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2008/06/06

桑の葉を摘みに行こう

昨日の夕方、小学校3年生の娘が蚕を2匹持って帰って来て餌が要るというので、近くの緑道に桑の葉を摘みにでかけた。

桑の実がこの間落ちていたあたりに行こうとしたら、学校で先生が教えてくれたのはこっち、と娘は反対方向へ。ぬかるんだ道を苦労して歩いていったら、桑の木があった。通りがかったおばさんが、「うちの息子のときもここで桑の葉を摘んだ。」と懐かしそうに話してくれた。「蚊取り線香の傍に置いたら死んじゃったから、気をつけてね。」というアドバイスも。そうそう、蚕はデリケートなのだ。大切に育てなくては。

桑の葉というと、話題になっていたので中野の映画館に一人で観に行った韓国映画を思い出す。「桑の葉」のはじめのほうで、盗みにはいったのを見咎められ桑畑で乱暴された主人公が、何事もなかったように歩き出すと、背中に桑の葉がついていたシーンを覚えている。生きていくために日本統治下の韓国の人々は苦労したはず。日本人から見ると、また違った視点でとらえられる、質の高い映画だった。

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コメント

まだ小学生の時分には、友人宅に蚕棚がありました。
縮緬の産地でもあるので、生糸を産む蚕はそれは大切にされていたことを思い出します。

♪モスラ~やって歌いながら自転車飛ばして行ってました。

投稿: sada | 2008/06/06 18:06

sadaさん、私もモスラの歌を歌いながら何度も眺めてるんですよ(笑)。

蚕かわいいのに、これを蛾にするわけに行かないのだと思うと、ちょっと切ないのですよ。

投稿: ののか | 2008/06/07 05:50

千葉では、桑の木はかってに生えてきます。
うちのせまい庭にも、すでに2本生えてます。
ものすごい生命力で葉を茂らせます。
近ければあげたいのに・・^^。
子供のころはおやつを自前で確保してました。
そこらじゅうにあった桑の実は一番おいしいおやつ
でした。
濃い紫色の小さな実を食べるたび、服を染めながら友達と食べたあの頃を思い出します。

投稿: ぴょん | 2008/06/07 22:16

ぴょんさんへ。

本当に桑の生命力はすごいですね。
それを食べるうちのモスラたちは、
どんどん大きくなって、脱皮して、
かわいくて仕方ないです。

今から繭をつくったら冷凍庫か熱湯に入れちゃうのが怖くて仕方ないです(汗)。

投稿: ののか | 2008/06/10 07:27

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