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ひとみ座

今日はこどもたちと、西新宿の花伝舎(かでんしゃ)に出かけた。そこは都心の小学校で廃校になった場所。その校舎で月に一回開かれている人形劇のお知らせが、我が家に数日前に届いていたのである。

その案内が届いた日、私はなぜか仕事中に無性に人形劇が見たくなり、手のひらにボールペンで”人形劇”とメモをした。家に帰ったら忘れずに、近くのアトリエで開かれる人形劇はないか調べるつもりだったのである。それなのに家に着いたら、場所は都心であるけれど、上演のお知らせが届いていた。そのあまりのタイミングのよさに、私はびっくり。予知能力があるのかしらん、私。さてさて、その劇団とは?

それは、ひょっこりひょうたん島でもおなじみの人形劇団ひとみ座である。有名なのでご存知の方も多いと思う。そして私たちが今日見たのは、そのひとみ座の幼児劇場の二学期の出し物である創作劇の「ママ・ライオン」と、昔話の「わらしべ長者」だった。幼稚園くらいの小さい子向けのお話だが、小さな教室でおこなわれるやさしい人形劇に、私の小1と小5の子どもたちは大喜び。子ども相手とはいえ、プロは本当にうまいしさすがに面白かった!心と心が触れ合った会場の雰囲気は満点。たまのことだけれども、見せてあげられてよかった!と思った。一時間ほどで上演が終わり、出口でライオンさんと握手した子どもたちはにこにこ。そのあと「喉乾いたね。」と冷たい飲み物を買って、ロビーでゆっくり感想をまじえたお礼の手紙を書いた。長いことかかって書き上げたところで、片づけを始めた俳優さんが校庭を歩いていくのが見えたので、声をかけて直接手紙を渡してお礼を言うことができた。とてもよかったと思う。

実はひとみ座には、この秋わがPTA主催のイベントとして子どもたちの小学校で人形劇を上演していただきたかったのだが、予算が少なくて実現できなかったのである。今年は残念ながらあきらめたが捨てがたい企画だなあと、私は今日あらためて思った。やっぱり本物はいい。いいものはいい。だから大勢の人に見てもらいたいなあと思う。

さて、今日の関東は風は強かったもののよい天気で、10月にしては気温が高かった。空にはウサギ雲や象の雲が浮かび、遠くに見える山の稜線もくっきりとしていて、大変気持ちがよかった。しかし電車を乗り継ぎ慣れない新宿を歩いたので、家に着くころにはすっかりくたびれてしまった。日が暮れてからバスを降り、歩いて玄関にたどり着いたときふと目を上げると、空には鏡のようなお月さんが浮かんでいた。疲れが吹き飛ぶような声で、子どもたちが「きれいだね~。」と喜んだ。そんなこんなの3連休の一日目が、もうすぐ終わろうとしている…。

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コメント

ののかさん、こんにちは♪
人形劇を最後に観たのはいつの日だったか、むかし幼稚園に勤めていたころを思い出しました。

さて、さわやかな土曜日、長女の通っている自由学園という学校で体操会を楽しみました。大芝生、青い大空、風がつくる木々や葉っぱの音~何よりもステキな若者たちの演技する姿に感動しました。お互い、良い一日を過ごせたようですね。ホトトギスが咲いていましたよ。

投稿: ikko | 2006/10/08 17:44

ikkoさんへ。
コメントありがとうございます。
まあお嬢様、自由学園ですか。もしかしてデンマーク体操かしら…。またまた縁を感じます。私の愛読している雑誌は、『婦人之友』でございます。明日館にも何度か行ったことがあります。

毎月雑誌を読みながら、幼児生活団や自由学園は、お母さんの努力が物を言いそうだなあといつも感心しています。昨日もいいお天気でしたから、きっと思い出に残る体操会だったんでしょうね。お疲れ様でした。

投稿: ののか | 2006/10/08 18:05

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