« 焼けた餅 | トップページ | 秋は夕暮れ »

2009/10/26

あたたかい右の手・ふたたび

この頃自我が芽生えて反抗期に入った娘だが、夜寝るときだけは、私の右手を両の手で包んで、そのまま寝る。なんでも、こうしないと安心できないのだそうだ。

私の右の手は、娘の手に温められて、ほかほか温まる。まさに「あたたかい右の手」である。こうなると私も、安心して夜眠ることができる。

今や手ごわいティーンエイジャーの息子でさえ、この年ごろには、私の手を握って眠っていたのだ。

娘もこれからどんどん親離れして、こんな日々がウソのようになる日も近いのかと思うと、今から私はとても寂しい。

※ブログを始めた4年前の記事「あたたかい右の手」はこちら

|

« 焼けた餅 | トップページ | 秋は夕暮れ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あたたかい右の手・ふたたび:

« 焼けた餅 | トップページ | 秋は夕暮れ »