吉野山 コロビテモ亦 花ノ中
この間の日曜日、教会でうかがった説教で引用されていた俳句をご紹介。
吉野山 コロビテモ亦 花ノ中(柳宗悦)
聖書の言葉と人間の罪について考えているとき、奥村一郎神父がこの歌と重なる思いがしたと著作に記されているそうだ。人間はすぐに転ぶ。罪を繰り返す。しかしその罪もまた、イエスが十字架にかかったことによりこの世で繰り返し許される。転んでもまた起き上がり、歩むことをゆるされている私の人生。なんとありがたいことだろうか。
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花の話題をもう一つ。昨日は風邪のため寝てばかりの土曜日だった私。午後になって、教会の献花当番だったことに気づき、車を走らせて花を買いに出かけた。黄色い花を選びたくて、まずはピンポン菊を。しかし何と組み合わせたらいいのかわからない。店員さんに相談したら、まだ花が少ししか咲いてない菜の花をグリーンとして組み合わせたらいいとアドバイスされた。それから、優しいオレンジのガーベラ、白いカラー。黄色いシンビジウム。それだけ買って1800円。余ったら家に持って帰ろうと思い、ともかく帰宅。花を生けるのがうまい母を車に乗せて、今度は教会へ。母は「ちょっとまっすぐな花ばかりだと難しいわ。」といいながら、うまく活けてくれた。そばで見ていた私には、菜の花が野菜に見えて仕方ない。私って「さもしい」のかしら?
ともかく講壇の脇に、黄色い優しい花を置くことができて、よかったよかった。今日はおばあちゃんと娘で礼拝に行ってもらおう。私は安静にして、家で寝てようっと。
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コメント
お大事になさってください。はやく治すには眠るのがいちばん。
こじらせないように今晩はたまご酒でも飲んでおやすみくださいね。
転んでも転んでもまた起き上がらせてくださる神様にかんしゃです。
新しい朝をまいにちくださるということを、ときどきですが
思い出して「ありがとー、神様」と感動してます。
投稿: ikko | 2009/01/18 15:53
ikkoさんへ。
本当に、感謝を忘れずに暮らしたいですね。
つい愚痴ばかり言ってしまう私ですが、
反省しなきゃと思っています。
投稿: ののか | 2009/01/20 06:06