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2008年2月

2008/02/29

もちもちもち

昨日の晩御飯は、お好み焼きだった。そして今晩はミネストローネ。

そこに四角く小さく切った餅を入れたら、それぞれとても美味しかった。

お好み焼きに餅を入れるアイディアは、子育て仲間が教えてくれたもの。懐かしくなってお好み焼きをつくりながら電話したら、寒すぎて大風邪をひいてしまい発熱~今晩は自分は食事抜きで子どもたちには出前のラーメンをとったという。確かにあの町は寒い。大変そうだったけれど声は元気だった。また一緒にビールを飲みたいと思った。

今晩のミネストローネに餅を入れたのは、大好きな料理本からもらったアイディア。「今日も笑顔で台所」を心がけ、明日もあさっても私は暮らしていくのだわ。

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2008/02/28

人気の秘密

一週間ほどまえから、台所でなんだかつ~んとするニオイがしていた。私はあろうことか娘の靴下が犯人と思い、「ちょっとニオイ嗅がせて!」と鼻を近づけてみた。しかし覚悟の割には肩透かしであった。「ごめんね~。」と娘に謝ったあと、おかしい、おかしいとあっちこっちひっくり返してみたがニオイの元にはたどりつけなかった。

コバエを獲るためにしかけておいた古くなった酢水を流して捨てたり、燃えないごみをいれてある袋の口をきつく縛ってみたり、いろいろしたけどまだ匂う。そしてとうとう2日後にニオイの元を見つけた。それは調味料いれに立ててあった玄米酢が倒れて漏れ出した、まさに酢の香りだったのだ。あ~、悲惨。

私は雑巾できれいに酢をふき取ってはみたがきついニオイは抜けず。困った、困ったと目を上げると、ケーキ作りのために買って台にのせてあった重曹に目が留まった。そうだ、重曹には消臭効果があったはず。

私は早速プラスチックの容器に重曹を入れて、調味料いれの端においてみた。さて効果のほどはいかに?半信半疑で翌朝台所に行ってみると、あら不思議。全然匂わないわ。

重曹は湯豆腐にするとき入れればいいそうだ、と息子がテレビを見ていっていたが、地球に優しいお掃除に重宝だったり、お菓子作りにも使えたり、まさに人気者。人気の秘密は、なにしろ地味なのにいろいろ便利だったからなのね~。週末にはキャロットケーキを焼くときに活躍してもらおうと思っている。

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2008/02/23

『レモネードを作ろう』

昨日は金曜日。仕事の帰りに5時までに週末の為の生活費を郵便局におろしにいった。お財布が潤ったところで子どもに頼まれていた美味しいパンを幾つか買って、今度は自分のためにいつもの古本屋に立ち寄った。

お目当ては『負け犬の遠吠え』(酒井順子・講談社文庫)。ベストセラーはあまり読みたくないひねくれ者の私だが、先日山本文緒の『再婚日記』を読んだらそこに紹介してあり、興味がわいたのである。それから、山本文緒の本を3冊。俄然この作家に今は興味あり。それから最後に「100円コーナー」に目を移すと掘り出し物が!

それはヴァージニア・ユウワー・ウルフ作『レモネードを作ろう』(徳間書店・1999年)。マーガレットさんの文庫で紹介されていたのを思い出し、かごに入れた。嬉しい気分。

そして帰宅。夕食をつくる前にもう一度元気になるために、収穫の一部~大地の麦をつかった天然酵母パンをちょっとずつ子どもたちと分けていただいたところ、美味しくて一同感激。「元気だった頃散歩の途中でお父さんはあの店のパンをよく買ってきてくれた。」と母も嬉しそうだった。喜んでもらえてよかったな。

ということで、読みたい本が手元にいっぱいの幸せな週末がはじまった。。甘いパンの残りがあるので、今日はちりとてちんと美味しいパンで楽しい午前中がまずは過ごせそうである。あ~幸せだな~。

神様にありがとうとお礼をたくさん言いました。

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2008/02/22

かわいそうな人

先日父を見舞ったら痰がからんでいるのか食事がすすまず、言葉も大変不明瞭だったので心配した。やがて咳とともに痰が出て話していることがわかるようになると、「神様」と言って私に手を差し出したので、一緒に手を握って神様にお祈りを捧げ一緒に「アーメン。」と唱えた。目には見えないけれど、神様や家族はいつも一緒にいるから安心してほしいと祈った。さてそんな父を以前妹と一緒に見舞ったとき、私が父の痛そうな腕をさすりながら「かわいそうね。痛いね。」とつぶやくと妹に怒られた。「かわいそうな人にかわいそうって言うの駄目だよ。」。

確かにそうだ。私にも覚えがある。子どもが赤ちゃんだったころ私は、なるべく子どもの顔が他人に見えないようにベビーカーではなく抱っこ紐で抱っこするようにしていた。こどもには生まれつき顔に目立つ痣があったからである。しかし私の心配をよそにわざわざ子どもの顔を覗き込んだ知人や知らない人々から「女の子なのにかわいそう。」という言葉をかけられ、非常に不愉快になったことが何度もある。うちの子どもの場合デリケートな治療の真っ最中だった。なんとかハンディが目立たなくなるように必死だった。端から見れば「かわいそうな女の子」と「そんな子を産んだかわいそうな母親」だったのはある意味で本当だったのだろうが、だけどなんとかこうとかもがいていた私は「かわいそう」とは言われたくなかった。まだ希望が全然見えない時期だったからかもしれない。~だから妹の言葉は真実であり、私は反省した。しかしその父の手は、もう二度と麻痺がとれないし、痛いのは事実だし、一緒に痛みを分かち合いながらさすり「かわいそうね、痛いね。」と言うのはやっぱりそんなにいけないことでもない気がした。

妹と私の違うところは、妹は出産以外には入院をしたことがないところである。私は何度か入院し、点滴の為に身動きがとれず排泄の世話までナースにお願いするしかない何ヶ月かを過ごしたことがある。そのときも情けなくて、「かわいそう」とは言われたくなかった。必死でその状況を耐えていたからである。だけど客観的に見れば「かわいそう」な状況だったと思う。とても気の毒な状況だったと思う。あの頃は地方にいたのだが、教会の人や牧師や近所の子育て仲間や友の会の人たちが見舞いに来てくれて、祈ってくださったり家族のためのおかずを届けてくださったり世話話を何時間もしていってくださるのが嬉しかった。でも誰も私をかわいそうとは言わなかったなあ。妹は入院したことがないのに、どうしてかわいそうといわれると嫌だとわかるのだろう。

でもでもやっぱり私は、少しひっかかる。この私も、かわいそうといわれても嫌じゃないときがあったのだ。それは、困難を乗り越えて少し時間がたち自分が受けた災いを気持ちの上でもしっかり受け止められるようになったとき、同じような痛みを経験した人から「かわいそうだったね。」「でも今は乗り越えられてよかったね。」と言われたときは不愉快に思わなかった。同じ言葉をかけられても、コチラの状態次第では何も感じないというか、むしろ共感してもらえて嬉しいとまで思うのであるから、人間は不思議である。

つい先日もこんなことがあった。最近親しくなったその人とある集団で受けたいじめの体験についての話をしていたとき、「それはかわいそうだったね。」と私が言ったら、「私今までかわいそうだったね、って誰かにそのことをいってもらえたことがなかった。かわいそうだったね、って言ってもらってとても嬉しい。」と返事をされた。共感できるところがあったので私が何気なく口にした「かわいそう」という言葉が、そのときは受け入れられて、私はこういうことがあるんだなあと思った。いずれにしても、同じ言葉でも受ける方の気持ち次第ではありがたくなったり不愉快になったりすることを肝に銘じて、日々暮らさなくてはいけないと思う今日この頃である。

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2008/02/21

二度あることは三度ある

雪の翌日自転車で凍った坂を下る際思い切り転んだ私。頬骨を強打し、あまりの痛さに泣いた。しかし夕方にはCTを撮ったがどこもなんとも無かった。

数日後今度はぬかるみにタイヤがはまり、泥道でまた転んだ。自転車は無傷だったが、両手が真っ黒になった。

そして今日も自転車で仕事からの帰り道、また転んでしまった。長いスカートがまとわりついたのか、坂道で一旦あちらからくる車を停まってやり過ごした後、さて出発と思ったら足がもつれてしまった。みっともないことに今度はひざ小僧から出血。痛いやら情けないやら。

そういえばヒップアップ体操のしすぎで足がだるかった。ああ、ろくなことは無い。慣れない事は、もうやめよう。

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2008/02/19

穏やかな午後

先週は一週間続けて保健室登校できた息子が、今日はとうとう「疲れた~。」と言って欠席。まあ仕方ない。こういう日もあるさ。私だけが少し保健室に顔を出し先生にご挨拶。「かくかくしかじか…。」「そうですか~。では明日は来られるといいですね。」といつもやさしい養護の先生なのであった。

私は今日は午前中母と外出する予定があったので、その間息子はひとり留守番。用事は11時過ぎには終了。そして車に乗り込む際に息子に電話。「お昼は何をつくって食べようか?」すると息子は即座に「ミートボールスパゲッティ。」との返事。わんわん物語みたいに美味しそうにできるといいな~と思いながら、私はスーパーで買い物。

家について、早速息子と二人料理にとりかかった。パン粉を牛乳と卵で湿らせて味付けをして、タマネギを炒めたのとひき肉を入れてよくこねる。そして丸めるところまでは息子の担当。あとは焼いてトマトとエリンギを入れて味付けして煮込んでみた。

Img_0048

スパゲティが茹で上がりソースを絡めて食卓へ。サラダや果物を添えて、こんな風な仕上がり。味はちょっと薄かったけど、粉チーズをたっぷりかけて食べたら美味しかった。お腹がいっぱいになった。そうしてのんびりしているうちに、もうすぐ娘の帰宅時刻が迫ってきた。そろそろ校門のところまでお迎えに行こう。たまに私がいると喜ぶので。帰ってきたら、マシュマロとチョコとバターとコーンフレークでつくったあま~いスウィーツを一緒に頬張ろう。

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2008/02/13

いちご大福

仕事帰りにいちご大福を4個買って帰り、家族でお茶を入れてゆっくり食べた。寒い寒い一日だったけれど、いちご大福のおかげでしあわせ~。

そのあと夕飯にはブリ大根を作って、またまたみんなでにこにこ食べてすっかりあたたまった。

明日の朝も寒いのだろうか?通勤の自転車は転倒事件以来怖くてすいすい漕げなくなっている私だが、明日はなんとかレンタルDVDを返してから職場に行かなくてはならないので頑張らなくてはならない。

早起きしなくちゃ。そのためには早く寝なくちゃ。

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2008/02/11

100点パエリア

おとといの夕方のこと。「ママってパエリアつくれる?」と娘に尋ねられ、私は「多分大丈夫。」と返事をした。確か手持ちの料理の本にレシピが載っていたはずだ。調べてみると、あったあった。なんとかなりそうだ。店のように見栄えをよくするにはムール貝もしくはアサリ(もちろん殻つき)が必要なようだが、殻つきの貝は息子が苦手としているので冷凍のシーフードミックスを使うことにした。それからご飯に風味と黄色い色をつけるサフランがパエリアには絶対必要なのだが、それならずっと以前に「高いなあ。」とため息をつきながら買ったものがある。ほんの少しで1000円だった。サフランちゃんがやっと日の目をあびることになったのだ。

そして私はスーパーに出かけ、シーフードミックスの袋を手に取りまたため息。「ベトナム」や「中国」のえびやいかやホタテ貝柱。今この時期に冷凍食品とは?と少し思案したが、ともかく今回はこれで間に合わせることにした。それからにんにくとタマネギ、ピーマン&赤ピーマンと鶏肉なども買い物籠へ。

そして家にもどって調理。結構簡単。米を洗う必要がないのでなんだか得した気分。レシピはこちらを参照にした。作り方はとても簡単で、一時間もしないうちに見た目豪華なパエリアが完成。ここでちょっと問題が。そういえばレモンを買い忘れたのだった。仕方ないので実家の冷蔵庫をごそごそ探すと、黄色い柑橘類が出てきた。柚子ではないけれど、かぼすかすだちのようなもの。いつものもだかわからないが果汁はたっぷりの様子。これで代用しても問題はなさそうだ。

とこんなわけで食卓にできあがったパエリアのフライパンを置いてジャジャ~ンと蓋をあけたら、まあキレイ。子どもたちは大喜び。早速パクパクと食べ始めた娘が大感激。「お兄ちゃん、100点満点だったら何点だと思う?」と娘が言うと「100点。」と息子が答え、「私も100点だと思う。」と娘は大喜び。

苦手な日記の宿題も、その晩ははかどったのだった。よかったね。

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2008/02/08

黎明

夜明け前に目覚め雨戸を開けると、地平線がめらめらと燃えるよう。これから日が昇るのだ。やがて暗闇に光がさして、朝が再びやってきた。希望の朝。小鳥たちがさえずり、庭に目をやると、小さな梅ノ木に可愛い白い花がたくさん咲いていた。いい香り。そして大きな赤いカップで珈琲を一杯。私の来し方・行く末を思う朝。

私は多くの人と関わって生きてきた。良いことも悪いこともあったけれど、私には今がある。昨日はあたたかいご婦人のお宅で思いかけず娘とお茶を呼ばれ、ひととき寛がせていただいた。娘は得意のピアノの腕前を披露。「上手ね~。絶対音感があるかも。」と褒められて、娘は鼻の下を長くしていた。ドラえもんのようなかわいい猫もいた。暖かいおもてなしに感謝。

夜は塾から帰った息子が、遅くなっても一生懸命折紙に熱中している娘を私が注意しようとしていると、やめておけという。僕があとは面倒をみるから、お母さんは先にお風呂に入って寝ろという。その通りにしたら、へとへとになりながらも折紙を完成した娘は、お兄ちゃんに見守られながら風呂に入り、大満足で布団にはいってきた。お兄ちゃんは頼んでおいたのに風呂の掃除はちゃんとできなかったようだが、まあ段々覚えてくれるだろう。

今朝は寝不足で子どもたちはつらいだろうけれど、この朝の光に照らされたら気持ちよく目覚めてくれそうだ。さあまた今日も、一日が始まる。まずは「ちりとてちん」。師匠の具合が悪くて涙が止まらないけれど、今日も朝から感動して笑わせてもらおう。

お断り。。考えるところがあって、一部の記事を非公開と致しました。

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2008/02/05

自業自得

受験シーズンに禁句となる「すべる」「転ぶ」という言葉を、私は昨日の朝実行してしまいました。

まあ大丈夫だろうと思って、おっかなびっくりスピードを出さずに職場に自転車で出発。雪をよけながらそろ~りそろり。まず最初の坂は陽があたっていたから自転車に乗って、ほかの人たちと一緒に道路の真ん中をゆっくりすすす~っと降りていたのですが、気づいたときには目の前に火花が散って、私は滑って転んでほっぺたを強打していたのでした。あ~びっくり。痛いったらなくて泣いてしまいました(涙)。

通行中の親切な人たちが吹き飛んでしまったメガネを探してくださり、道路の中央で車にまさにひかれんとす!という場面で発見、メガネを救出。とても感謝でした。何人もの方が私のために朝の貴重な通勤時間を割いてやさしい言葉をかけてくださり、私はぺこぺこと頭を下げて「家の者に連絡しますから大丈夫です。どうぞみなさんお先にどうぞ。」と気丈にふるまったけれども、なんだかぼ~っとしてしまい、結局私はそのまま家に帰ればいいのに、今日は忙しいから行かなくちゃ!と家を出るときのままのことをぼおっと考えながら職場へ到着。そのまま保健室へ連れて行ってもらえたのでした。。。

帰りがけ外科でレントゲンとCT検査をしましたが、異常なし。しかし頬はまるで格闘技の選手のように腫れてしまい、情けないのなんの。メールしたら兄から「自業自得」と返事をもらいました。確かにそのとおりですけれども、痛いお言葉でした。

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2008/02/03

♪雪

今日は朝から大雪。私たちが雪国から引っ越してきてもうすぐ5年。こちらでは滅多に雪が降らないので、今日のように一面銀世界だとワクワクする。

子どもたちは大喜び。大きな雪だるまを3個は作ったようだ。雪合戦やらなんやらで大汗かいて、中に入ってストーブで手袋や靴下を乾かし、乾いたらまた外へ出てまた遊ぶ。犬と子どもは雪が大好きなんだなあ。

私は朝から雪掻きで大汗をかいた。家から教会、それからバス停。それから家に戻るともう雪が積もっていてうんざり。あとはほどほどにして諦めた。ここらでは雪掻きをする人は殆どいないけれど、私のあとはどこかの近所のおじさんが引き継いでくれたのでありがたかった。おまわりさんやバス会社の人も、あとから加勢してくれた。

教会では年に一度の総会があり、牧師の奥さんが大鍋いっぱいの粕汁を用意してくださったので身体の芯からあたたまることができた。心に残る聖書のお話も心にしみた。朝からの雪に粕汁。雪だるま。思い出に残る節分の一日。

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