夢を信じて
昨日のことだ。小5の息子が急に、
「ねえ、もしかしたらママがサンタクロースなんじゃないの?」
と聞いてきた。小1の娘が横から、「そんなわけないじゃん。ママには髭はえてないじゃん。」と言う。私はどっきりしてしまう。
あとから娘のいないところで息子を呼び寄せ、こう話した。
「あのね~。私の小さいときにはね、サンタは一度も来なかったのよ。なぜかっていうと、おばあちゃんがサンタクロースを信じていなかったから、私たちにも教えてくれなかったの。だから私はサンタクロースを信じていなかったのよ。っていうわけで、一度もプレゼントが届いたことがなかったのよ。あなたはサンタクロースを信じてるほうがいいと思うでしょ?」
すると息子は、解ったようなわかっていないような顔で、遊び部屋に戻っていったのだった。
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コメント
まあ、息子君はどう思ったんでしょうねえ。
うちも、ある時お店屋さんのミスでお店の札がついていて、お姉ちゃんはその時おかしいと思ったといっていました。親はものすごくあせって、いろいろ弁解がましいことを言ったのもいけなかったかなあ、と今になって思っています。
あくまでも、自然に、いるに決まってるじゃないと軽く流しておくこと、かな。下のお嬢ちゃんにはもうちょっと信じて欲しいですもんね。
親もたいへんです。
投稿: マーガレット | 2007/02/18 18:12
マーガレットさんへ。
なるほど~。
やっぱり「いるに決まってるじゃん。」って言うことにします。
今日も息子は、「幼稚園のときの園長先生は、サンタクロースの電話番号を知っていた。」と話の続きをしていましたしね…変だなあと思いつつ信じていたいんだろうと思います。
私も「ALWAYSー三丁目の夕日」みたいなサンタさんを演じる人が出てくる映画は、一生懸命見せないように努力しているんですもの。やっぱり夢は壊さないようにしなくてはいけないですね!
投稿: ののか | 2007/02/18 18:37
あと数ヶ月で二十歳になる息子には小5か小6のとき、説明したのです。受験前に知らせようと思っていたのと、彼の机のうえにある雑学辞典には、サンタのいわれが載っていたから。
それまで私は、「お友達のところに届かなかったりするのは残念だけど、たぶん神様とサンタさんは仲良しで、我が家はクリスチャンだからずっと届いているんだね!}そう話してきたのでした。
息子は未だにそのときのショックを覚えているそうです。そして説明されなかったら、未だにきっと信じているだろう、でもこれで良かったのかもしれないと言っております。我が家の子供達は本当に特別に感性が子供っぽいのだとは思いますが。娘の方は何が起きても信じられるらしく、もうびっくりです(笑)
投稿: ikko | 2007/02/18 22:18
ikkoさんへ。
いつか分かる日も来るだろうと思って、のんびり構える気になりました。
ほほえましいお話を、ありがとうございました。
投稿: ののか | 2007/02/19 09:33