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2008/05/27

睡蓮

Img_0142 庭の池に咲いたスイレンと、北海道から届いたアスパラ。Img_0154 どちらも嬉しい嬉しい。

それからこれは、でんでんむし。Img_0149_2 いったいどこで見つけたでしょう?

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2008/05/25

山川千秋・穆子『死は「終り」ではない』

この本は、1988年の10月に食道がんで亡くなった国際派ニュースキャスター山川千秋の闘病日記。彼の側らには熱心なクリスチャンである最愛の妻・穆(きよ)子がいた。山川千秋の死後出版されたこの本には、二人の出会いや病状の変化の様子などをおりまぜ、家族の歴史が凝縮されて記されている。発刊当時私は新宿でOLをしており、昼休みには心を鎮めるために、近くのビルにあるキリスト教書店でぶらぶらするのが常だった。そのときに見つけたのがこの本。早速買い求め、帰り道に読んで涙が止まらなかった記憶がある。そのころ私がクリスチャンになりたてだったせいか、苦難に見舞われた家族がいかにその運命を受け止め、4人で千秋の最後の日を迎えたか~副題によるとガンとの闘い180日と書いてあるから半年の間のできごとだったようだけれど~その後の家族の歩みはいかなるものであったろうかと。

一家の大黒柱である山川千秋は、55歳のとき死の宣告ともいえるガンの告知を受けたあと、妻の信仰に導かれキリスト教に入信した。彼は聖書を読み、人々の祈りに感謝しながらしっかりと現実を受け止め、最期には家族ひとりひとりに生きる力を与えるメッセージを遺してこの世を去った。「死は終りではない」と。「また会う日が来るのだよ」と。

私は最近父を亡くし、遺された母に何か力がわくようなメッセージを贈りたいと思った。そこでこの『死は「終り」ではない』を探したところ、今は絶版だという。ということで、早速復刊ドットコムでリクエストしてみた。

この本はキリスト教色の濃い内容であるが、このような困難に出会ったときどう対応するか、ひとつの勇気ある家族の例として、再び一般の多くの人に読んでいただきたい本である。私の場合は、この20年の間に手持ちの本がどこかに見当たらなくなってしまったので、古書を探して購入した。図書館で探せばきっと見つかったはずだが、最近図書館に行くのが面倒くさくて駄目なのだ。本がやっと手元に届いた。時を経て読み返したが、やはり私はこの夫婦愛には心動かされる。

生涯にただ一度、心から愛せる人に出会えたのに、二人の息子を残して先に夫が逝ってしまう。そんな悲しいことがあるだろうか。しかし、永遠の別れではないのだ。またあの世で会える。また会う日まで、しばしの別れと考えれば、悲しみも少しはやわらぐのではないか。それが単なる気休めとしか思えない人には戯言かもしれない。実際に死んでみないと、天国があるかないかわからない。でも希望をみいだせるから、私はやはり「死は終りではない」と思いたい。

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2008/05/22

おつかいありさん

遠い昔、私は幼稚園のお遊戯会で黒いタイツをはき、みんなと一緒に「おつかいありさん」を踊った。…ありさんとありさんがごっつんこ…懐かしい思い出である。なんでこんなことを思い出したかというと、最近蟻が出て困ったから。蟻は昔は嫌いじゃなかった。そうそう、お遊戯で踊ったときも嬉しかったもん。

さて先日のことである。台風が去り、やれやれ平和が戻ったと思えた日。なぜか我が家の絨毯に、次から次へと蟻が出現。まいった、まいった。どこから入ってくるのかわからない。仕方ないから、蟻退治の罠を置いてみた。効果はあるようなないような?確か去年もこんなことがあった。あれも台風のあとだった。

蟻は見ていて飽きない。家の中で困ったことにならない限り、つまり庭や道端や砂場などで、私が暇であればいくら見ていても飽きない。このごろ道端には、小さな小さな蟻の行列が見られる。あっちにもこっちにも。玄関には恐ろしく大きな蟻。家に入ってきたのは中くらいの大きさ。シロアリとは関係ないだろうが、家の中にいるのは本当に困る。

遠い昔、蟻が力を合わせてアゲハチョウを巣まで運ぶ姿を眺めた。あの頃は守るべき家もなく、暇で暇でしょうがなかったから、ゆっくり眺めた。子どもだったあのころの私は、もういない。

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2008/05/21

学園生活

ご無沙汰してました。

土曜に息子の中学では、体育祭が晴天の下行われました。当日まで予行練習だとかなんとか中学では予定が変則的だった(これだけでも息子には大変苦手な条件なのです)上に相当体力的に消耗したらしく、先週の息子は毎朝学校に行くのが大変で、私は頭から火が出そうでした。朝学校に行く行かないを決められずに苦悩している息子と、電話で話し相手をしてくださった担任には、心から感謝しています。前日には、「体育祭があると思うから気が重くなるんだろ。そうか。先生が気を楽にしてやる。明日は雨だ。だから体育祭はない。だから安心して学校に来い。」→→途端に笑顔になった息子が登校していったり。これには少しひやひやさせられたなあ。

結局体育祭の日が晴れでも信頼していた先生を嫌いになることもなく、息子は当日もうだうだ。すでに疲れ果てている彼は這うようにして車に乗り込み、私に車で校門手前まで送っていってもらって登校できたわけです。

しかし体育祭がいざはじまってみると、徒競走とか全員出場するリレーとかあと綱引きとかに出場できました。やってみると思いのほか脚が速かったりして、木陰で応援していた私は結構嬉しかったです。応援席にいるときは、気の合う人がいないのかぽつんとしていて心が少し痛んだけれど、なんだか石かなにかを磨いているようなしぐさ。きっとそれがいいんだろうから、見守ってました。

このように息子のの学園生活は順調な滑り出しではなかったけれど、少しずつなじんできたようで、ひとやまこえたみたい。私は母として、子の底力を信じて弁当を作る毎日がこれからも続くのです。まあそれで疲れたり、普段は見られない息子の姿を見て嬉しかったり、いろんなことでわっさわさしていてブログから離れて一週間。私はしっかりと、韓国ドラマに浸っていたのでした。はっはっは。「恋人」の次は「ファンタスティック・カップル」見終わりました。両方ともおススメです。次は「あんぱん」を見る予定です。

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2008/05/15

母の気持ち

私は食いしん坊だから、料理をするのも大好き。手の込んだことはあまりやらないが、食べる人のことを考えながら献立を考え準備してとりかかるのは、何より楽しい。

だから、中学にはいった息子の弁当をつくるのも全く苦にならない。我が家はあまり裕福ではないから、単価の高い冷凍食品は殆ど使わない。常備菜や前の日の残りを使いながら、朝にも簡単な料理をする。そういう工夫は、友の会で覚えた。今はただの読者だが、地方にいた数年間友の会に入って勉強させてもらったことを、心からありがたく思っている。友の会というのは羽仁もと子の『婦人之友』の読者の会で、日本だけでなく世界にも最寄の人々があつまる勉強会がある。私はキリスト教の教会であるご婦人にこの雑誌を読むよう 若い独身のころ にすすめられ、以来20年以上の読者である。

今我が家でブームなのが、友の会のレシピのさっぱりピクルス

tulip500グラムの野菜にお酢半カップと水2カップ、砂糖大匙1杯と塩50g、それからにんにくと鷹の爪とローリエとレモンの薄切り、黒胡椒10粒が材料。生の野菜を食べやすく切ったところに調味料と水をあわせて温めた汁をざあっと入れて、一時間もしたら食べられる。一週間は冷蔵庫で保存できる。さっぱりして美味しいですよ。

食べきったあとの漬け汁ももったいないので、トマトを切ったのと柔らかくゆでた鶏の胸肉のスライスをちょっと入れてみたら、これまた美味しかった。ピクルスはこれからも当分、我が家の食卓にのることだろう。そして息子の弁当にも!

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今朝は朝5時に目覚め、インターネットでいろいろな文章を読んだ。ブログ仲間の方の日記に感動したり、音楽を楽しんだり。そして赤いカップでモーニング珈琲を飲み、雨上がりの緑の庭を眺めて思索にふけり。そして…そろそろ弁当のおかずを考える。いつもなら準備万端なのだが、最近疲れがたまっていて、ちょっと能率が悪い。でもなんとかなるさ。冷蔵庫をのぞいたら、昨日の夜の「鰆のソテーエメラルドソースがけ」の残りがあった。温めなおして、息子の弁当に入れよう。大評判だったから、きっと喜んでくれるはず。息子は最近、ご飯をよくよく噛まないと飲み込めない。そういうこだわりがあるので、中学の昼休み、最後まで弁当を食べ終われないらしい。だから食べやすいのがいい、と毎日言っている。だから魚のおかずなら、少しやわらかいからいいだろうか、と思ったりする。ご飯は味付けにしてあげようか。ぎゅうぎゅうにつめこまずにふんわりと。反抗期の息子にはきらわれっぱなしだが、料理だけは喜んで食べてくれている。母はそれが何より嬉しいのだよ。

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2008/05/13

うつろなる五月

私の気持ちはこどものことでいっぱい。今日は元気か?今日は笑顔で出かけて行ったか?

昨日の朝は、息子が元気なくとぼとぼと歩いて出て行ったのを見て、すっかり落ち込んだ。仕事に行っても、「きっと大丈夫」と思えず、悪いほうへ悪いほうへ考えてしまった。夕方電話をしてみたら結構元気な声で、「大丈夫だからこれから妹と二人で塾に歩いていく。」と言ったので、私は初めて元気になった。あ~よかった。

塾はとても楽しかったようで、いい息抜きになった様子。娘もたっぷり勉強しておしゃべりしてお菓子もいただいて、大満足の笑顔。そして車に二人を乗せて帰宅。ところが~、息子はまたまた学校のことを思い出し、疲れた~と絨毯の上に横になって動かない。学校に行くのが本当に大変そうだ。一夜明けて今日は、きっと起きられないだろう。だったらいいさ、休めばいい。私はもう、無理をさせられない。

気温の低い日が続いている。5月だというのに、台風接近?ミャンマーではサイクロン。中国では大地震。なんだか気の晴れることが少ない、うつろなる5月。

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2008/05/11

カーネーション

寒い週末、家にこもって母と韓国ドラマ「春のワルツ」を視聴。面白い。すっかりヒロインになった気分で、夜には夢を見る。私って単純。さてさて、子どもたちは風邪ひきさんだから、家でだらだら。昼ごはんがおわると、夕飯のメニューを尋ねる息子。誰に似たんだか、この食いしん坊。

本日は母の日ウォークなるイベントが息子のフリースクールで計画されていたが、この寒さと雨では中止か?もとより息子の体調を考えると無理とふんでいたので、今日は一家で教会へ。今日はペンテコステ。聖霊降臨日。教会のはじまりとされている日である。聖歌隊に入った母はきっと、練習の成果を見せてくれるはず。私は聖餐式(信者がパンとぶどう酒をいただく)の準備を少しだけお手伝いしているので、礼拝が10時半に始まる前に教会へ行かなくてはならない。子どもたちは9時からの教会学校があるので、少なくても8時には起こさなくては。でも昨晩映画「グリーンマイル」をテレビで最後まで見ていた息子は、起きられそうもない。教会からとても近いところに住んでいるのに、いつも遅刻では失礼だ。教会だけは間に合うように支度してほしいのだけど。でも今からあまりイライラしないように、私がリラックスしなくては。珈琲を飲んで、こういう一人の時間を大切にすることが大事。

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昨日のうちに、母の日の贈物が実家に届いた。まず、妹が母の好みに合わせて、美しい花束をたずさえて実家訪問。母は「丁度お父さんのところの花が寂しくなったところだったから、ありがたいねえ。」と素直によろこんだ。次は二兄の家から赤いカーネーションの鉢。幼い孫の書いたカードが添えられていて、母はこれまたとても喜んだ。私はそれから慌てて近くのバウムクーヘン屋へ行き、そこで母の日用の菓子詰め合わせ(赤いカーネーションのラッピング)を購入。きょうだいに遅れてプレゼント。これも嬉しがってくれたので、よかった。

さて一夜明けて今日は、本当の母の日。私の娘は、手作りのかわいいプレゼントを内緒で(?)用意してくれている。さて息子の方はどうするつもりか?いつもごはんを「おいしい」と食べてくれるだけで、十分私は嬉しいから何もいらないけど、なんか一言は期待しちゃうな。どんな一日になるか、なんとなく楽しみな朝である。

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2008/05/08

バラが咲いた

父の大切にしていたツルバラが咲き出した。

Img_0037_3 これは一昨年の様子。

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2008/05/03

日毎の糧

今日は学校が休みだからきっと子どもたちは寝坊するとふんで、私はおひとりさま早朝DVD鑑賞会。返却期限が近付いている韓国映画の「手紙」を選んだ。内容はというと、運命の出会いをした男女が結婚しつかの間の幸せを味わうも、夫が脳腫瘍におかされ妻をおいて死んでしまう話。舞台が森なので今のような新緑まぶしい季節にはふさわしいけれど、朝から見るには寂しい内容であった。ところが途中で、なんだか知らないが子どもたちが起きてきた。いつもなら絶対目覚めない時間なのに。学校に行かなくていいと思ったら嬉しくて、飛び起きてしまった模様。仕方なく一緒に鑑賞。「これ、パリの恋人の社長だよ。全然違うね~演技がうまいね~。」などと一緒に感想を述べ合う。

その後娘は昨日学校で見たという、芸術鑑賞教室の「注文の多い料理店」の話ばかりしていた。とても怖かったんだそう。我が家の本棚にある宮沢賢治の絵本を貸してあげたら、恐る恐る中をのぞいていた。面白いなあ。

さて朝ごはんは、具だくさんのミネストローネとパンですませた。息子が「これ肉が入ってなくておいしい。」とスープのことを評価している。ベーコンやウィンナーがなかったから、今朝は野菜と豆とマカロニだけのあっさり味だったのだが、それがかえってよかったらしい。デザートには清見オレンジ。私は時間を気にせずゆっくりとテレビも消して、ご飯を食べられるしあわせを感じた。日毎の糧に感謝。

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2008/05/02

しあわせな孤独

ゴールデン・ウィークなので、映画のDVDを3本借りた。デンマークの映画「しあわせな孤独」と、「幸せのレシピ」。それから地味な韓国映画「手紙」(パク・シニャン主演)。一本目はしんどそうだけど、なんとなく見てみたかった作品。

子どもたちは連休ものんびり過ごしたいというので、我が家では特別な予定はなし。予定の一つ目は、美容院に行って髪を切ること。もう一つの予定は、何か美味しいものが食べたいという息子を囲んで、サンマルクの招待葉書に紹介されていたご馳走を食べに行くこと。

私は本当なら自転車ですいすいと、行けるところまで行きたい。どこかの美術展にも行きたい。大きなスクリーンで映画を観たい。旅行がしたい。いろいろしてみたい。でも家には、元気のないおばあちゃんがいる。だから私たちだけで、気軽に遊びに出られない。

ところで、しあわせな孤独ってなんだろう。私は人といるのも好き、一人でいるのも好き。だけどずっと一人で孤独に過ごすことや、あるいは誰かと一緒にいるのに孤独を感じたら、それは寂しいと思う。しあわせな孤独とは、絶望を感じないでいられるひとりの時間のことかしら。いつかは一緒になれると希望をもって、ひとりで過ごす時間のことかしら。

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