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2008/01/21

キリマンジャロの雪

先日DVDで映画「不都合な真実」を観た。地球温暖化問題についてゴア元副大統領の行った講演の流れで、これでもかこれでもかと温暖化が進んだ地球の姿が映し出され、私は大変ショックを受けた。

氷河が崩れる、南極の氷が解ける、ハリケーンは多発し甚大な被害をもたらす。大洪水の裏側では大干ばつ。このまま異常気象が続いたら、私の子どもたちが大人になるころには確実に生態系がくずれ地球はめちゃくちゃになっていくだろう。

私が昔大好きだった手塚治虫の「ジャングル大帝」のラストは、キリマンジャロの吹雪のなかで主人公のレオがヒゲ親父を助ける場面なのだが、このキリマンジャロの雪が温暖化の影響でもうほとんど残っていないということ。キリマンジャロの雪が解けるなんて。ってことは、雪をいただいた富士山も、やがて見られなくなるのだろうか。

“It's never too late to mend.”何事もあらたむるに遅すぎることなし。

今私たちにできることを、まずははじめよう。一人でも多くの人にこの映画を観てもらおう。そして問題の重大性に気づいたら、もはや他人事とは思えなくなるだろう。

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この映画については賛否両論あるようだが、懐疑的に観るにしても一見の価値はあると思う。いまさら、という感じだが未見のかたは是非。

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