一大事
反抗期の息子には、最近文句しか言われない。たぶんあちらも、母親から最近文句しか言われないと思っているだろう。
ともかく会えばすぐ喧嘩になるので、とても疲れる。彼が機嫌よく話をしてくれるのは、何か一大事があったときだけ。
たとえば、電子レンジが火を噴いたとか、夜中にひとりで起きていたら低空飛行の昆虫が耳をかすめたから驚いたとか、翌日夜中にカーテンにしがみついていたカナブンを遂に見つけてコップをつかって捕獲し外へ逃がしたとか。そういう息子にとっての一大事がないかぎり、いきいきと物事を語ってはくれないのである。
よろしくない一大事は起こらないほうがいいに決まっているが、それほど大げさなことでないかぎり、何か起こってくれやしないかと心待ちにしている私である。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ごぶさたです。(^^)
はは。男ってたぶんみんなそうですよ。
母親から、何か言われるのがイヤな時期があるものです。
「反抗期」いいじゃないですか。
ガンガンやってください。
そして、時には「ほめ倒し」作戦もいいかも。小さなことでもモチアゲて、ほめ倒してみてください。はは。
けっこう図に乗って調子よく話してくれるはずですよ。はは。母親に勝った気分にさせるのも一つの手ですね。
-(や)-
投稿: 山猫編集長 | 2008/08/26 14:07
山猫さん、お久しぶりです。
ん~男の子育てるのは、可愛いんだけど大変で大変で、私は倒れそうな気分で毎日過ごしています。
昔男の子だった方の意見は参考になります。ありがとうございました!
投稿: ののか | 2008/08/26 15:55