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2007/06/16

野の花

イエス・キリストの山上の説教から(新約聖書:マタイによる福音書 6章25節~)

「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値のあるものではないか。あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命がわずかでも延ばすことができようか。なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾っていなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか。」

「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

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野の花の美しい季節。

空の鳥は今日も元気だ。

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今朝のこと。目覚めて隣を見ると、お兄ちゃんの布団が空。あら?もう起きたのかしら?と家の中を探したけれどいない。前の晩「Dear フランキー」を観たばかりだから、なんだかそういうシーンを思い出してしまってどきどきする。どこいったのかしらともう一度布団を見ると、娘のぬいぐるみにまぎれて、お兄ちゃんが転がっていた。あらあら、みんなで一つの布団に窮屈そう。私の不安は吹き飛んだ。みんな仲良くタオルに包まって、とても幸せそうに寝ていた。

昨晩子どもたちは布団に入ったのが日付が変わるころだった。「天空の城ラピュタ」がテレビで放送され11時半までテレビの前にかじりつきだったのである。だから今日は、ゆっくり寝かしておこう。「もう寝なさい、うちにビデオがあるでしょ?」「最後まで観たら紅白歌合戦と同じくらい遅くなるよ。」といくら声を掛けても子どもの耳に入らず。私は「どうせ明日は学校休みだし。」と諦めて、結局一緒に最後まで鑑賞。何度観ても面白かった。やっぱりラピュタは名作だ。話も音楽も絵も全部いい。

宮崎駿の作品はではほかに「魔女の宅急便」、「千の千尋の神隠し」、「となりのトトロ」が私のお気に入り。ただし「もののけ姫」だけは、まだ一度しか観たことがない。私は優しいものが好みなのである。

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コメント

お晩です。
そうなんですよね、うっとこの子たちにも話しますが「明日出来ることは今日するな!」「過去と他人は変えられない!だから自分を変えなさい、自分を変えることで良い明日が生まれる、、」と偉そうに言い切ってます。

ところで我が家のPCの寿命が近い気配がしています。仕事終わってからバックアップ取るのに手間取る毎日ですから、しばらくはブログを休もうかと考えてます。達者でな~!(笑)

投稿: sada | 2007/06/16 22:20

ラピュタと言えば、そう。
ここ数日、ホクレア号のことで浮かれ立ってます。太平洋民族の起源がラピュタ(ラプタ)族と呼ばれているそうですね。
三陸アボリジニ系の私としても、ラピュタ(ラプタ)という単語には反応してしまうようになってしまいました。

野の花を装い、空の鳥を養うように、神さまの守りの中で私の祖先は海を越えてきたんだ。って。

投稿: のり | 2007/06/16 23:38

sadaさんへ。

コメントありがとうございます。
私のパソコンも、息も絶え絶えですがまだなんとか動いております。
私自身もがたがたですが、ようやく一山超えたところです(ふ~っとため息)。

ブログ再開を楽しみに待ってます。
そちらもどうぞお達者で。

投稿: ののか | 2007/06/17 06:41

のりさんへ。

ラプタのお話、今度聞かせてくださいね~。

投稿: ののか | 2007/06/17 06:42

ラピュタといえば、ガリバーも行っていますね。宮崎ラピュタのルーツはガリバー旅行記かもしれません。私は宮崎作品の中ではラピュタが一番のお気に入りです。

投稿: トマス | 2007/06/25 20:15

トマスさんへ。

ラピュタファンをまた一人見つけて、嬉しいです。

先日有線放送で新ルパン三世の最終回を観たら、宮崎監督の作品でして、まるでこれはラピュタ?カリオストロ?という内容で驚きました。一見の価値有りですよ。

投稿: ののか | 2007/06/26 07:09

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