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「星になった少年」

息子を誘って、柳楽優弥主演「星になった少年」を観てきた。題名のとおり、最後には主人公が死んでしまうので、息子は感動して隣の席で泣いていた。こんな姿をはじめて見た。いい映画を観て泣く~この夏、いい体験をまたひとつしたようである。

ストーリー。動物プロダクションを営む家庭で育った主人公哲夢は、中学生だが学校で「動物臭い」といって仲間はずれにされている。家にはペリカン、チンパンジー、犬、馬、ヤギなどなどいろんな動物がいて、学校から帰ると彼はその世話をしている。生活は楽ではない。ある日、母親が念願の象を手に入れる。主人公は象の気持ちがよくわかる。象の魅力に取り付かれた哲夢にサファリパークのおじさんが、タイには象使いを養成する学校があると話す。若くないと象使いになれないと聞いて、主人公はタイに行くことを決心。最初は反対していた母も結局は応援してくれることになる。

タイでは苦労の連続。なかなか小象は主人公になじまない。しかし苦労の末ついに彼は象の気持ちをつかむことができる。一年半後立派に成長して帰国した彼を待っていたのは…?

キャストのうち、柳楽がとにかくよい。それからタイの象学校の校長先生、とってもよかった。父親役の高橋克実はミスキャスト。誰だったらよかったかといろいろ考えたけど、勝野洋なんかよかったんじゃないかなと思う。母親役の常盤貴子もちょっと若すぎる。動物が好きでたまらないとは思えない。その軽さを補うのが、常盤の母役の倍賞美津子。とてもよかった。全体を流れる坂本龍一の音楽が出色。やっぱり才能ですね。音楽のお陰で、映画全体に厚みが出たと思う。タイの風景もすばらしい。行ってみたいなと思った。

象って本当に、優しい目をしている。柳楽優弥の目も印象的。星になった哲夢の人生。実話だけに胸にしみる映画だった。

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コメント

こんばんわ、ののかさん。
私もお盆が明けると観に行こうかと考えています。ノベライズされたものは一応眼を通してありますから、スクリーンからあらためて感じ入りたいものです。

投稿: sada | 2005/08/10 23:05

sadakichiさん、おはようございます。

この少年のお母さんが書いた本が原作です。
ネタバレを書いてしまいましたが、内容をご存知でいらしたようで、安心しました。ご覧になったら、どうぞ感想をきかせてください。

私は音楽が今でも耳に残っています。

投稿: ののか | 2005/08/11 07:02

yuzukiさん、ご訪問ありがとうございます。
ゆっさゆっさと象の背中で揺られてみたいけど、テツのように落とされたら、と思うと、ちょっと命がけ。
でも、象使いに訓練された象ならそんなことありえないのでしょうね。

投稿: ののか | 2005/08/11 14:01

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» 残された家族の生き方を考えた◆『星になった少年』 [桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」]
6月19日(日)試写会(TOHOシネマズ木曽川)にて どれくらい前のことだったかよく覚えていないが、「日本人で初めてタイに渡って象使いの勉強をし、象の楽園を作ることを夢見て亡くなっていった青年」のドキュメンタリー番組を観たことがあった。 これは「観た」というう... [続きを読む]

受信: 2005/08/14 01:17

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