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ほのぼの~そして動と静

ここ数日で、映画を3本観た。ほのぼの~そして動と静。

韓国映画「ウェディング キャンペーン」は、純愛ラブコメディ。観終わって何日たっても心にふと浮かぶ優しさが、私は好きだ。主演は「小さな恋のステップ」や「トンマッコルへようこそ」のチョン=ジェヨン。とにかくダサい独身の農村青年をなりきって演じる。下着姿の演技は覗き見してしまったような後ろめたさまで感じてしまうほどうまい。うまい、うまい、本当にうまい。ヒロインは、イ・ビョンホンと共演の「夏物語」が現在公開中のスエ。美しくて、まさにはまり役。映画を一言で表現するなら、「ほのぼの」。日本に住んでいる私たちは、韓国の歴史をまだまだ知らない。知らねばならないことが、この映画でわかる。

もう一本は、井筒和幸監督の「パッチギ」。これは「動」の映画だ。看護婦さんがキィックするところ、迫力満点。役者がとにかく達者なので、観ていて楽しかった。だけど迫力だけではなく、心に残る一作。きわどいこの映画を、作った人々の気概が十分伝わってくる。北と南に分断された朝鮮半島。日本に強制連行された半島の人々の日本での暮らし。京都の高校を舞台に反目しあう日本人と2世の人々。淡い初恋。♪イムジン河のメロディに合わせて語られる厳しい現実。数々の映画賞を総なめにしたのもうなずける、迫力の一作。そして今度は主役の兄妹が京都から東京へ。配役も一新された「パッチギ~Love and Peace」が、この春公開だそうである。

最後は韓国映画「うつせみ」。これは「静」の映画。フランス映画のような後味。ゴルフボールが偶然通りがかった車に当たるところだけは、ちょっと観ていて辛かったけれど、たぶん好きな人には堪えられない魅力のある映画だと思った。

私の好みは「ほのぼの」。「ウェディングキャンペーン(原題は「私の結婚遠征記」)はおススメの一作である。

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コメント

パッチギは面白い映画でした。「少年Mのイムジン川」という、その映画ができるきっかけになった本も持っています。
私は子供の頃、フォーククルセーダースをよく聴きました。兄がレコードを持っていたし、テレビでもよく観ました。
この映画の良さは、何と言っても面白いということだと思います。いろんな観点で観ることも可能だけれど、この映画の若者たちに共感することで、国境を越えるきっかけをつくっていけるような気がします。
そうそう息子が「パッチギ2」にエキストラで出ている?のです。大学に声がかかって、わざわざ授業を休んで出掛けていったおバカな我が子です(^^ゞ

投稿: ikko | 2007/02/15 22:01

まいどです!
映画のオダギリジョー良い雰囲気出てました。
同やん(同志社大生)ってあんな風なんよな~って、、。
ikkoさんのおっしゃる少年Mこと松山猛氏や加藤和彦も
ああいった学生時代だったんでしょうね。
嵐電の白梅町駅で看護婦さんが年少の弟たちを連れて
いるシーン、、京都は狭い街なのでシーンごとに色んなこと
思い浮かべました。

ところで夕べ珍しいデンマーク映画観ました。
「ハッダーの世界」って少年の物語で古い邦画のようなテン
ポでジーンとくる台詞もあって、子たちはウルウルしてました。

投稿: sada | 2007/02/16 14:31

ikkoさんへ。

息子さんがエキストラ?
そりゃあ楽しみですね。
公開したらすぐ鑑賞ですね(#^.^#)

投稿: ののか | 2007/02/16 16:08

sadakichiさんへ。
あの看護婦さんやってた女優さん、最高ですね。
私はとっても気に入りましたよ。

>「ハッダーの世界」
覚えておきます。

本当は先日読み聞かせの当番だったのですが、息子のことでつまずいて交代してもらいました。穏やかに読み聞かせできる日はいつのことか…。

ちょっと落ち込んでいる私です。
司馬さんの本は今日息子に読ませました。「感想は?」と尋ねると「………。」
わかってんだか、わかってないんだか…。

投稿: ののか | 2007/02/16 16:17

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