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2006/06/29

『ちいさなヒッポ』

昨晩私が選んだ絵本は、『ちいさなヒッポ』

おかあさんに「グァオ」という鳴き方を習っているまだちいさなかばのヒッポが、ある日親から離れてワニにつかまり、水の深いところに引きずられそうになる。咄嗟のヒッポの「グァオ」という声を聞きつけたお母さんは、勇敢にワニに噛み付いてやっつけてくれるのだが…。

自分の身は、自分で守る。そのときのために練習していた大声が、役に立ったお話。わが身に迫った危険を、子どもが認知するのは訓練がいる。そして、助けを求めてよいか判断するのにも、日ごろの訓練が必要。そしてどんなときにも最後には、たくましいお母さんが守ってくれる。このような内容もさることながら、版画の絵のすばらしいこと!!!心に残る、名作!!!

一晩寝て朝起きたら、息子が「グァオ」と言ったので、笑ってしまった。息子にとっては、入院先のベッドで繰り返し寝たきりの私が読んであげた、思い出の絵本なのである。お見舞いでいただいた、優しい思い出が甦る。

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コメント

最近いろんなところでおこっている、怖い事件。
学校帰りに、どんなことが身に起こるか、分からない世の中。
大人でも何か身に危険が起こったとき、恐怖のあまり、大きな声はなかなかでないそうだ。子供はもっと、身がすくんで声が出せないものだそう。
ヒッポのように、「グアオ!」って声をだして助けを求めて、いいんだよと話し訓練しておく必要はあるね!
幼児教室に入ってきた子供達に4月最初にいつも読み聞かせをしていた1冊です。

投稿: totti | 2006/07/04 08:34

tottiさん、いらっしゃいませ。

>幼児教室に入ってきた子供達に4月最初にいつも読み聞かせをしていた1冊です。

そうなんですか。確かに、これはぴったりですね。子どもたちには子どもの権利を守る力があることを信じて、大切なメッセージを身近な大人が教えてあげることは大切なことですね。

投稿: ののか | 2006/07/04 12:24

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