金魚を救え!
昨日の夜、あと15分で10時というときになって、息子が「今日学校で金魚が一匹死んだ。」と言い出す。息子はいままで、動物を飼ったことがないのであるが、4年生になって張り切って生き物係になり、今はリーダーとして金魚の世話に余念がない。授業参観のときに教室に行ったら、小さな水槽に金魚が9匹も、それも大きく育ったのが泳いでいて、気の毒になった。よくあんな狭さで生きているなあ、と教室を訪れるたびに思った。ところが、どういうわけか昨日の朝、一匹が死んで浮いていたというのだ。息子はショックだったらしい。先生と生き物係の仲間で、学校の隅にお墓をつくって埋めたということ。
息子の気がかりは、どうして金魚が死んだか?ということ。先生は、トイレのシャボネットを誰かがいれたのでは、と話していたらしい。だとしたら、水を入れ替えなければ全部死んでしまうのではないか?モーターの調子もおかしかった。だから息子は率先して掃除をしたのだが、なかに金魚のひれなどが詰まっていて壊れているらしいという。そこで彼が夜寝る間際に思いついたのは、カルキ抜きのクスリを買ってきて、水の交換を明日になってすぐ行えば、他の金魚は安全だ!という考えだった。
「ママ、今から買いに行って!カルキ抜き。」「今から?」ということで、私は疲れて夕方には車を車庫でこすってしまったくらいなのに、もう一度車を飛ばすことになったのである。結果は、閉店間際でペットショップのあるお店には残念ながら入ることは出来ず、もうひとつ立ち寄った店にも、金魚のえさしか置いてなかった…。なんとか無事に家にたどりついたら、息子は妹のお世話をしてお布団にもぐりこみ、眠い目をこすって私の帰りを待っていた。「ごめんね、買えなかったよ~。」「………」
さて、今日手ぶらで学校へ行って、果たして残りの金魚は生きているか?一体彼はどうするのか?興味はいっぱい。いろいろ忙しい彼が、そうして生き物のことを一生懸命心配している様子に、なんだか心打たれた出来事であった。
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コメント
ののかさん、こんにちは!
金魚たち心配ですね。
しかし「カルキ抜き」を考え出した息子さん、
凄いですね!
生き物の事は詳しくありませんので、
良い助言は出来ませんが、
金魚たちが無事である事を祈ってます。
投稿: かおちゃん | 2006/03/15 11:59
かおちゃんへ。
ご心配ありがとうございます。
お陰さまで、今日一日は金魚たち
無事だったそうです。よかった~。
夕方に、息子とカルキ抜き、無事に買って来れました。明日水を換えるそうです。
明日も無事だといいなあ~。
投稿: ののか | 2006/03/15 18:36
ののかさん、こんばんわ。
これからの時季は水換えを慎重に、、。
前の日に「麦飯石」やカルキ抜きで水を馴らしておくと、魚たちにも優しいようです。
生き物の面倒をみるのは、金魚も人間もたいへんですネ。
投稿: sada | 2006/03/15 22:17
sadakichiさん、
おかげさまで水の取替えは大成功、モーターも直ったそうです。
そうそう、汲み置きするのが一番いいんですよね~…。
人口過密なのが、非常に問題な気はしますけど、春休みまで元気に金魚さんたち生きてくれそうです。
>生き物の面倒をみるのは、金魚も人間もたいへんですネ
本当にそうですね~。
投稿: ののか | 2006/03/16 22:06