木枯らしとともに
木枯らしの吹きすさぶ中自転車をこいで仕事から戻ると、ぽつんとひとりで留守番していた娘が「頭が痛い。」と言う。朝から痛かったのに、今まで我慢していたなんて。かわいそうに。早速体温計で熱を測ると、38度近い。
すぐ近所の医者は今日は木曜で休み。仕方なく小学校の下の方にある病院に電話すると、大変込み合っているという。そばに住んでいる妹に電話したらすぐに行って順番をとってきてくれたのでありがたかった。アクエリアスを買って寄ってくれた妹によると、待合室は座る場所もないという。インフルエンザが一人でもいたら、ひとたまりもないので、ぎりぎりまで家で待機するように言われ、マスクを探し出して娘にさせる。
何しろこの家では、私しかインフルエンザの予防注射をしていないのである。ああ。今塾に行っている息子は、明日の海辺の寒いバーベキューに向けて、ワクワクしているところだというのに。どうしよう?明日、お兄ちゃんだけでもお出かけできるといいのだけど。
子どもは風の子とはいうものの、この寒さで普段元気な娘がやられてしまった。お兄ちゃんは蓄膿症が悪くなりかけで、おととい医者に行ったばかり。抗生物質が効いてよくなりかけたところ。木枯らしとともに、病院通いの季節が始まった。
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