ひとりごと
小2になる娘から昨日訊かれたこと。
「ママ、なんでおばあちゃんは怖いのに、ママはこんなに優しいの?」
「え~?ママ怖いじゃん。しょっちゅう怒って鬼みたいでしょ?」
「ママは怒ったときは怖いけど、普通のときはとっても優しいよ。どうしておやこなのに、全然違うの?」
「う~ん?きっとママは、性格はお父さんに似たんだね。」
「じゃあ、私は何でも我慢できるのに、なんでお兄ちゃんはこんなにわがままなの?」
「う~ん?子どもはみんなわがままなんだよ。赤ちゃんでおっぱい欲しいのに我慢して泣かない子なんていないじゃない。段々育っていくうちに、今は我慢しなきゃならないとかいうことが分かってくるんだけど、うちのお兄ちゃんはそれが他の人よりゆっくりなだけで、少しずつ我慢できるようになると思うよ。性格ってさ、自分の親からそのまま受け取るものじゃなくて、お父さんとお母さんの性格がいろいろまざって子どもに伝わって、それが段々出来上がるものなんだよ。」
「ふ~ん。」
横で聞いていた長男は、なんと思ったことか。
持って生まれたものを仕上げていくのは、本人の力である。私は娘には、周りを気遣いすぎて我慢ばかりする大人にはなって欲しくないし、息子には周りを気遣うゆとりを持って欲しいと願っている。しかし結局は子どもたちの人生を生きるのは本人なのであるから、私は親としての祈りを心で唱えながら、日々子どもと接するしかないのである。認めるところは認め、褒めるところは褒め、注意すべきところは注意し、健康に育ってもらえるようにおいしいごはんを作り続けるのが、今私にできる母としての仕事。
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以上、反抗期の息子に手を焼いては下の娘に慰められている、私のひとりごとでした。
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コメント
ののかさん、慰めてくれる娘さんがいらして幸せですね。
>子どもたちの人生を生きるのは本人なのであるから
そうですよね。そうは思っても、あれこれいいたくなりますが…。子どもを信じて、黙って見守るということは、とても難しいことですね。でも、なるべくそういう親でありたいと思っています。
投稿: ミント | 2007/05/16 14:42
ミントさんへ。
いや~なかなか、口出しを我慢するのはむずかしく、結局はがみがみと起こって子どもに嫌われてしまう私です。
投稿: ののか | 2007/05/17 17:17