砂場にて
うちの6歳の娘には、親友がいる。相手は3歳上のおねえちゃんなのだが、二人はとても気が合う。教会の牧師さんの娘さんなので、日曜ごとに教会で二人は会って、毎回のように意気投合し、楽しく遊ぶ。
今日二人が熱中したのは、砂場遊び。隣にはもうすぐ収穫する育児サークルのさつま芋畑があり、そこから湧いてくる縞々のやぶ蚊にさされながら、飽きずに砂いじりする二人。
「は~い、ピザのお届けですよ!」「は~い、今度はチョコレートケーキですよ!」と楽しそうに親のほうにやってくる。もう帰ろうね、と声をかけても一向に終わらない遊び。しまいには「きゃ~!!」と大騒ぎ。何事かと思ったら、この長雨で栄養が十分だったのか、材木の隙間からにょっきり大きなきのこが生えていた。
こういうたわいもない時間が、後から考えるとぴかぴか輝く宝物になるのだろう。ひとつひとつは思い出せないようなことの積み重ねでも、一緒に過ごしたこの時間の重み。子どもっていいなあ、とうらやましい気持ちになった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
遊んだ内容よりも遊んだという時間大切なんですよね・・ののかさん、こーいう出来事を思春期の頃や大人になってからでもいいですけれど振り返って子供に聞かせると大人ぶった返事が返ってくると思います。あたしは時々やってますが、娘の返事は「ヤだ、あたしこんな恥かしいことしてたの・」だけどそんなことを友人達との話題にして楽しんでるようですよ。息子はテレかくしで一言「知らん」遊びの想い出は、こどもにとっては、ののかさんおっしゃるように宝物の山・・覚えてないことを聞くこどもの顔がピカピカします・・あたしにはそっちのほうがどんな宝よりも輝いててうれしいです・★
投稿: 翔子 | 2005/10/31 12:47
翔子さん、こんばんは。お久しぶりです~。子どもの話のときにコメントをいつもいただけるので、嬉しいです(*^。^*)。
>こーいう出来事を思春期の頃や大人になってからでもいいですけれど振り返って子供に聞かせると大人ぶった返事が返ってくると思います。
おお、なるほど。そういう楽しみ方があるのですね。しっかり記録しておいて、のちのちやってみたいと思います。
>こどもの顔がピカピカします・
うわ~、楽しみです!!
投稿: ののか | 2005/10/31 20:23