まだら
父は、認知症が一気に進んで今はなんだかお見舞いに行くのも気が重い状態。なにしろ、まだらぼけの状態なのである。わかっていることはいやというほどわかっているが、なんだか混乱しはじめるとめちゃくちゃなのである。
だから介護は今は専門の方々にまかせている。私たちはお見舞いに行ったときに、例えば私と妹の区別がつかなかったりするようになったので、まずここで大分気が滅入る。病気のせいとはわかってはいても、身内としてはとても悲しい。
絵本を読んで聞かせたらさすが専門家らしく、そこはこう読みなさい、といくつか指導してくれたけれど、次に見舞いに行って同じ本を読んだときは、「まるちんって動物?」って言われた。ありゃりゃ。まだらってこういうことなのね。この間はあんなにしっかりしていたのに。
肺炎の心配があるので、今は外に出せないけれど、本当は一度家に戻してあげたいなあ。ほんの一時間でいいから。
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コメント
辛いね、ののかさん。
病気であってもなくとも、人の衰えは避けがたいことではあるけれど、それが親しい人間であればなお辛く思えてならないことです。
親身に接してあげること"無償の"とはよく言いますが、自分に出来ること最善だと思うこと、、に専心することでしょう。
さて、今年一年色々ありがとうございました。
また来年も楽しいお話聞かせてください。
良い新年をお迎え下さい。どうぞ、ご自愛のほど、、。
投稿: sada | 2007/12/23 13:19
sadaさんへ。
いつもコメントありがとうございます。
この頃私は訪問させていただいても読み逃げをしております、ごめんなさい。
来年はもうちょっと元気に頑張りたいと思います。
またどうぞよろしく。
投稿: ののか | 2007/12/24 15:31