必殺仕分人
鳩山政権になって、予算の無駄を削るという意味で事業仕訳会の一回目が開かれた。初めて見るやりとりに、私はテレビの前で緊張した。そして、テレビ朝日で中村主水が活躍していた「必殺シリーズ」を連想した。
名付けて「必殺仕分人」。ばっさりと斬り捨てられる事業たち。お~厳しいなあ、現実は。わかってもらいたいのにわかってもらえなかった人たちの、残念そうな顔。使命感から厳しい口調で無駄遣いを指摘する仕訳人。普通の会社では、企画が通った予算が通ったと喜んだり、その逆でがっかりしたりがあるわけだが、こんな国民の目に見える場所でやり玉にあがる人たちは、かなりストレスだろうなあと思う。
あの場で十分な時間もないのに議論が尽くせたとは思えないが、その事業が必要か必要でないか意見をかわす場がつくられたことは、私はとても意味があると思う。ただし私はせっかくしたことが無駄になることが好きではないので、議論がこのあと後戻りしないといいなと思う。今回議論の場にあがってこなかった事業にも無駄はきっとあるだろう。だから、これからも試行錯誤はあろうが、本当に必要なことは何か、ひとまかせにしないで国民も関心を持って考えていこう。なんてことを考えさせられた、ニュースでした。
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コメント
「(意見)同じく!十文字小弥太、、、」って、これは"大江戸捜査網"やってんな。
投稿: sada | 2009/11/12 22:52
sadaさん、こんにちは。
懐かしい時代劇ですね。
私は「…死して屍拾う者なし。」というナレーションで、シカバネって言葉を覚えました…。
投稿: ののか | 2009/11/13 06:40