Called by Name
一年の半分が過ぎてしまった。後半戦の一日目の昨日、私は何故か過剰反応してしまうことがあって、お疲れモード全開。夜になってももやもやが晴れないので、悪いなあと思ったけど、知り合い数人に電話。「どう思う?」「変だよね。」「変だけど、変だよ、って過剰反応してる私も、本当に変だよね。」聞かされてる人は、本当に気の毒。ごめんなさ~い。でも少し気が楽になったので、感謝してます。
問題は、我が子の通う小学校で配られた、一冊の冊子。教育委員会がつくった家庭教育ガイドなのだが、私は開いたとたんになんともいえない嫌な感じを受け、とても嫌だから放っておいた。しかしそれに家庭から一言コメントを書き押印する欄があって、それを提出しなくてはならない昨日の朝になって「ない!」「ない!」「どこにもない!」という焦った事態になった。前夜からその冊子のいどころがわからず気になってた私は、朝は午前3時から起きだしてあちこち探したけど、見つからなかった。ああしまった(汗)。仕方ないので担任あての連絡帳に「見当たらなくなったし、読んだら嫌な感じがしたので提出しなくてもいいですか?」とお手紙を書いた。しかし返事は、「あるんですか?ないんですか?」だった。学校にとっては、とても大切は配布物だったのだ。私は見る価値がないと思った冊子でも、うちの学校にとっては大切なものだったのだから、無くした私が悪い。しかししかし、内容がいかにも「美しい国日本」を唱えていた人の姿が見えるようなそんな感じだったので、ものすごい違和感が私に襲いかかってつぶれそう…。
現場の教師はどう考えてるんだろうなあ。たぶんすごい違和感と闘ってると思えるその冊子。何部刷ったのか知らないけど、そんなお金があるんなら、困った子どもが通える学級を作ってほしいよ、この私は。型抜きクッキーみたいに、個性のないいい子たちばかりができあがるような世の中は、気持ち悪いじゃん。ひとりひとり、みんな違っていいんだからね。
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今朝は教育ガイドを無くしたことを学校に謝りに行こうと思って、早起きして身辺整理。そうだそうだ、そういえば7月から読み始めた朝のお祈りのための聖書日課The Upper Roomを今朝も読もうと、コーヒー入れて祈りのひと時。和文と英文で比べながら読んでみた。Called by Name(神は私たち一人ひとりを名前で呼んでくださいます)…いいことが書いてあったなあ。ということで、今朝はさらに大きな聖書を出して、ゆっくり味わおうと思い、教会バッグを取り出してみると、なんとその問題の教育ガイドブックがポンといれてあるではないか!まあ神様、私のことをこんなに悩ませておいて、こんなところにかくれんぼしてたのを今教えてくださったんですか!
というわけで、娘が起きてきたときにはにこにこ笑顔に戻っていた私だった。あ~しかしこの人騒がせな片付けられない女を、いい加減卒業したい。
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