超人ハルク
昔々、深夜にテレビをつけていたら、物悲しいメロディが流れてきた。それは「超人ハルク」のエンディングテーマであり、物語もひきつけられる内容だったので、私は長くハルクの隠れファンだった。
そのハルクが、再び映画になった。「インクレディブル・ハルク」。主演はエドワード・ノートン。きっといい映画なんだろうけれど、私には昔のハルクのほうが馴染む。
人間は、周りの人に自分の気持ちがわかってもらえないと悲しいしイライラする。ハルクはわかってもらえない立場で静かに怒り、そして変身する。
私はただの人間だから、いろんなことがあっていろいろなことに気持ちをたかぶらせるけれども、変身して問題解決できるわけじゃない。自分のことは自分のこと、他人のことは他人のこと、とちゃんと線引きをして、気持ちを整理しなくてはいけない。そして、他人のことは他人にまかせ、どうしようもないことは神様にお祈りして、感謝したりお願いしたりしながら過ごすしかないのだ。
もやもやはこうやって消えていった。ハルクのおかげというわけではないが、新しいハルクにやはり興味がある私。どんな評判なのかしら。夏休みに見たい映画のリストに、一応加えておこう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント