『夏の庭』を読んで
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いい本でした。
読書感想文が何より苦手な私ですので、詳細はうまく書けません。ともかく笑って泣いて、心にじぃんと沁みて、この夏のいい思い出になりそうな一冊。
少年や少女が、関わりのある老人の死を通して成長するという点では、
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と共通していますが、私はこの本の方が好きです。
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コメント
出だしは悲惨なのですが「春のオルガン」もいいですよ。「ポプラの秋」も好きです。
梨木さんのエッセイは大好きです。小説は好きなものとそうでもないものがあります。「春になったら苺をつみに」「ぐるりのこと」など、私は考え方に共鳴してしまいます。
投稿: ikko | 2009/09/08 20:22
ikkoさんへ。
湯浅さんの作品は、これからおいおい読みたいと思っていたので、紹介ありがとうございます。
>出だしは悲惨
興味深いです!
梨木さんのほうは、『西の魔女が死んだ』と『春になったら…』は読みました。でも父が亡くなるまえだったから、今から読んだらまた感想が違うかも?と思います。
投稿: ののか | 2009/09/09 07:02
こんにちは。お久しぶりです。
湯本さんは「くまとやまねこ」を書かれた方ですよね。
この本も、ずいぶん前ですが夏休みの読書感想文の課題図書でした。
でも、そんな風に思いながら読むと面白くありませんよね(笑)
登場人物の誰かを死なせたがるのは、ちょっとどうかと思いながらいつも読んでいます。
梨木さんは、ぜひぜひお勧めです。
新刊が出るたびに買って読みますが、わたしが一番好きなのは「家守奇譚」です。
投稿: ねじっこ | 2009/09/15 08:53
ねじっこさん、おはようございます。
私こんなに話題なのに「くまとやまねこ」読んでないんですよ。へそ曲がりでしょう?
梨木さんの『家守奇譚』とてもよさそうです。
トライしてみます。
ご紹介ありがとうございました。
投稿: ののか | 2009/09/16 05:58
ののかさん、何度もコメントしてすみません。
「くまとやまねこ」が、こんなに人気が出るなんて思いもしませんでした。わたしは湯本さんをそんなには好きではなかったのです。
画家の酒井駒子さんが好きで、それで出逢った本でした。
でも酒井さんも今や大人気ですね。嬉しいような寂しいような、です。
梨木さんの作品で「家守奇譚」をお勧めしたのは、ののかさんのお好きな植物にまつわる話だからです。ちょっと不思議な妖しい世界ですよ(笑)
投稿: ねじっこ | 2009/09/16 09:33
ねじっこさんへ。
図書館で予約入れました。
早く順番来ないかな~。
妖しい世界に興味津津です!
投稿: ののか | 2009/09/17 15:34
こんにちは
遡って読んでいて思い出したので・・
梨木さんの「家守奇譚 」の中に
ちらっとだけ登場する村田という友人は
同じく「村田エフェンディ滞土録」の人
この本も私はけっこう好きです。
投稿: ikko | 2009/09/23 09:46
ikkoさんのおっしゃる本、最近わかるようになりました。
投稿: ののか | 2009/09/23 13:06