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2007年12月

2007/12/31

おおつごもり

あれよあれよといううちに大晦日になってしまい、ただいま午後9時。紅白歌合戦では寺尾聡が♪ルビーの指環 を歌っている。かっこいいなあ。たいしたもんだなあと思う。紅白を見るのは久しぶりの母がほろ酔い気分で 言いたい放題コメントをつけている。だいぶご機嫌らしい。レコード大賞をとったコブクロの歌を聴きたいというので、もう少し起きていてもらわなくてはいけない。今年のお年越しは 讃岐うどんである。息子がお風呂から上がったら、用意しよう。

ところが息子がおばあちゃんちのお風呂に久しぶりに入れたので、なかなか出てこない。先に入った娘も普段は小さい洗い場のない我が家の風呂しかはいれないので、おばあちゃんちのお風呂だと入り方がわからない。「この洗い場で体を洗ってから入るのよ。」とまるで温泉に行ったときのように私が教える。二人で湯船につかると「ママと入ってもこぼれないね。大きいね。船みたい!」と娘は大喜び。ざぶんざぶんやっている。隣に住んでいるのに、本当に湯船を借りるのは一年ぶりくらいの感じだ。一年の終わり、のびのびお風呂に入れてよかったなぁ。来年はもう少し頻繁に、お風呂に呼ばれたいものだなあ。

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2007/12/29

スパイス

昨夜の晩御飯は、カレーライスと手作りムース。最近の我が家の献立はこのように、汁物が多い。なんだか年末で気ぜわしく、疲れもたまっているので手抜きになってしまうのだ。でも昨日のカレーは、贅沢なスペシャルカレー。なんてことないカレールーに、息子が最近買い集めたスパイスを加えてつくったのだ。

「ママ、ガラムマサラは辛いから初めは入れないで。コリアンダーとクミンを入れて作ってみて。」

とのアドバイスにしがたってカレーを煮込むと、なんともいえないいい香りが台所から家中に広がった。スパイスを入れるだけで、ただのカレーが大変身。味もこの上なく美味しくできて、家族一同ひたすら感動。ガラムマサラはお好みで。辛味が美味しい。つけあわせのゆで卵も理想的に半熟にできたので、ますます私は大満足。食後のデザートはアセロラジュースと生クリームの2色のムース。娘が生クリームと庭のミントでデコレーション。お洒落で素敵。…高カロリーにもかかわらず、辛いカレーのあとだったので4人でぺろりと平らげてしまった。ああ至福のひととき。後はどうとでもなれ…。

…抱えている心配事はたくさんあるけれど、今日一日無病息災で過ごせてよかったよ、と感謝感謝で一日が終わった。ありがたいことだった。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆

息子よ、スパイスのきいたカレーは素敵だったね。宝物のスパイスを分けてくれて、ありがとね。

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2007/12/25

クリスマスの夜に思う

今年は楽しいクリスマスでした。思い出に残る、和やかなクリスマス。嬉しいなあと素直に思います。

☆   ☆   ☆

 私は今年は力がでなくて、クリスマスカードはいただくばかり。昔の教会の皆さんからの寄せ書きのカードが特に嬉しかった。それなのに懐かしいみなさんにお礼のカードが出せなくて、申し訳ない。何とか年内に出したいけれど。誕生日にいただいたプレゼントのお礼のカードも出せずじまい。どうしてこんなに何にもできないのだろう。気ぜわしすぎるからだろうけれども、教会のお手伝いも、殆どできず、子どもの世話すら知り合いに助けていただいてばかり。

なんだか情けない気持ちになる。本当なら、あれもこれも完璧にやりたいタイプの私。でも、こんなときもあるのだ。本当に心で繋がっている人たちは、弱った私をきっと分かってくれるだろうと信じて、今はこんな自分を自分で許してあげなくては。そしてできるようになったら、皆さんの気持ちを受け取ったお礼を、何か形にして伝えたい。

☆  ☆  ☆

そんな中今日は聖夜のキャンドルサービスに出席して、唯一の奉仕である絵本の朗読を無事に終えた。『くつやのまるちん』は優しい絵本だった。その後、ろうそくの灯りを隣の人から隣の人へともしていく間に、ああこうやって人との繋がりは続いていくんだなあと思った。消えそうになったらまた灯りを分けてもらって、そうやって繋がって生きてるんだなあ私たちって。喜びも悲しみもこうやって、繋がっていくんだなあ。だから私の喜びも、悲しみも、一緒に味わってくれて、そして私や家族の為に祈ってくれる仲間がいるんだなあ、感謝だなあって。時には、私が知らない誰かが私の為に祈ってくれることさえあるのだなあとも。

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2007/12/23

まだら

父は、認知症が一気に進んで今はなんだかお見舞いに行くのも気が重い状態。なにしろ、まだらぼけの状態なのである。わかっていることはいやというほどわかっているが、なんだか混乱しはじめるとめちゃくちゃなのである。

だから介護は今は専門の方々にまかせている。私たちはお見舞いに行ったときに、例えば私と妹の区別がつかなかったりするようになったので、まずここで大分気が滅入る。病気のせいとはわかってはいても、身内としてはとても悲しい。

絵本を読んで聞かせたらさすが専門家らしく、そこはこう読みなさい、といくつか指導してくれたけれど、次に見舞いに行って同じ本を読んだときは、「まるちんって動物?」って言われた。ありゃりゃ。まだらってこういうことなのね。この間はあんなにしっかりしていたのに。

肺炎の心配があるので、今は外に出せないけれど、本当は一度家に戻してあげたいなあ。ほんの一時間でいいから。

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2007/12/20

クリスマスはもうすぐ

明日で子どもたちは、年内の登校は終わり。冬休みに入る。そして土曜日は子どもクリスマス。今年の劇は、くつやのまるちんだそうだ。翌日は教会でクリスマス礼拝。昼には持ち寄りポットラックパーティ。そして24日には聖夜礼拝。忙しいなあ。

子どもたちのクリスマスプレゼントはまだ用意していない。今年は相談して、一緒に買おう。

サンタさんからのプレゼントは、「合宿中だから今年はないだろう。」と息子はにやにやしながら話していた。今年はきっと、娘のほうにだけ来るのだろう。

私は今日娘とデパートに出かけ、安くなったコートを一着購入。収穫があって嬉しい。去年の冬は、一着も服を買えなかったことを思えば、本当にしあわせ。…クリスマスカードの発送は、どうやら週末にずれ込む。この年末はイロイロあって大変だったから、当日に間に合えば、ということでみなさんには勘弁していただこう。

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2007/12/13

ポセイドン・アドベンチャー

息子と観たいと思っていた映画を、ようやく二人で観た。その名は「ポセイドン・アドベンチャー」。私が「タワーリング・インフェルノ」とともに幼心に感動した映画なので、小6の息子の感想はいかに?

息子は大いに感動したそうだが、具体的には聞き出せなかった。けれど、きっと心に残ったに違いない。あの牧師の勇気に。

ポセイドン号という豪華客船は、年越しパーティーの真っ最中。さまざまな人生を歩んできた乗客がひとところに集まり、お祝い気分最高潮のところに、大津波が押し寄せ船は転覆。わずかな可能性を求めて、船内に取り残された乗客のうち数名が、若い牧師に導かれ、救出される可能性のある船底を目指すのだが。

人生は思い通りには行かない。けれども、常にわずかでも希望を見つけ出し、助け合いを忘れず感謝を忘れず、前に進む姿に励まされ勇気付けられ、牧師に導かれつつ生き延びた人たちはたった6人だった。

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2007/12/11

43

Img_0012 冬の朝。今日は曇りで、空がどんよりしている。隣の庭には、まだ明かりがついている。我が家のベランダはこんな感じ。

先日、誕生日を迎えた。一年がたつのは、とても早い。牧師からいただいたカードに、「やっとこの日が来た。」という感じでしょうか…と書いてあったけれど、本当にそんな感じ。この一年はあっという間だったけど、しんどかった。いろいろあったから。

自分だけの人生だったらどんなに楽か、と思ってため息をついてしまったこともあるけれど、親がいたり子がいたりするから頑張れるんだとも思う。私が私であるのは、この親がいて、この子達がいるから。やがて一人で天に帰るとき後悔のないように、転んだり起き上がったりしながらも助けてくださり共に歩んでくださる方があることを励みに、私は前に進んでいこうと思う。

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この誕生日で私は43になりました。「素数でよかったね。」と息子が言いました。

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2007/12/07

プレゼント

Img_0011 あと二日で誕生日を迎える私に、次々に友人たちからプレゼントが届きます。

どうもありがとう。嬉しいです。

可愛い手袋と、食いしん坊の私たちのためのパスタ量り。寒い冬の朝、お洒落な手袋で早速自転車をこいでヒュ~ヒュ~気分。それからぴよちゃんが学校を休んだ日には、大抵昼にパスタを作って食べているので、とっても役に立ちます。こぶたちゃんのデザインが可愛いなあ。

そしてこれはこの間、懐かしい町を友人と訪ねたときの一枚。早速送っていただきました。

Rimg0157 おいしいサンドウィッチ屋さんでのお食事、駅のロータリーでのケーキ&コーヒー。そしてお土産のパン各種。教会の記念誌代も出していただいてしまいました。ありがとう。

時がたっても、距離が離れても、友とこうして繋がっていられる幸せ、思っていただけるありがたさ。それらをしみじみ噛み締めています。

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2007/12/06

暗闇の季節

暮れなずむ夕暮れの町を、自転車に明かりをつけて走る。家につく頃には、もう外は暗くなった。

留守番していた娘が一緒に買い物に行きたいというので、今度は車に乗せて出かける。クリスマス・イルミネーションの美しい家を見つけるたびに、娘が歓声をあげる。

地球温暖化の問題を考えれば、少しでも無駄な電気は使うまいと思うけれども、クリスマス前のほんのひととき、夢を見たい気分はよくわかる。

我が家では今は犬を飼えないし、イルミネーションも無理。だからうちの子どもたちは、よそ様のわんちゃんやイルミネーションで楽しませていただいている。

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2007/12/05

WATARIDORI

昨日は夕方、渡り鳥の飛ぶ姿を見た。映画WATARIDORIは疲れたときに観たので寝てしまったけれど、世界を私たちの知らないうちに命がけで渡る鳥たちの姿には感動した。昨日見た鳥たちは、どこからどこへ渡っていくのだろう。

知り合いに、前世は鳥だったのかも?と言っている人がいる。夢でよく、俯瞰図を見るのだそうだ。鳥になって空を飛びながら、見下ろす地上の絵は、一体どんななんだろう?その人の話を聞きながら私も想像しようとしたけれど、どうもよくわからない。私が渡り鳥で一番初めに思い浮かぶ映像は、「魔女の宅急便」である。

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昨日私は懐かしい友人に会って、懐かしい町を訪ねた。黄金色に輝くいちょう並木、落ち着いた町並み。そして教会。懐かしい知り合いに会って、私の心はほっと温かくなった。

私には帰るところはあるし、疲れたとき一休みさせてくれる友がいる。ありがたいことだ。家に帰ってもたせていただいたお土産を広げ、家族でお腹いっぱいになるまでいただいた。ごちそうさま。そして、有難う。

~真っ赤なクリスマス柄のマグカップで、モーニングコーヒーを飲みながら記す。~

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2007/12/02

12月

12月に入った。今年のアドベントカレンダーは、ユニセフのものを教会でいたいだいた。明るくてかわいいカレンダーは、我が家の2階へ向かうところに飾った。カレンダーの様子はこちら

昨日は、懐かしい友達が子連れで遊びに来てくれた。彼女は何かあると連絡を取り合い、励ましあう間柄。私が入院したときに『愛少女ポリアンナ』を持って見舞ってくれた人。お互い苦労は多いけれど、なんとか乗り越えていきたいと願う。わが子たちは、久しぶりの小さい子の相手をして、ちょっとお疲れ。ということで私は夜には車でデパートに出かけ、クリスマスのイルミネーションを子どもたちと3人で楽しんだ。

今日は礼拝で「信仰・希望・愛」のお話。その後聖餐式で、おいしいパンとぶどう酒(子どもたちはぶどうジュース)をいただく。うちの子達は、このパンが大好き。今日も「おいしかった!」と大満足であった。教会のうちそとはクリスマスの飾りつけをしてあり、明るくわくわくする雰囲気だ。

しかしこんな季節にも、悩みを抱え苦しんでいる人がいる。病人をみている家族もいる。飢えに苦しむ人もいる。だからこそ支えあう気持ちを忘れずに、これからクリスマスまで、家族でよく話をして過ごしたいと思う。

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