディアですね。実行してみます。またお越しくださいませ。
投稿: ののか | 2005/07/01 01:48