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2005/06/29

『ノアのはこ船』

ピーター・スピアーの『雨、あめ』を借りようと図書館へ行ったが、季節柄貸し出し中。仕方ないので、同じ作者の『ノアのはこ船』を借りてきた。いつかどこかで、お薦め絵本になっていたのを知っていたので、以前から興味があった。

昨日はむんむん暑い晴れた一日だったが、夜はこの本を読んだ。

はじまりはじまり。まず大洪水のようすが、最初にえんえんと語られる。その詩的ですばらしいこと。大きなはこ船と、たくさんの動物達が、それからずっと絵だけで語られてゆく。大地を覆った水。漂う船。そのなかで生きる生き物達。やがて雨は降るのをやめ、ノアは大地が水から顔を出したかどうか、カラスやはとを船から放って調べる。やがて喜びのとき。下船。大きな虹が最後に描かれるかと思ったけど、そうではなくて喜び勇んで下船する動物達の様子で終わった。

今日は昨日と打って変わって、しとしと雨。梅雨らしい一日になりそうだ。

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