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2005/11/05

金子みすヾのこと

先日、金子みすヾの生涯についての本を読んだ。数年前に、映画やドラマになったものの資料になったと思われる本だ。童謡詩人金子みすゞの生涯 。やさしい言葉で果てしなく広がる宇宙のような詩を作り出した詩人が、女性としては不遇で、最後には幼い子どもを信用の出来ない夫にとられたくないばかりに抗議の自殺をしたことに、こころをいためた。

まざあぐうすさんの愛読書である、三宮麻由子さんの岩波ジュニア新書目を閉じて心開いてを読んだばかりだったので、魂の自由とか永遠とかそういう言葉がこの2.3日、頭から離れない。金子みすヾは、芥川龍之介が死んだ昭和2年の3年後に自殺している。芥川がその時代に感じていた漠然とした不安とは別に、みすヾは時代ゆえに権利を主張できず死を選ぶしかなかったのだが、魂は最後には自由を感じていたのではないか、と思ったりしている。

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コメント

 ののかさん、トラックバックとコメントをありがとうございました。レスが遅れてごめんなさい。

 金子みすゞさんの本もいつかゆっくり読んでみたいなと思っています。

 ところで山猫編集長さんがご紹介なさっていた三宮さんの絵本のタイトルを教えていただけますか?
 【号外】やまねこ新聞社を探してみましたが、見当たりませんでした。よろしくお願いします。

投稿: まざあぐうす | 2006/05/11 19:34

まざあぐうすさん、おはようございます。
三宮さんの絵本は、【号外】山猫新聞社の【165】の記事で、紹介されています。
ちいさなかがくのとも06月号ということで、今なら本屋さんに並んでいます。
こどもたちも、ほう~っと驚くような、素敵な音の世界が広がっていますよ…。
コメント&トラックバックありがとうございました。

投稿: ののか | 2006/05/12 07:17

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» 命は永遠に清らかで無傷です [ハンナの祈り]
 質問:「もし、目が見えなくなったらどうしたらよいでしょうか。どんな気持ちを持っ [続きを読む]

受信: 2006/05/11 19:44

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