« いわいめでたや・おもしろや | トップページ | 「星になった少年」 »

おにぎり

4年生の息子と一緒に、山谷の炊き出しに行って来た。ほんの2時間あまりの小さなボランティアであるが、これも社会体験と思って参加した。最初は電車で行こうと思ったが、車を出すわと知り合いが言ってくださり、高速を飛ばして行くことになった。目指すはほしのいえ。手書きで頂いていた地図の住所が全然違ったので、迷いに迷った。でもなんとか到着。

時刻は午後1時をまわっていて、すでにおにぎり作りははじまっていた。ほしのいえを拠点としたほしくずの会は、毎週火曜日午後5時から600あまりのおにぎりを労働者の皆さんに配るため、おにぎり作りをしている。軍手に調理用のビニール手袋をはめ、分業しながらわきあいあいとおにぎりをつくる。息子も張り切っていたが、ご飯の熱さと部屋の中の暑さのため、元気なおしゃべりはだんだん聞こえなくなる。ふと見ると、水道の水で手を冷やしている。私は運転手をしてくれた教会の婦人会の会長さんとともに、炊き出しのお味噌汁の具を刻む。油揚げと大根、長ネギ、わかめを、細かく細かく刻む。おにぎりを食べる人たちが箸を使わずに飲むので、小さければ小さいほど飲み干しやすいということ。

170グラムのご飯をお椀によそってくれるのは、労働者のおじさん。それに梅干と鰹節を混ぜた具をのせて、係りの人が丸くにぎる。塩味は忘れてはいけない。きっちり塩を手につけてにぎる。最後にお相撲さんのまわしのように海苔をひとまきしてできあがり。ラップに包んで、発泡スチロールの箱に順々に入れていく。息子はやがてグロッキー。部屋の隅でエプロンと三角巾を脱いでたたんで、椅子に座ってたまごっちをいじっている。もう、体力無いんだから!!でも、ここまでの道中も、一時間半だったしな。大人の私も、大分疲れた。3時。目標の630個を超えてもまだご飯があまっているので、あと少し、といって作業は続く。私たちは夕方の娘の保育園のお迎えもあるので、その時刻で失礼した。

正直、のどが渇いたので、ちょっとお店に寄って冷たいものを何杯か胃袋へ流し込む。やっとどうにか生き返る。あれは大変だ。毎週毎週やっている人たちは、偉いものだと思う。今度はもう少し近いところで、同じような奉仕があればやってみようと思う。世の中にはいろいろな人がいる。そのことを息子に知ってもらいたい、夏休みのひとつの思い付きであった。

« いわいめでたや・おもしろや | トップページ | 「星になった少年」 »

コメント

ののかさん、ボランティアお疲れ様です。
息子さんも偉いですね。この暑さの中での作業は大変でしたでしょう。
息子さんにとっては、とてもいい社会勉強になりますね。

ののかさんの子育てを拝見していると、私自身がとても恥ずかしくなります。
もう子育てには遅すぎですからねえ(^^;)。

投稿: ミント | 2005/08/09 20:44

ミントさん、おはようございます。私ちょうどそんな話があったので、のっただけで、別に立派な子育てをしているのではないですよ~。

ただ、私は核家族で育ち、外の社会と遮断されたような子ども時代だったことが不可抗力とはいえ自分で悔やまれるので、自分の子どもたちには出来る限り、社会とかかわりを持って欲しいと思っています。

私もミントさんのように、子育てを振り返る日が来るはずなんですけど、真っ最中だと夢中でまだ全然余裕ないです(~o~)

投稿: ののか | 2005/08/10 07:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113001/5379554

この記事へのトラックバック一覧です: おにぎり:

« いわいめでたや・おもしろや | トップページ | 「星になった少年」 »