しあわせな孤独
ゴールデン・ウィークなので、映画のDVDを3本借りた。デンマークの映画「しあわせな孤独」と、「幸せのレシピ」。それから地味な韓国映画「手紙」(パク・シニャン主演)。一本目はしんどそうだけど、なんとなく見てみたかった作品。
子どもたちは連休ものんびり過ごしたいというので、我が家では特別な予定はなし。予定の一つ目は、美容院に行って髪を切ること。もう一つの予定は、何か美味しいものが食べたいという息子を囲んで、サンマルクの招待葉書に紹介されていたご馳走を食べに行くこと。
私は本当なら自転車ですいすいと、行けるところまで行きたい。どこかの美術展にも行きたい。大きなスクリーンで映画を観たい。旅行がしたい。いろいろしてみたい。でも家には、元気のないおばあちゃんがいる。だから私たちだけで、気軽に遊びに出られない。
ところで、しあわせな孤独ってなんだろう。私は人といるのも好き、一人でいるのも好き。だけどずっと一人で孤独に過ごすことや、あるいは誰かと一緒にいるのに孤独を感じたら、それは寂しいと思う。しあわせな孤独とは、絶望を感じないでいられるひとりの時間のことかしら。いつかは一緒になれると希望をもって、ひとりで過ごす時間のことかしら。
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