福はうち…
このところやっと学校へ通い始めた小学校5年生の息子。登校3日目で担任から苦情電話有り。もともと崩壊しかかった学級で、なんとちょい悪の男子の筆頭になって、担任に反抗をしているという。悪態をつき授業を妨害し、困り果てた担任からの苦情。なんとまあ、やってくれるよ。謝るしかない母ひとり。そうして今週に入ってもやりすぎは続き、ついに信頼する学務主任にガツンと叱られた息子。ぺちゃんこになって帰宅。「明日から学校にはもう行かない。」と。。。
再び不登校2日目の今日、担任となんと校長が朝9時の電話のあと我が家を訪問。断っても駄目だった。ああ、こんなに散らかったキッチンなのに…。私はひたすら謝り、息子をたしなめ叱り付け。。。息子のその失礼な態度はフォローのしようのない酷さ。真面目な息子の変わりように目を疑う私。なんでここまでになってしまうのか。心の闇は深く?いや~意外に浅かったりして。
悪のクラスメイトに嫌がらせされるのを先生は助けてくれなくて、配慮はしてくれたけど気持ちはわかってもらえなかったが、こうやって悪を演じてみたらクラスメイトが振り向いてくれた、友達になってくれた、と苦しい胸のうちを明かしてくれた息子の姿に、先生たちもどこかでわかってくれたところもある様子。しかし一旦悪になってしまうと、改心したところを見せるのも恥ずかしいのだろうし、どんな顔して学校に行ったらいいのかも融通の利かない息子にはわからないんだろう。
まずは普通でいいんじゃない?と私は思うのだけれども、その普通が難しいんだろう。放課後には学務主任が突然の訪問。ああ、庭を逃げ回るもつかまり、月曜には登校するように促された息子よ。さあ、どうするどうする?明日は節分。せめて大きな声で豆まきしよう。
「鬼は外、福はうち。」
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コメント
あなたは学ぶ 空に学ぶ
空はすでに答えている
答えることで問いかけている
中略
わたしは学ぶ 手で学ぶ
石をつかみ絹に触れ水に浸し火にかざし
愛する者の手を握りしめて
あなたは学ぶ 目で学ぶ
どんなに見開いても見えぬものが
閉じることで見えてくること
中略
そうしてわたしたちは学ぶ
見知らぬ人の涙から学ぶ
悲しみをわかちあうことの難しさ
わたしたちは学ぶ
見知らぬ人の微笑みから学ぶ
喜びをわかちあうことの喜びを
谷川俊太郎詩集「すき」より
ののかあさん、しっかりしよし、、。
息子はホントはまだまだ甘えたい気持ちがあるけれど、
上手く母さんに伝わっていないだけさ、、。
投稿: sada | 2007/02/02 23:50
sadaさん、心にしみる詩をありがとうございます。
ののかあさんは寝る前に息子に「私だけは味方だよ~。」と言ってぎゅっと手を握って一緒に眠りました。
明日は気分転換に、美味しいものを食べに行くことにしたんです(^^ゞ。レポートはまた今度。
投稿: ののか | 2007/02/03 01:11
なんていってあげたらいいんだろう・・と思いながら読んできて、sadaさんの素晴らしい詩と素敵なコメントを読ませてもらって、こんなお友だちがいらっしゃるんなら、ののかさんもだいじょうぶだなあ、と安心しました。私まで、素晴らしい詩を教えてもらって、とてもうれしいです。ありがとうございます。
ののかさん、おいしいもの食べて、ハグハグして、ケセラセラで行きましょう。
投稿: マーガレット | 2007/02/03 08:43
マーガレットさんへ。
コメントありがとうございます。
弱っているときは頼もしいお励ましをいただくと、涙。。。です。
今日は中華街に行きました。予定外の出費になりましたけど、ニコニコ楽しくご飯を食べて、お土産もたっぷり。
今豆まきもおわりました(^^ゞ。ケセラセラ
投稿: ののか | 2007/02/03 18:23