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2006/06/18

♪フィンランディア

今日は私の通う教会に、フィンランドの青年たちの訪問があった。お昼は、みんなで持ち寄りのお食事会。わたしは映画「かもめ食堂」の影響で、私の作るのはやっぱりおにぎりと決めていたので(シナモンロールは見送り…)、おかかと梅干のおにぎりにしたのだが、フィンランドに行ったことのあるご婦人のジンジャーブレッドや、心づくしの料理が並ぶ食卓は、大変あたたかく心がこもっていて和やかだった。青年たちは大喜びしてくださり、フィンランド談義に花が咲いた。司会者が、「フィンランドといって思い浮かべるのは?」と尋ねると、「サウナ」「白夜」「ムーミン」「作曲家のシベリウス」「F1」「キシリトール」「夏至祭」「森と湖」などなど、皆さんよくご存知で声が上がった。私は歓談の時間に、英語を話せる人に手伝ってもらって、「かもめ食堂」が9月には首都のヘルシンキで公開されるから見てくださいと、パンフレット片手に説明し、喜んでもらえたので満足だった。

フィンランドの青年のために、と歌った賛美歌は、ルーテル教会の教会讃美歌の166番だったけれど、私はやっぱりフィンランドといえば、シベリウスのフィンランディアをベースにした、日本キリスト教団の讃美歌の298番「やすかれわがこころよ」がまず頭に思い浮かぶ。大変好きな賛美歌である。

家に帰って、讃美歌をひらき、他に私が好きなものは?と考えてみる。512番の「わがたましいのしたいまつる…」というThe Lily of the Valleysや、第2編の1番「こころを高くあげよう」、157番「この世のなみかぜさわぎ」…アイルランド民謡のLONDONDERRYをベースにした美しい讃美歌である…などがある。病気で入院していたときに、よく歌った歌ばかりだ。できれば葬式で、私の愛唱讃美歌として歌って欲しいと思ったりする。

話はそれたが、映画を観たり純粋な青年たちに会ったりして、私はフィンランドにも、いつか出かけてみたいなあと思うようになった。韓国にも行きたいなと思っているが、体力のあるうちに、遠い国の方からぜひ、と思ったりする。飛行機に乗って、白夜の国へ…。もうすぐ夏至。いったいフィンランドの夏は、どのように自然豊かで美しいのか、この目と身体で感じてみたい。

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コメント

素敵な食事会だったようですね^-^

>心づくしの料理が並ぶ食卓は、大変あたたかく心がこもっていて和やかだった。

私の方は「和やか」というか小学生の子供達の
カラオケでスゴイ事になってましたが、
心づくしの料理にとってもあたたかい気持ちに
なり胸がいっぱいになりました。

フィンランドの青年達もそんな思いだった
んだろうなぁー。

投稿: あづゅ | 2006/06/19 00:19

ののかさん、心あたたまる良い時間を持てて良かったですね。和やかな様子が目に浮かぶようです。
298番ですか。ねじっこは494番が好きでした。
フィンランドには友人夫婦が暮らしているので、彼らから聞いた話をしてみます。例えて言えば「公衆の前で広げた本のように分かりやすい人たち」だそうです。どこで誰が何をしているか筒抜けの国。そして自分のことも筒抜けにする人たちなのだそうです。戦前の日本のようですね。
国民性だとしたら非常に興味深い話しです。政策や教育でそうしているのなら、その中身に興味があるし、どちらにしても面白い話しだと思っています。

投稿: ねじっこ | 2006/06/19 00:28

あづゅさん、コメントありがとうございます。食事会ではなんというか、いらっしゃいませ、という気持ちが伝わったようで、よかったなあと思いました。
あづゅさんは、もうすぐお引越しですね。子育て仲間というのは、距離ができてもいつまでも繋がる大切な友だと思います。これからも、よいお付き合いができるといいですね^^。

投稿: ののか | 2006/06/19 21:14

ねじっこさん、興味深いフィンランドのお話、ありがとうございます^^。面白いですね。
讃美歌の494番、いいですね。私もなかなか気に入っております。
これからもどうぞよろしく。キューピットのののかより。

投稿: ののか | 2006/06/19 21:16

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