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2008年7月

2008/07/24

オバサマ

恥ずかしい話だが、私は「おば」という漢字の使い方がよくわかっていない。

だから今日、調べてみた。そして記事にすれば記憶に残るだろうから、記録することにする。

  叔母(父母の妹⇔叔父)

  伯母(父母の姉⇔伯父)

  小母(よその大人の女性)

小浜ではないですよ。

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2008/07/23

ヤキニクナイト

今日は息子の誕生日。

新しく買ったPCの設定も終了し、晴々とした気持ちで息子リクエストの焼肉家へGO!

年に一回しか来ない客なのに、いつも笑顔の店員さんたちに私たちは思わずにっこり。

いろいろ食べて仲良くしゃべって、楽しいひととき。

去年と変わったことといえば、息子が肉を焼いてくれるようになったことかな。

成長したね。

だんだん頼もしくなる。

反抗期は大人への階段にさしかかった証拠。

親としてはしんどいけど、頑張るよ。

だんだん週末の旅行も楽しみになってきた様子。

娘も笑顔。

明日もみんな、お肉のパワーで暑さを吹き飛ばそうね。

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2008/07/20

♪乾杯

夏休み一日目、そして私にとっては三連休の一日目である昨日は、教会でこどもまつりがあった。その様子は「今日も笑顔で台所」の記事へ(「ハンバーガー」)。私は午前中の用事だけで結構くたびれていたので、本格的なお手伝いは夕方から。とうもろこしをゆでるだけの係だったけど、結構大変で、でも面白かった。大きなお鍋。大きなパット。こんなの家庭では絶対に使えないような台所用品に、心が躍った。あ~楽しい。私こういう仕事は大好き。

話は変わるが、私は普段娘(小3)のことはよく理解できるからあまり気にならないのだが、中1の息子は反抗期なうえに6月からひとつき半ほど不登校をしていたので、最近は心配でたまらなかった。家では悶々としていた息子が元気になるのは、大好きなフリースクールに行っているときだけ。行き帰りは一人では出歩けなくなってしまったので、車の送迎だった。

その子が昨日は張り切っており、自転車に乗って日中にもかかわらず教会まで走っていった。それだけで私は十分びっくりした。礼拝の後、みんなでオリンピックをはじめたら、計算が得意だからだろうか得点係を引き受けて、生き生きと働きだした。それでまた私はびっくりした。そして屋外競技にうつり外へ出たら、なんだか犬になったりかえるになったりして(マスクがあったのだ…)すすんで子どもたちに追いかけられる役を演じたりして。ああ、これこそ私の息子のありのままの姿だ、と私は久しぶりに見る息子の健康的な元気な姿を見て、びっくりを超えてしばし感動した。

息子は学校生活にはなじめないけれど、フリースクールや教会では元気だし普通にしていられる。居場所が家以外にちゃんとある。だからきっと大丈夫なんだな、と心から思えた。そして世間体を気にしていじけていた最近の自分を、かわいそうに思った。もっと堂々としていればよかった。親が子どもを信じてやらなくてどうする。この子にはこの子らしい良さがあり、仲間もいるのだからきっと大丈夫。ねちねちと愚痴を言ったり、叱ったりして悪かったなと反省。時には怖がらせるような脅し文句もつかった。馬鹿な母さんを許しておくれ。

そんなこんなで笑顔いっぱいの子どもたちを見て嬉しくなった私は、片付けを終えて家に帰ってからまた買い物にゆき、チューハイやおつまみを買って帰った。近所の盆踊り帰りの子どもたちや親子連れを見ても、私はうらやましいとは思わなかった。うちはうちで、みんな健康で楽しんでいる。それでいいじゃん。そして家で、子どもたちには冷やしてあったオロナミンCを渡し、私はチューハイの缶を持って乾杯した。私はこの夜の乾杯のことは、ずっと忘れたくないと思った。空にはぼんやり赤く大きな満月が浮かんでいた。

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2008/07/19

ゴッホのひまわり

昨日(金曜日)私は仕事帰りに雨に降られ、自転車を職場においてとぼとぼと歩いていた。梅雨はいつ明けるのか。お気に入りの道でも、自転車で通るほうがずっと気持ちいい。ああ何で雨が降るんだよ、と恨めしい気持ちになっていたところ、ある花屋の前にさしかかった。この花屋はちょっと不便な場所にあるけれども、とてもサービスがいい。センスもいいし、結構安い。だから私は気に入っている。前日も、さびしくなったベランダのためにいくつか花の苗を購入したのだった。

そこで私ははっと思い出した。明日の土曜日中に、翌日の日曜の教会の講壇のお花を生ける係りにあたっていたのだ。しかし明日は忙しい。午前は息子のフリースクールの先生のお話&歌の会がそばの小学校であるし、午後はずっと教会につめて、子どものお祭りの手伝いなのだ。ビバ夏休み!ということで、子どもの笑顔のために頑張るんだった。それなら今のうちにここで花を選び代金を支払えば、明日教会に配達してくれるかもしれないじゃん。

そこで私は傘をたたんで店に入った。自動ドアじゃないところが、いかにも花屋らしい。中は狭いけど、緑がいっぱい。涼しくて森の中みたい。いい気持ち。…ひといきついて花を眺める。夏だから、あんまりたくさんはないなあ。でもちょうど子どもの誕生日が近いからお花の係を引き受けた私なのだった。私は息子のために、息子の好きな黄色い花を飾りたいと思った。(ちなみに娘のときは、ユリの花を選んだのです。)

黄色といえば、ひまわり。何種類かおいてあるなかで、ゴッホのひまわり、という種類が、まさにゴッホのひまわりのようでいいなと思ったので、それをメインにしてあとはアワやトルコききょう、小さな白いバラでボリュームを出してくれるようにお兄さんに頼んだ。こういうお店はフラワーギフト券が使えないのが玉に瑕。仕方ないから私は、支給されたギフト券をしまってお札を何枚か出した。まあいいや。ギフト券はうちで使えばいいんだから。さて、お兄さんは配達はもちろんOKと言ってくれた。ありがたい。これで準備は万端だ。

ということで、一夜明けて今日は土曜日。私はいろいろ忙しいけど、夏休みにはいったことで不登校の息子が気楽になってくれればいいなと思うし、今日の教会のイベントを子どもたちが楽しんでくれればいいなと思う。そして、そこに集った息子が、黄色いひまわりを見て元気になってくれるととっても嬉しい。誕生日のプレゼントも、ゴッホのひまわりのジグソーパズルに決めた。部屋の中を明るくしよう。黄色は希望の色。元気の素。夏ばてなんかしていられないぞ!頑張ろうね。

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2008/07/17

『百まいのきもの』

近くの地区センターで石井桃子訳の岩波こどもの絵本『百まいのきもの』を借りてきてあったので、こどもに読んできかせるまえにと目をとおした。『百まいのドレス』という名前であらためて復刊されたらしいことは知っていたが、まさかこういう内容の本だとは。少なからず衝撃を受けているところである。

内容は、アメリカのある町の学校の女の子たちの間で、ワンダという母のないポーランド人の貧しい子がいじめられる話である。毎日同じ青い服着てくるそのワンダには、友達はひとりもいない。名前やかっこうが変だというので、裕福な子達は特に友達になろうともしない。ところがその子がある日、私は百まいのきものを持っていると言ったことから、激しいいじめの対象となるのだ。

いじめているリーダーのペギーのいそぎんちゃくのような存在のマディーは、実は自分も貧しくて、ペギーのお下がりの服を母親が仕立て直しているドレスをいつも着ている。なんでこんないじめが始まってしまったのだろう、みんな本当はいじわるな子どもたちじゃないのに、とマディーはワンダをいじめるペギーの横で、いつも決まり悪い思いをしていた。やがてワンダがいじめに耐え切れず、父親と兄とともに引っ越してしまったあと、強い後悔の念にさいなまれるのである。

ワンダがいなくなってから、校内のコンクールに応募した生徒のなかで一等をとったワンダの作品~色とりどりのすばらしいドレスのデザイン画~100枚が教室に貼り出された。それはそれは誰にもまねできない、美しいデザイン画なのであった。そしてマディーとペギーは…。

取り返しのつかないことが、世の中にはある。人間関係では特に。考えさせられるこの本を、石井桃子さんは100歳の誕生日に、新しい訳にしてこの世に出した。いつまでも忘れられない名作を、まだ読んでいない方にぜひ読んでもらいたいと、私は思った。

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2008/07/15

スイカの夜

昨日は塾から帰った子どもたちは帰りの車の中で従兄弟のおもしろい話に大笑いしたので、とっても機嫌がよかった。

にこにこしている子どもたちを見ると嬉しくなって、私はおねしょの心配をしながらスイカを切り、シャワーのあとみんなで食べた。

甘くてとてもおいしかった。

そうして仲良くおしゃべりしながら眠った。ということで、終わりよければ全てよしという一日だった。

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2008/07/10

踊ろう楽しいポーレチケ

今日は女らしい格好をして仕事に行ったら、退社後おでかけ?と聞かれてしまった。いつも普段着だから、たまにスカートはいたりすると驚かれちゃうんだなあ。

仕事は忙しかったが、家にいる息子とおばあちゃんのことが気になり、ときどき電話を入れた。息子は最近、自分の使った食器は洗ってくれるようになったが、昼ごはんの支度はぜんぜんしてない様子。だから今日は、「ハムエッグ、トマト、スープ、トースト」を二人前、おばあちゃんの分も作って二人で食べてね!と朝頼んでおいた。具体的に指示すればやれるのである。だんだん習慣になってくれれば助かるなあと思う。

帰りがけ、佐野洋子のエッセイを探して古書めぐりをしたが出会えず。今興味あるのは実母との確執を描いたもの。それだけ読むと落ち込みそうだけど。

友人からのメールに…ポーレチケ…という言葉を見つけ、朝からくすくす。くたびれたけど、メールに励まされ、いらいらせずに過ごせたことを心から感謝。さあそろそろ、息子をお迎えに行かなくては。目いっぱい遊んで勉強して、元気だといいのだけれど。

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2008/07/08

One Fine Day

思考が複雑にからまって、どうもこのごろ調子が悪い。今朝は4時半に起床。パソコンをいじったり、本を読んだり、コーヒーをのんびり飲んだりして過ごした。静かな朝は、気持ちがよい。

昨日寝る前に読んでいたのは、桐野夏生『魂萌え!』。佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』の1を読み終わったのに、2と3が貸し出し中だったので、仕方なく選んだもの。本屋でひっそり買ってさっさと読んでしまい今は職場の人のもとにある同じ作家の最新作『東京島』は、無人島でのサバイバルもの。作家の筆の力に押されてぐいぐい引き込まれてしまった。魂…はまだはじめのほうしか読んでいないけれど、普通の主婦が主人公だから電車の中でも読めそう。でも平凡じゃないんだろうなあ。日中に読みふけろう。

さて一夜明けての今朝は、エリザベス・キュープラー=ロスの『ライフ・レッスン』を手にとった。5年前入院中、看護婦さんがくださった本だ。何度読み返しても心にしみる、私にとってはお薬のような本。からまった糸が解けるような感覚。

~ああそうだ、私は手放すことを恐れていたんだ。あれもこれも手元においておいて、いらないものを保持するために疲れているんだな。本当に必要なものだけを大切にして、あとは捨ててしまえ。そうやって本当の自由を手に入れれば楽になれる。すっきりしたら、あとは委ねてしまえばいいのだわ。

私は重要なものを見分ける力をだすために、早起きして新鮮な空気を吸いこみ、静寂の中の鳥のさえずりを聞く。緑で目を潤す。果物でビタミンCを体中にいきわたらせる。家族に笑顔でおはようを言う。そうして一日をスタートさせよう。

いい一日を、あなたにも!

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2008/07/06

クワガタ

昨日の昼下がり、なぜか我が家のトイレの前に、クワガタがじっとしているのを発見した。

私は早速何年か前にスズムシを飼っていた虫かごをきれいにし、スーパーに虫ゼリーと蜜を買いに走った。日中あまりに暑くて買い物は夕方と決めていたのに、それでも暑くてだらだらしていた私に、クワガタがスイッチを入れてくれた感じだ。

家に戻って、クワガタの家が完成。蜜をなめ始めたようだが、どうも元気がない。じっとしてたからゴキブリと間違われなかったのだよ。どうぞ長生きしておくれ。

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2008/07/04

さくらんぼ

明け方に雷が鳴って、激しい雨が降った。現在は雨雲は去っていったようで、雨だれの音もだんだんまばらになってきた。

今日1・2時間目にプールの授業があるはずの娘だが、この調子では水温があがるのは昼ごろだろうから、きっと中止だろう。昨晩このプールの授業のために娘は早めに洗髪してドライヤーで熱い思いをしながら髪を乾かし、爪を切り、耳の掃除をし、体調を整えるために早めに眠ったというのに。

眠る前に読んだ絵本は、『ばーばちゃんのおみまい』。地区センターで借りてきた絵本だが、絵がとにかくかわいいし、食いしん坊でおっちょこちょいのあひるのばーばちゃんのすることが、いちいちおもしろくてかわいくて、二人で大笑いしてしまった。とくにうさこちゃんのお見舞いのために焼いたさくらんぼパイを、ちょっと味見しているうちにほとんど食べてしまうところには笑った。

この食いしん坊の感じは、私に似ている。しかし私は、手のかかるさくらんぼパイは焼いたことがない。さくらんぼを甘く煮詰めるなんて、したこともない。何しろ1パック398円になった佐藤錦を買ってきて、ありがたがって生前好んでいた父の遺影に供え、あとはみんなでちびちび食べてるような有様ですから。わたしにとってさくらんぼとは、小さいときから今に至るまで、父親の大好物であり、高級で有難い果物なのである。

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