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2007年8月

2007/08/27

笹団子

昨日は息子の幼馴染Y君が単身上京し、我が家を訪ねてくださった。早起きして新幹線に乗ったのだという。お土産にいただいたのは、笹団子。息子の大好物である。私ももちろん大好き。本当に嬉しかった。

小学校6年生の夏休み最後の思い出に、東京への一人旅を計画して実行したY君は、我が家で数時間息子と遊んで、私の用意したささやかなご飯を食べて、そしてまた帰っていった。夜は地元でサッカー観戦の予定とか。小さい頃からバイタリティ溢れるお子さんだったが、すっかり背も伸びてますます頼もしくなった。息子も気取らず遊べる友人の訪問に、合宿疲れもなんのそので喜んで、たくさん遊んでもらい大満足。よかったよかった。

笹団子といえば、その工場が昔の住まいのすぐ近所にあって、私は幼かった娘を連れて買い物に行くと、必ずお店には出せないはんぱものをおまけにつけてもらえた。楽しい想い出。あのころ子どもたちを遊ばせた川原や神社に、またのんびり遊びに行きたい。懐かしい。

息子は現在学校になじめなくて苦労しているけれど、前の学校にはこういう友達もいたのだ。そして今でも、友情は続いているのである。離れていても支えあえるって、すばらしい。目に見えない人たちや目に見えない力に、私たち家族は支えられているのだ。昨日のうちに、病院の娘にも届けたが、とても喜んでいた。

私は今日からまた、娘の付き添いのため病院に戻る。家にいれば病院の娘が心配だし、今度私が病院に寝泊りするとなると家で留守番の息子がこの家で一人で過ごすことがとても心配である。。

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2007/08/25

微妙

息子が勉強合宿から帰ってくるので、病院の付き添いから私は一時帰宅。

息子、一段と成長して戻ってきた。ジョン・レノンの行き着けだったパン屋さんのフランスパンがおいしかったとか、毒きのこを見つけたとか、なんだか嬉しそうな顔で帰ってきた。一体何を勉強したのかな?

話をよく聞くとなんとまあ、息子の毎日は将棋一色だったようである。問題集持って行かなかったんだっけ?あらら漢字はどうした?書けるの?じゃあ、書いてごらん?と問題を出すと、やっぱり書けない。「ちょうしゅう」と「びみょう」を問題にしたんだけど…。実は私が苦手な漢字…。ということで、どれだけ物事を知ってるか、息子とちょっと競争した。

話は変わるが、入院中の娘が気に入った売店の食べものを紹介。備長炭で焼いた梅干。旨味がいっぱい。個別包装で一つ60円。ちょっと高いけれど、病院の食事が楽しくなる味。ただし食べすぎには注意しないといけない。しかし単調な病院生活。痛いことや苦しいことや心配なことだらけ。売店に行くことぐらいしか、楽しみはないのである。

追記:食べ物ブログに記事を書きました。「焼梅」はこちら(←クリック)。

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2007/08/22

入院

明日から3年ぶりの娘の入院に付き添うので、今日は娘とのんびり過ごした。仕事が休めてよかった。

☆    ☆    ☆    ☆

朝は小学校6年生の息子がフリースクールの勉強三昧合宿に参加するので、塾まで送っていった。4泊5日避暑地で勉強をしたくない彼は、何をして過ごすのだろうか。心配だけれど、コックさんが3食おいしい食事を用意してくださるというので、きっと楽しんでくることだろう。そのあと、近くの農家が朝10時から売り出す梨とぶどうを買うために、行列に並んだ。藤稔という葡萄がおいしそうだったので2房と、梨を2キロ購入。帰ってから冷やして食べてみたら、甘みが確かに凝縮された感じであった。近所の妹の家におすそ分け。替わりに、北海道土産のジャガイモととうもろこしをいただいた。娘が喜んでバターをつけていただいた。

昼はアイスを食べたい娘を連れて、車でお出かけ。娘は、コーンが大好き。アイスはなくても、コーンだけでもいいんだそうだ。私は本屋で脂肪燃焼スープの本を購入。落ち着いたらやってみたい。結構いけそうな気がする。なんていったって、6リットルの鍋を持ってるし(笑顔)。帰ってからは、娘のお人形遊びにのんびりつきあったり、ピアノの連弾をしたり。

夕方は駅までユニクロの買い物に出かけ、部屋着やタオルを購入。セールだからお得だった。娘はじつは「手術が怖い。入院は嫌だ。」と気がすすまないのである。家がいいのだ。私も替われるものなら替わってやりたい。本当に怖いのだろうなと思う。仕方なく気分転換に、簡単に二人して髪を切った。娘の顔に笑顔がもどった。それからどこかで米を購入してほしいと母に頼まれていたのに、結局パス。時間切れ。私は土日に一時帰宅するので、忘れずにそのとき買わなくてはいけない。土曜には息子も合宿から戻るし、ばたばたしているうちに月曜日は仕事。そのあとはまた付き添い。…目がまわりそうだけれど、ともかくまずは、木曜の娘の手術が心配。成功を神様に祈る。

夜はV6の番組を見ながら、へらへらしていて、ついでに思い立ってヘナを家で敢行。ヘナというのは、植物性の髪染めである。しかししかし、こんなに大変だとは!手伝ってもらった母にも迷惑をかけた。とってもくたびれた。一応染まったようなのでありがたいことであったが、この次は白髪染めは別の方法を考えねばならない。そんなこんなであったけれども、寝る前の絵本は、『くまさんくまさんなにみているの』。何度読んでもほっとする絵本である。娘も大好き。

ということで、まだ荷づくりができていない私。明日の朝は、忙しくなりそうだ。

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2007/08/18

フライドオニオン

昨日は嬉しいことが二つあった。

一つめは、夕飯を娘が残さず食べたこと。因みに献立は、ビビンバ~小松菜の味噌汁~南瓜のそぼろ煮(昨日の残り)~フレッシュサラダ~デザートに葛餅。フレッシュサラダの美味しさの秘訣は、トッピングしたフライドオニオンにあり。なんともいえない旨みがあるのである。

二つめは、息子の幼馴染が単身上京してわが家に遊びに来る計画を立ててもいいかしら?と子育て仲間から連絡があったこと。小学校6年生の彼はJRの土日切符を利用して、日帰り旅をしたいとのこと。しかも、夏休み最後の一日に!親御さんとしては「大丈夫かな?」と少し心配の様子で、結局夏休みの宿題をこの土日で終えることができたら許可するという条件が母親からついたとのこと。ということで今頃○っちゃんは、一生懸命宿題に取り組んでいることだろう…。

この友人親子は、その土地の裕福な家庭のお嫁さんとそのお子さん。本当に人柄の良い人たちである。この親子とは本当によく遊んだし、よく助けてもらった。そういえば、フライドオニオンが美味しいと教えてくれたのはこのお母さん。私が息子の通う小学校に絵本の読み聞かせボランティアしにいくときに、小さかった娘を預かってくれたのもこの人。娘はこの時間をとっても楽しみにしており、当時譲り受けた卵のおもちゃは、今でも大切にしている。息子にとっても、親友と呼べるのはこの幼馴染だけかもしれない。だから、来訪のニュースはとても嬉しかったようだ。私はそのころ丁度娘と病院にいるので、多分会えないと思うけれど、息子にとって夏休みを締めくくる楽しいイベントになるだろう。

来週から娘の付き添いで家を留守にする私は、娘の手術のことも家に残った息子のことも心配だ。だからこういう嬉しいニュースが舞い込むと、必要な助け手が今回も与えられたと神様に感謝したくなるのである。

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2007/08/17

♪ Mr. サマータイム

1978年、私は中学生だった。その夏カネボウの夏のCMに登場したのは服部まこで、素敵な水着と音楽が印象的だった。その音楽は当時新人だった男女2人のコーラスグループ、サーカスが唄った、♪Mr.サマータイム であり、私はその歌声に酔いしれて、歌詞を書き取って下敷きに入れ、授業は上の空で下敷きを眺めながら暗記したのだった…。

さて、昨日はお盆明けの仕事で大変忙しく、私はくたくたで帰宅したのに留守番していたお子たちにサービス。車を運転して娘をショッピングセンターに連れて行き、買い物。帰宅後はお料理に腕をふるった。昨日の献立は夏らしく~オクラの刻んだのを冷奴にのせてポン酢で~ゴーヤーチャンプルー(息子の大好物)~南瓜のそぼろ煮(娘の大好物)~チヂミ(皆大好き)などなど。そうしておなかがいっぱいになったところで、子どもたちを車に乗せてレンタルビデオ屋さんへ。「フリーウィリー」は留守番してて観ちゃったので返却。昨晩は、「あらしのよるに」(本は持っているのに、娘はアニメで見たいそうだ)とディズニーの「美女と野獣」、それから「Mr.ビーン」のTV版。ビーン氏の作品はコメディのTV作品のところに配架されており、映画版は取り扱ってなかったのだが、私たちはそれを知らなかったので、随分「Mr」という字を探してしまった。

シャワーを浴びてから出かけたので、帰宅後はすぐに就寝。久しぶりに絵本を読んで!と娘に頼まれたので、リクエストを受け付けた。息子の選んだのは馬場のぼるの『11ぴきのねことぶた』、娘は『ふしぎなナイフ』と『ひなたぼっこいし』。(『ひなたぼっこいし』にはかなへびくんが登場するのです。可愛がっている方、ご覧になってみては?)

そしてくたびれた私は、あまりの暑さになかなか寝付けず。氷枕だけでは寝付けない子どもたちの為に、この夏初めてクーラーを使用。お陰で眠ることが出来た。…私は夢の中で、コーラスグループのサーカスの一員となり、舞台に上がって♪Mr.サマータイムを歌っていた。わくわくして面白かった。メンバーは皆いい人たちだった。私たちは一緒に全国を旅してまわっている途中だった。…目覚めると、夢のような話はまさに夢であることがわかり、私は朝から照りつける太陽にうっすら汗をかいていた。…今日一日働けば、明日は休み。今日も頑張るぞ~。

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2007/08/14

渋谷にて

昨日は懐かしい友達とそのお子さんたちと一緒に、渋谷へ遊びに行った。待ち合わせ場所は、ハチ公。この頃は回りにベンチなどもあり、待ち合わせには便利。先に着いた私たちは、待つ間ハチ公がどうして忠犬と言われたのか由来を話し合ったりした。しかし考えてみれば、今は携帯電話もあるし、相手が人間ならば(犬では無理!)待ちぼうけなんてことは起こりづらい時代になったんだなあと思った。

全員集まったところで混雑する公園通りを抜け、我々はNHK放送センターに行った。ここは今では、スタジオパークというのだ。子どもは無料、大人はたった200円という入場料が気に入った。いろいろ趣向を凝らしてある施設なので面白く、私たちは何時間も遊んでしまった。風林火山が大好きな友人と私、子どもたちは、風林火山の合戦シーンに合わせて効果音を入れるという遊びが一番面白かった。

ようやく気が済んで外に出ると、ぎらぎらと照りつける太陽が渋谷の町の上に輝いていた。私たちはその日差しを避けるように居酒屋に入り、全員食いしん坊なのであれこれあれこれ注文し、おなかいっぱいのひと時を過ごした。結局ご馳走になってしまい、申し訳ないなあと思ったが、これからの生活を応援してくれる彼女の気持ちをしっかり受け止めて頑張らなくては!と私は思った。

帰宅後興奮した息子はなかなか寝付けず、暗闇の中で私にいろいろ話かけてくる。あれこれ話ができてよかった。最後のほうで訊かれたのは、「ママ、NHKって何の略?」。私はすかさず、「日本放送協会のことよ。」と答え尊敬された。次に、「じゃあBSは?」と訊かれて、「う~んと????」少し間をおいてから私は「ブロードキャスト サテライトかしら?」と答えたところ、また感心された。「ママすごいねえ。脳細胞破壊されてないみたいだよ。」だって。褒めているのかい?

でも今朝になってちゃんと調べてみたら、BSはブロードキャスティング サテライトの略であることが分かった。そうか。息子に訂正しなくては。しかし子どもたちは、もう大分暑いというのに、まだ寝床の中である。ただいま朝の8時30分。

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2007/08/12

ホリディ

昨日の土曜日は私が夏休みに入ったので、親子三人のんびりとした休日を過ごした。

日が暮れてから自転車に乗って、昨日もレンタルビデオを借りに行った。自転車で子どもたち二人と坂を下り、道を走っていくうちに、キャンプから戻ってまだくたびれいてる8歳の娘のほうがぴいぴい言い出す。先頭に12歳の息子、続いて娘、最後は私という体制で走るのだが、先頭のスピードが早すぎたり遅すぎたり、みんなのちょうどいい速さにならないのだ。息子は、どうやら暗いと道を走ること事態が怖いのである。家に帰ってから、「自転車でみんなで買い物やサイクリングにいくのは、もうごめんだ。」とぷんぷんしていた。それから具沢山の野菜焼きそばを作り、ヨーグルトに蜂蜜を添えて出してみたら、少し機嫌も直ったが。今は家で、詰め将棋をひたすらやりたい息子なのである。日中図書館でも、将棋の本を選んで借りていたし。ちなみに娘は、「かわいいワンコ服」という本を借りた。ぬいぐるみのハッピーは、海辺のキャンプに連れて行ったために磯臭くなり、大慌てで洗濯してきれいにしたばかり。この犬のぬいぐるみに着せる服をふんわりと想像して、嬉しそうにしている。

話は戻るが、借りてきたDVDは、「ホリディ」、「ナイトミュージアム」、「フリーウィリー」。まずは新作ということで、私が一人で夜中に「ホリディ」を鑑賞。

とっても気に入った。いいなあ。ジュード・ロウはやっぱりいいなあ。大好きな作品になった。

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2007/08/11

それでもボクはやってない

昨日は、レンタルで借りてきた映画を夜中に見た。

「それでもボクはやってない」は、満員の通勤電車で痴漢に間違えられた青年が、無罪であると主張しても警察や検事には聞く耳を持ってもらえず、起訴され裁判にかけられ、有罪になる話。

日本の刑事裁判制度は、ここまでひどいものなのか。対岸の火事では済まされないことだと思う。

家族や友人、弁護士団が総力を挙げて無罪を証言してくれる証人をみつけても、有罪であるという判決がでるのは、どうしてだろう。

「たとえ10人の真犯人をとりにがそうとも、一人の無辜を裁くなかれ。」と映画の冒頭に映し出された。このメッセージこそ、監督とこの映画に携わった人々すべての言いたいことだろう。

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2007/08/07

おかえりなさい、おかあさん

よしもとばななの『なんくるない』は、優しい一冊。人生にはなぜか心に残る光景がある。忘れられない夏の日。幸せだったあの時。けれども、どんなに願いが強くても思い通りにならないこともある。親との離別、離婚、死別…。

けれども主人公たちは、沖縄の風に吹かれて人々に出会い、傷を癒していくのである。なんくるない は沖縄の言葉で、「なんとかなる」という意味。そう、人生はここでオシマイと思うようなことがあっても、時がたっていつのまにかなんとかなるもののようである。私はまた、沖縄の風に吹かれたくなった。のんびり沖縄を旅したいなあ。

しかし今、夏休みだというのに私は仕事が忙しい。今日も子どもたちに留守番をさせた。そして私が今読んでいる本は、久田恵の『おかえりなさい、おかあさん』である。働く母は、留守番をさせているこどもに負い目を感じている。それでは果たして、留守番しているほうの子どもはどう思っているのか?

なんくるないという精神で毎日暮らせれば一番いいけれど、なかなかそうはいかないんだな…。

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2007/08/04

白鳥の湖

私が小さい頃バレリーナに憧れて、マヤ=プリセツカヤの白鳥の湖をみせてもらったりして夢はますます膨らんでバレエを習った。やがて足を怪我して夢破れたものの、今でも私はバレエの世界が大好き。

いつか私の娘にもバレエを紹介したいなあと思っていたら、夏休みの日フィルコンサートでダイジェストが見られるという。ということで、いい席を予約して首を長くして今日という日を待っていたのである…が、結局、オーケストラをバックにしたバレエはいまいちで、子どもたちの受けもいまひとつ。

がっかりした私は、そのまま足を伸ばして中華街へ。目的の店は並ばずに入れたので、安心して幾つか注文。そして最後に、プーアール茶を注文。たっぷりお茶を飲みながらの食事で、少しだけ健康に気をつけているつもりの私。

ああ、暑い。今晩は、簡単に済まそう。スープとサラダと軽いパンで、もうおしまい!

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2007/08/03

暑気払い

昨晩はパート先の図書館の暑気払いがあった。

私は、どんな職場で働いているのか子どもたちに見せたい気持ちがあり、「子連れでは駄目ですか?」と幹事さんに事前に訊いてみたが、「そういう場ではない」といわれ納得。不参加を申し出ていたのであるが、直前に逆に「お子さん連れでどうぞ。」と幹事に頼まれた。どうも人が集まらなかったらしい。

ということで、仕事から帰って子どもたちに支度をさせて、私は再び図書館の奥の小部屋に子連れで午後6時に登場したのである。場違いな子どもたちに事務長ははじめちょっとびっくりされていたが、上司がうまくフォローしてくださり、私たち家族は暑気払いのパーティーをすっかり楽しんだのであった。息子は難しい図形の問題をアルバイトの大学院生に尋ねて、ホワイトボードの前で腕組みして一生懸命頭をひねっていて、その輪に加わった方々が意外に多かったり、娘はたこ焼き機に興味津々で、ついにはとってもたこ焼き作りが上手になったり。

ありがたいことでした~。今日は気分一新して、パキパキと仕事をしなくては!

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2007/08/01

自立

子どもたちが帰ってきて、うちがまたがやがやとうるさい。いなけりゃいないで寂しいが、こう賑やかなのも考えものだ。夏休みはいつまでだったかな?やっと8月に入ったばかりなのに、私はカレンダーを眺めてはため息をつく。とはいえ、我が家の子どもたちは登校拒否をしているので、9月になってもきっと学校にすんなりとは通わない。私は一体いつになったら楽になるのだ?

子どもたちが小さい頃は大変で、可愛くて仕方ないけど大変で、一体いつになったら楽になるのかと将来のことは想像がつかなかったけれども、12歳と8歳にもなってしまうと世話をするという面ではもう殆ど私の心配なくなった。その分、気苦労が増えた。しかしその気苦労も、「子どもの育つ力をとことん信用する」ことで大分減るようだとわかってきた。私ひとりで子育てするのではなくて、ほんの少しの頼れる大人に、任せるときは任せればいい。あとはお日様にあたって手作りご飯を食べてよく寝れば、こどもはすくすくよく育つらしい。

行き詰ることの方が多いけれど、思わぬ手助けがあって、子どもたちの思わぬ成長を見られることもある。まったくエキサイティングな仕事だ。子育ては奥が深い。そういえば昨日も、思わぬ手助けがあったのだった。忘れないようにしなくては。折角のご好意を、無にしてはいけない。

子どもを守り支えているつもりで一生懸命やっていた私だけれど、実は支えられていたのは親である私の方だった。まったく映画の「Dear フランキー」のようだ。私はそろそろ、自立しなくてはいけない。子どもに頼ってばかりでは、お荷物になってしまう。子どもを理由にすることは、そろそろ止めなくてはいけない。

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