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2010年1月

2010/01/31

記憶について

この頃思うことがある。人間どんな辛いことがあっても、そのあといろんなことを経験しているうちに、辛かった記憶が奥のほうの引き出しにしまわれてしまうことがあるということを。しかし、忘却の彼方にいってしまったはずの記憶が、またなにかのはずみで甦り、新たに直面している問題を解決するときに役立つということ。そのことで辛かった記憶が今度は困難を乗り越えた体験と重なって、よい記憶になることを。

最近何回かそういう経験をして、人間ってよくできたものだなと感心した。創造主の偉大さを、実感してしまう。

忘れるという行為は危うい感じがするので、人はそのことを嫌うけれども、忘れてしまった方が楽なことは忘れてしまった方がいいに違いない。これは忘れるボックスへ、これは忘れたくないことのボックスへ、と日々記憶を自分で整理していければ一番いいが、こればっかりは簡単に操作できないところが、また人間の複雑さなのだろうと思う。時間がたつうちに、いつのまにか忘却ボックスへしまわれてしまう記憶たち。私の中にも幾つもまだ、残っているはずなのだが。

思い通りにいかない人生である。目標にたどり着けずに立ち止り、足元を見ることしかできず、それでも再び歩みをひとつひとつ重ねれば、別天地にたどりつく場合もあるだろう。前に進めない時、振り向くこともできない時、私たちを再び前へと進ませてくれる力は、どこから来るのか。それは人によっては記憶の奥の引き出しの中にある、自分が無条件に愛された幸福感とか、自分が自分を無条件に認めた自信とか、そういう暖かい記憶たちなのではないだろうか。

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2010/01/30

加齢臭

「加齢臭」ってドキッとする言葉ですね。一体どんなのそれ?わかりません。

だけど、コマーシャルなんか見ると、一家のお父さんが年取ってくると何とも言えず不快な臭いを出すようになり、家族に嫌われるってなふうに紹介されてますね。

お父さん、家族のために頑張って働いてるのに、そのおかげで「洗濯物はお父さんだけ別に洗う。」なんて籠分けられちゃったりして、可哀そうだな~なんて思います。私が思春期だったころは、父親がタバコ臭くて嫌でしたけどね。加齢臭なんてわかんないや。

と思っていた昨日、息子と帰宅したら隣の台所から昨日もまたお料理の香りが。息子が玄関でニヤニヤして言いました。

「カレー臭。」

やっぱそうきたか!

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2010/01/29

まんまるお月さま

今日は少し雲があって、夕暮れ時の空はぴんとこなかった。

私は用事があって車を運転していたが、期待したような空じゃなかったから少しがっかり。

しかし、暗くなってから外を見たら、まんまるお月さまが出ていた。

あら綺麗。明日が満月らしい。私は思いがけないまぁるい月を見て、元気が出たのでした。

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たんたんたんたん誕生日

今日は、海外に住んでいる友人の誕生日。

クリスマスカードをいただいたら、今は半年だけ、別の国に移ってるとわかった。ではバースデーカードは、その住所へ送ればいいのかな?と思っていたら、日本のお母様から、年賀状で「娘は今所在不明なんです」と知らされ、不安になった。

あらら、何処に行っちゃったのかしら。メールしたけど返事なし。何か事情があって、ご主人と僻地にでかけたのかな?仕事柄そうかもしれない。今は連絡が取れないだけなのだろうと、不安を打ち消すように考え、駄目もとでクリスマスの時の住所にカードを送ってみた。

あぁ、届くかな?離れていても、心は繋がってるよ~。

今日はお誕生日、おめでとう。いつかこのメッセージをうけとってね!

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2010/01/28

大海原のような空

昨日の夕方、私の住む地方では、空にうろこ雲が広がった。うろこ雲だと思うけど、今は秋じゃないし、すごく変な光景だった。

けれども感動した。空が海に見えた。

何処までも続く雲が、空の広さを教えてくれた。夕空は不思議な色の変化を見せて、やがて雲はいなくなってしまい、暗くなっていった。

ほんの少しの間私に大海原を思い起こさせた空は、私の心に何かを残した。空はどこまでも繋がってるんだよ、っていう思い、海も何処までも繋がってるんだよっていう思い。そんなことを。

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2010/01/27

ほめ言葉のシャワー

昨日食事中にNHKを流していたら、「クローズアップ現代」で荒んだ日本の職場や家庭で今求められている「誉め言葉」について紹介をしていた。

番組のHPはこちら(1月26日放送分)。番組内で紹介された冊子をお求めの方はこちらから(水野スウさんのブログ)

確かに荒んだ家庭、荒んだ職場では、みな余裕がなくてがみがみ相手を怒ったりけなしたりになりがちだよな~と思う。私もまさに家では、そんな感じ。いけないといつも反省しているが、番組を見てさらに反省。外面が良い私は、家の外では人の長所を見つけて誉めるのが上手なのである。しかし家では違うので、家族にはその点評判が悪い。

人間って、誉められると自信がつく。私もいつも、誉められたいって思っている。家族にはもちろんなるべく誉め言葉をかけてるが、キレまくったり喧嘩したりして、誉め言葉効果なんか吹っ飛ばしてばかりいるから、反省するのだ。

そのくせ自分は心が弱ると家族に、「ねぇねぇ、私のいいところ見つけて教えて。3つだけでいいから。」とふってみる。するとみんないつも「そうだねぇ、お料理うまいし、話が面白いし、友だちがたくさんいるところかね。」などと、同じことの繰り返し。それでも、言われて元気を出す私。あ~情けない。私みたいに家族に甘えて、こんなこと言える人ばかりじゃ世間ではないだろうから、やっぱり言われなくても心がけるのが大切なんだろうなあ、誉め言葉をかけるってこと。

思春期のこどもには、逆に嫌がられる誉め言葉。だからさりげなくを心がける。本当のことしか言わないほうがいい。浮ついたこと言うと、下心があると疑われる。だから、「今日布団干してくれたから、気持ちよく眠れるわ、ありがとう。」と感謝の言葉をかける。それだけでも、言わないよりずっとよいに違いないからね。

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2010/01/25

夕暮れドライブ

今日は子どもたちの塾の弁当を作り、車で子らを送ってから、夕暮れドライブ。母に頼まれた園芸用の肥料を求めて、あっちのお店、こっちのお店と探すうち、空が赤く染まり夕陽が鮮やかに見えた。

あ~きれいだなあと車の中でため息。夕暮れドライブ。私以外誰も乗っていない車で、韓国ドラマのサントラを聴きながら、思い切り悲しい気分になってうっとり。ムードは満点!それにしても、久しぶりに聴いた、ユン・ソクホ監督の4部作のうちの「春のワルツ」のサントラは、よかった。

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夕暮れ時なので、信号の色がやけにくっきりよく見えた。赤、青、黄色。そこで私が思ったこと。人生の岐路に、こんな風に信号がついていたら、人はいちいちやらなきゃよかったと後悔したり、やっときゃよかったと嘆いたり、悩まずに済むだろうと。掟や律法、ルールが社会を維持していくために単純に決まっていた頃の人は、ある意味では暮らしやすかったのではないだろうか。反対に自由な選択をすることは、難しかったろうが。

現代日本には宗教的な縛りはなく、あるのは法律と世間の目だけ。そんな中で私たちは、もちろん人によって違うのだけど、何を基準にして自分の人生の来し方行く先を考え、道を選んでいくのだろう。

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2010/01/24

八朔の香り

昨日は隣のおばさんに頼まれて、そのお宅の八朔の実の収穫をした。いつもなら室内でゲームをやってるわが家の息子とその友達が、梯子に登って大活躍。あれこれ知恵をしぼりながら、高いところ、手の届かないところの実をもいでいく。

私も木のぼりして、久しぶりに冒険気分。あ~楽しかった。実をもぐ度に、八朔のいい香りがする。娘は前の道で木の下に待機。受け取り損ねた実が、坂をころころ転がっていくのを追いかける係。私の母は隣のおばさんと一緒に、現場監督。

一つ残らず収穫をしたら、隣のおばさんは大喜び。喜んでもらえて、私たちも楽しくて、本当に感謝の収穫作業だった。最後には持ち切れないほどの八朔をいただいて帰り、家で海苔巻やお稲荷さんをつまんだ後に、一人一人かたい皮を剥いていただいた。爽やかでほんのり酸っぱい美味しい八朔の味は、きっと子どもたちの記憶に一生残るだろうなあと私は思った。

追記:わが家のお客さんだった息子の友達は、リュックサックに20個も八朔を入れて、それを担いで自転車に乗り、よろよろと夕方帰って行った。家にたどり着けたかなあ。

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2010/01/23

谷内六郎の月

昨日は珍しく夜の外出。クラシックコンサートの招待券が2枚あったのである。私は予定通り友人と駅で待ち合わせしておちあい、近況を語りあいながら、アフタヌーンティーで食事。その後会場へ。私が若いころにはなかった会場なので、たどり着くまで少し緊張。初めて乗る電車で、目的の駅を通り越しちゃったりしたけれどなんとか到着。コンサートは玄人向けではない和やかな雰囲気。上質のクラシックの演奏を味わって、満たされた気持で帰途についた。

友に帰りの電車で私が打ち明けたこと。

「ねぇ、神様って意地悪だよね。苦しいことがいつまで続くのか、それがいつまでだよ、って教えてくれれば我慢して頑張れるけど、教えてくれないんだもん。どうしてなのかなぜなのか、わからないまま、くたびれながら頑張ってるから、もう疲れちゃったよ。」

なんてマイナスな思考なんだろう。クラシックの音色にも、私の乱れた心は癒せなかったみたい。でも数時間でも気持ちを共有できる友と過ごせたことは、心の慰めになった。ありがたかった。

駅で友と別れて、私は暗い夜道を歩いた。タクシーは通るし、通行人も多いけれど、暗い道を歩きながら、ぼんやり考え事をした。こういうぼんやりは、私にはとても大切な時間。行く手の暗い闇に光る赤ちょうちんや自動販売機、薄気味悪い外灯やさびれた飲み屋の看板。そんなものの上に、まるで絵に描いて貼ったような月が浮かんでいた。それらの光景は一つの絵のようになって、私の心に迫ってきた。

私はその絵に「谷内六郎の月」という名前をつけた。なんとなくそんな名前がぴったりな気がした。家に一冊ある谷内六郎の画集に、電柱の絵があったような気がする。楽器が夜空に浮かんだような。記憶がごちゃ混ぜになっているので、谷内さんに無断で(もう故人だけれど)お名前を借りて申し訳ないのだが、そういう題名が思いついた。不思議だな。

今日は土曜日。予定といえば隣の家の八朔の実の収穫を、家族で頼まれているくらいか。マイナスな気持ちを切り替えて、今日は明るく過ごしたい。

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2010/01/22

再び 『祖父の恵み』

父が亡くなって、もうすぐ2年になろうとしている。私は父に、大切に育ててもらった。私が反抗的なので、困らせたこともたくさんあったけれど、こうして生きていることはみんな父のお陰だと思って、わだかまりを捨て今では心から感謝している。

そんな私がちょっと行き詰まりを感じて、何か心を落ち着けたいと思って再読している本はこちら。もちろん日本語で。リンクさせる絵がないので、ここには洋書の方を紹介。

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とてもいい本なのに、日本では重版されてないもよう。いたって真面目な内容なので、世間にはうけないのだろうか(→『祖父の恵み』)

この本は4年ほど前に、このブログでも紹介した(→慰めのハート)。私にとって大事な本なのに、そういえば何かの記念に大切な方に差し上げてしまい、現在手元になかったので、またもや購入。何度目か?

これは現在アメリカで医師をしている作者が、幼いころ一対一で祖父に与えられた、宝のような想い出を紹介した本である。祖父はユダヤ教のラビであった。

どうしてこの本が、私の心をここまでとらえ慰めるのか。それは、同じ家族で育ったとしても一人だけ価値観がどこか違う子どもだった作者に、たった一人理解を示し子ども扱いせず時間と心を割いて向き合ってくれた祖父の存在が、後年医師として重大な決断を迫られることになった時大きな根っこのように彼女を支えたという話が、胸に迫ってやまないからだと思われる。祖父と過ごした時間は両親にはあまり喜ばれないものだったため、非常に短い凝縮された時だったにもかかわらず、幼かった作者は鮮明に人間の叡智を伝えようとした祖父から、実に多くのことを学んだのだった。

*******

この本とは関係ないが、今朝心に浮かんだ讃美歌は、讃美歌第Ⅱ編の157番。与えられた聖書の箇所は、新約聖書コロサイの信徒への手紙(3:12-17)。

私はいくつになっても迷ってばかり。大切なことを感じることはできるのに、なかなか人を赦すことができない。私は一人で生きていくにはとても弱い。だから信頼できる仲間に常に支えられている。まさかの友を用意してくださった神様に、今日も感謝している朝である。

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2010/01/21

ノイズキャンセリング・ヘッドフォン

うちの息子はいろんなことに敏感!この味はおかしい、とか、この音がうるさいとか、この匂いは我慢できないとか、このごわごわした肌触りが嫌だ、とか、母の私から言わせてもらうと「それぐらい見逃してよ。」と思えることばかりだが本人にはどうしても駄目なことなのだ。

こういう人が家族にいると、当然トラブルが多発する。カレーライスをみんなで食べる時、カレー皿と金属のスプーンがこすれる音がたまらない、と怒り出したり、「天然酵母のパン以外は絶対食べない。」と言い出したり。そのたびに、こちらは知恵を出して、どうやって折り合いをつけるか考える。

最近のわが家の悩みは、大きな居間に家族が集まった時、彼が私たちの生活音を猛烈に我慢できなくなる瞬間があること。こりゃどうしたらいい?部屋は他に寝室と台所しかないのに、私たちがそっちへ避難するなんて、すっごく変な話じゃん。

そこで私は考えた。これは必要な出費である。私にとっても息子にとっても、これは必要だ。ついに決心がついた。そこで注文して、お金を払い込み、昨日到着したのがこの製品。

    BOSE社  クワイアット・コンフォート 3

高い買い物だったので、ぜひ効果を期待したいところ。これは知る人ぞ知るヒット商品なので、たぶん息子みたいなタイプの人にはいいと思う。家族の平安を守るための新戦力。息子の心の平安に、ぜひ役にたってほしい。

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2010/01/20

悲劇の主人公

今日仕事帰り、家族のことですっかり落ち込んでどうにかなりそうな気持ちでスーパーの駐車場の車の中で座り込んでいた。「もう駄目だ。もう疲れた。逃げ出したい。どうして思った通りにならないの。」と嘆く気持ちでいっぱいの、マイナス思考の私。

その時ふと思い出した方に電話をしたら、仕事中にもかかわらず話を聞いてくださり、また夜にこっちから電話するわね、と言ってくださった。そうしたら、この悩み事を私一人でかかえなくていいんだわ、と少し気楽になった。エンジンをかけて、家に帰ってご飯を作り、家族に食べさせることができた。大声でどなり散らさずに済んだ。あぁよかった。

夜になってその方が約束通り電話をくださり、「私にもそういう経験があるわ。そういうこと、意外によくあることなのよ。」と教えられた。そうしたら、またまた少し心が軽くなった。勢いで最近なかなか会えない友に電話をして、近々会う約束をした。これは結構楽しみになった。

重荷を下ろすことは、そう簡単なことではない。今日の私の場合、もう待ったなしというときに私のSOSをキャッチしてくれる人が現れ、必要な助言をくださった。本当に嬉しかった。それから、急な誘いにも快く応じてくれる友を持っていることを思い出した。私はなんて幸せ者なんだろう。夕方疲れた悲劇の主人公だった私は、寝る前には悩みから解放されて不幸ではなくなった。でもなんだか眠い。今日は沢山エネルギーを使ったからかな。もう早く寝ようっと。

みなさん、おやすみなさい。

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2010/01/19

ちいさなヒッポ

ちいさなヒッポ
ちいさなヒッポ うちだ りさこ

偕成社 2005-10
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おすすめ平均 star
starかばさん
star版画絵本の良さ
starぬくもりと力強さと

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昨日娘と読んだのは、この絵本。この子がお腹の中にいるとき、私が切迫早産のため出産まで入院していた病院に、とある牧師夫人がお見舞いよ、と置いていってくださった想い出の一冊。

ヒッポはこどものカバ。お母さんといつも一緒だから、怖いことはなんにもない。お母さんはたくましくて優しい。だけどヒッポに一番大切なことを、毎日教えて一緒に練習してくれる。 危ない目にあったとき、カバらしいグァオという声で吠えること。そして助けてと仲間を呼ぶこと。ヒッポはまだ小さいので、なかなか上手に吠えることができない。

そんなある昼下がり、ヒッポはみんながお昼寝しているのにひとり、水辺に出て遊びたくなり群れから離れる。そして何が起こったかというと? 内容もよいのだが、版画で迫力いっぱいにワニとの大格闘が描かれるラストのほうは圧巻です。 それにしても、お母さんが助けに来てくれて、ほんとうによかったね!ヒッポ君。だけど、あなたを救ったのは、自分なんだよ。上手じゃなくても大きな声で「グァオ!たすけて。」と言えたのは、君だものね。

私がこの絵本からいつも連想する本はこちら(↓)。

子どもには、「安心・自信・自由」の権利がある。そして、その権利を守る方法を、ぜひあらゆる子どもたちにまなんでほしい。

あなたが守る あなたの心・あなたのからだ あなたが守る あなたの心・あなたのからだ
平野 恵理子

童話館出版 1997-09
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2010/01/18

身辺整理

ブログが散らかって、家の中も散らかって、心の中も散らかって、いいことなんか何にもないと思ったので、昨日はまずブログの整理。

日々の記録と思ってつけていた楽天のお料理ブログ「今日も笑顔で台所」と、お気に入りの音楽を紹介していたgooの「♪心のまま」は、閉鎖しました。ときどき覗いてくださった皆様、ありがとうございました。

さてこれからは、心の中のお掃除、それと一緒に家の掃除。本当に要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てること。順序立てて必要なことから。これが「片づけられない女」の私にはとても難しいことだけど、幸せになるために頑張ります。

ここで宣言しておかないとなかなか進まないので、1月18日の朝に、ここに決心を記しました!

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2010/01/17

カエルがカエル

今日もまた、寒い朝です。

関東はありがたいことに晴天ですが、池には氷がはっています。

表面は凍っていても、氷の下には生き物がしっかり生きています。

春が来るとカエルがカエル。

あとひと月もすると、カエルの声が聞こえるな。

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2010/01/15

エール!

エール!~FOR LOVE&LIFE
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ユニバーサル インターナショナル 2003-03-19
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star受験生にいいですね!!!!
star「頑張れ!」
star聴いて効くんじゃなくて。

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私がどん底の時、義姉が差し入れしてくれたCDです。どの曲にも励まされたけど、やっぱり私はKANの ♪愛は勝つ が好きだったな。 今の受験生が「エール」って聞いたら、YELL~いきものがかり~だよね!と時代遅れは自認しつつ、

YELL/じょいふる
YELL/じょいふる いきものがかり

ERJ 2009-09-23
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やっぱり私の中のエールは、♪愛は勝つ なんです。

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2010/01/14

出会い

今日はいい出会いがありました。思いがけないところで、言葉を幾つも発してないのに私たち家族のあれこれを理解できる人に出会えるなんて、早々あることじゃないでしょうに、それがあったんです。私は心が震えました。しかも、それが非常に信用のある専門機関の先生だったので、なおさら私は嬉しかったです。

学校になじめないけれど、勉強が大好きな息子が、これからどういう風に学校を選んでいけばいいのか、親としてどう接してやったらいいのか、普通なら当然身についているべきコミュニケーション能力が弱い息子を、どうフォローしたらよいかわからないまま、つまらない諍いに疲れている家族の問題もわかっていただけて、更に一人親の私の気苦労まで。。。

本当に人生って不思議です。神様は人間の悩みや祈りを聴いてくださり、時がくると天使をつかわしてこういう出会いを用意して下さるようです。

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2010/01/13

ミルク色の夜明け

今日も早起きをして過ごすうち、空が白み始めたので窓を開けた。

柔らかいミルク色の夜明け。空には三日月。

静かな一日のはじまり。

今日も一日、つらいことがあったら穏やかな時間を思い浮かべ心を鎮め、この空の色のように平和に過ごせますように。

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2010/01/12

ラベンダーの香り

昨日は久しぶりにお出かけらしいお出かけをして、最後に美味しいお茶を飲みました。

ラベンダーアールグレイ ティー ラ テ

これはおススメって思うんですが。スタバではほかに、ほうじ茶ラテっていうのも飲めるそうです。

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2010/01/11

昨日のこと。自転車でちょっと遠くまで行った帰り道。車がぶんぶん走る大通りに嫌気がさして、出来心で前の自転車についてちょっと横道に入ったら、夕方なのにあたりが真っ暗になってしまった。何も分からない。頼りは前の自転車だけなのに、あらら、そんなに早く走らないでよ!

やがてその自転車を見失い、私は焦った。なんで外灯が昨日は消えていたんだろう。大きなスポーツクラブの裏手のはずなのに、本当に道がどこにあるかもわからない。私は仕方ないから、近くにあるはずの線路の位置を確かめたり空の色を見たりしながら、きっとあっちへ行けば次の駅に続く道へ出るぞ、とペダルをこいだ。心細かった。間もなく見覚えのある十字路にたどりつき、一安心。無事に家にたどり着くことができた。

暗い道を自転車の灯りだけで走っていると、怖い映画の場面などを思い浮かべ、恐ろしくなる。思慮と分別の足りない自分を、愚か者となじりたくなる。だけど、何か目印をみつけてそちらに進めば、別の道があるに違いないという確信があるから、私は前へ進めるようだ。

先日も東京の病院へ行くため娘を車に乗せて走っていたら、わかりにくい交差点で道を間違えてえらいことになった。でも、あっちかなこっちかな、と走っているうちに、ちゃんとたどり着けた。カーナビ購入をためらっているからそういうことになるのだが、標識だけ見ていても、見当がつけばなんとかたどり着けるもの。行き方がひと通りとは限らないから。回り道もすれば引き返すこともあっても、道はどこかで繋がっている。進むことをあきらめなければ、目的地にはたどりつけるのだ。

***********

そんなことをぼんやり考えている、連休3日目の朝。

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2010/01/10

ブリ大根

今日は、ぶりのあらが買ってあったので、圧力鍋で大根やショウガを入れて、ブリ大根をつくりました。

これがもう、ほっぺが落ちるほどの美味しさでして、家族みんな笑顔、笑顔。

他には、タマネギと卵の味噌汁、小松菜の胡麻よごし。

食後は蜜柑をいただきました。

あ~冬はブリ大根だわ。本当においしかったです!

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2010/01/08

映画「ディア・ドクター」

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残念ながら映画館では見逃したので、ツタヤで借りてきました。1泊ですか?2泊ですか?と訊かれたので、母にも見てもらおうと思い2泊と答えました。

旧約聖書を最近読み始めた母には、こちらも。休み休み見てもらおうかと!こちらは一週間借りられました。

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2010/01/07

七草がゆセット

今年は値段にあまり腹が立たなかったので、七草がゆセット298円を昨日のうちに購入。

ってことで、今朝は七草がゆです。

家族が喜んでくれると、いいけれど。

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2010/01/05

鎌倉パスタ

今日は子どもたちを冬期講習の塾へお迎えに行き、そのまま車に乗せてニュータウンへGO!なんか昼間に運転したの、久しぶりな気がするな…。

私は明日が仕事始め。実質今日で冬休みは終しまい。ろくな家族サービスもできなかった罪滅ぼしの気持ちから、子どもたちに何かお昼にご馳走をしたくなったのだ。私と娘はとんかつ屋に行けば息子が喜ぶと考えたが、彼はそういう歯触りのものは今は食したくないもよう。

仕方なく、以前入ったことのある鎌倉パスタという和風のパスタ屋さんへ向かった。しかし人気店だけあって、行列ができていた。美味しいものに目がない息子は、お腹は減ったがここでいいよというので、ウェイティングリストに名前を書いて、戸外の陽だまりで待つこと30分。ようやく順番が回ってきた。息子は腹減った~と、なんとパスタを2皿も注文した!!!私はささやかなものを頼んだけれども、結局支払ったのは結構な額。予算オーバー。

でもね、たまに外食して、その店のアイディアを参考にして、今度は家で似たものを作る楽しみってあるんだよね。今度美味しいサラダと、美味しいピザを作ってあげよう、私の子どもたち。

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2010/01/04

冬休みの過ごし方

今午前7時過ぎ。関東は晴天。穏やかなオレンジ色の朝陽が昇り、町を明るく照らす時刻。正月の休みが終わり、今日から仕事始めの方も多かろう。

わが家は子どもたちの冬期講習のはじまり。娘は冬休みの宿題を、一人でやっつけたので、塾で何しようかな、と言っている。受験組じゃないので、好きな勉強すればいいのだけど、英語などはあまり人数がいないときのほうが、教えてもらいやすいそうだ。宿題を見直しのために持参して、先生にプログラムを考えてもらうといいよ、と私はアドバイス。家では書き初めの練習はしなくてはいけない。

息子は今、すっかりこの本にはまっている。

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正月にこの本に出会て、よかったね。紹介してくださったおじさんに、感謝しなくては!

私は子どものいないうちに、やらなくちゃいけない用を済ませて、子どもが帰ったら昼ごはん用意。午後は娘と、この映画を観たい。

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内容は(以下ネタバレあり)……無人島で学者の父と暮らす女の子が、メールだけのやりとりをしている冒険作家(ジョディ・フォスター)に、「父が海に出たまま帰ってこないから助けて!」とSOSを出すところから、話は始まる。このジョディ・フォスター演じる有名な冒険作家の素顔は、どんなたくましい男性かと読者には思われているのに、実はひきこもりの女性。だから、この島へ向かうという勇気を出しただけでも、大変なこと。というわけで、ここで観客はハリソン・フォード風の冒険映画をあきらめなければならない。大体この映画では、ジョディ・フォスターが島にたどり着くだけで多くの時間が費やされる。途中でちょいちょい、彼女の小説の登場人物が現れるのが面白い。しかし、嵐の中やっとの思いで島にたどり着いても、女の子に「こんな人だったとは!」とがっかりされてしまう有様。しかし、協力しなくては生きていけない島なのだ。私の憧れの男優は、嵐のためになかなか島にたどり着けず、会えるのは本当におしまいの方。男女の出会いはなんとなくいいムード。これから始まるのね、現実の幸せのお話が。

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↓の映画に出ていたアビゲイル・ブレスリンは、数年たってすっかり女らしくなった。彼女の演技力には、とくにシリアスな映画の場合でも定評があるが、↑の映画は気楽に楽しめる内容。それにしても、彼女の演技力には十分唸らされる。子どもたちより先に、先日暇にしていた母と観たら、大笑いの連続だったので、娘にもいいはず。

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余談であるが、アビゲイル・ブレスリンの映画は最近他にも観ているけれど、どうも観られないなぁと思っているのはこれ。

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心が丈夫なときでないと、私はきっと駄目だと思う。 などなど余談ばかりになってしまったが、まだ正月気分なので、楽しい「幸せの1ページ」をとにかく今日は愉しむぞ!

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2010/01/03

年賀状

昨年正月うっかりパソコンの住所録データを消去してしまい、この正月の年賀状は不完全なデータのまま出せるところだけ出したら、こちらが出してないのにいただいてしまったケースが続出。

毎日返事を書いては、ポストへ投函。これでは、松の内に届くかどうか?

子どもの写真入りの年賀状は、数年前よりやめている。子どもたちからNO!と言われたのがその理由。そして家族連名の年賀状も、今年が最後か?

反抗期を迎えた子どもから、私が早く子離れしなければならないのに、私から子どもを取ったら何が残るんだろうなぁんて、複雑な思いのお正月。。。

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2010/01/02

夕富士

元旦は、バタバタしていたので教会の元旦礼拝はパス。私は午後のお出かけに娘が履いていくタイツを買いに、自転車に乗って近くのコンビニへGO!すると、礼拝帰りのお知り合いにばったり会った。新年のあいさつの後、今日の出席者数を尋ねると、大分少なめだったとの答え。それでは牧師夫人が用意してくださったお汁粉(うちの教会の恒例行事。元旦礼拝のあと皆でいただく。餅も教会員の手作り)が余ってしまったのではないかと、少々心配になったが、仕方ない。私は娘の着替えのお手伝い。

1時半に母や子どもを連れ、自宅出発。東京のホテルへ。最寄駅から下る坂が急で、ちょっと閉口したが、到着すると園内は獅子舞やひょっとこのお囃子がにぎやかで、人出もたくさん。晴れやかな正月の気分を味わえて、悪くなかった。レストランで1時間半のバイキングの間、大人はお年賀のやり取りをしたり挨拶を交わしたりだが、銘々食事をとってきて黙々と食べる少年あり、アイスクリームのコーナーで5回おかわりしたツワモノあり。血の繋がった親戚でも、個性がさまざまで楽しい。途中新幹線が関ヶ原で遅れた!といいつつ駆けつけた家族も合流。親族の新年会を東京のレストランで行うなんて、久しぶりだが、実家の母が高齢化したり諸般の事情がありこうなった。場所はどこにしようとか時間はどうするとか、セッティングの苦労もあったけれど、終わってみれば晴れの日の祝いかたとしてこんなのもありだね、というのが昨日の感想。きっと来年も、こんな感じになるだろう。ただし帰り道に母が足を痛めたのが心配。やはり車を使って移動するべきであった…。

さてわれわれは、時間を延長して夕方まで店で過ごした。その後三々五々別れ、私は母とゆっくりまた駅に続く急坂を上った。登りきったところに、三脚を立てている外国のカメラマンあり。何を撮影しているのかと、カメラのレンズの方向に振りむいて息を飲んだ。そこには見事な夕富士がそびえていたのである。狭い坂の間、やや遠方になるが、これは東京から富士を撮影するスポットとして申し分ない。

正月に肉眼で真正面から、少し遠くながらも富士を拝んだのは初めてなので、私はめでたい気分になった。今年はいいこと、あるといいな。

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