朝陽の中で微笑んで
今朝のウォーキングも、25分間。今日は家の周辺を一回りしてから、近所の遊歩道を行って帰るコースを選んだ。最後にちょっとした階段を駆け上って、わが教会におはようと言おうと思ったら、建物の間から朝陽が顔を見せた。朝陽が先に「おはよう」と挨拶してくれたような気がして、私は嬉しかった。
今日の折り返し地点は、初夏に花を咲かせる木桃の並んだ辺り。出会ったのは、たぶんツグミ。イースターの早天礼拝でみんなが集う桜の木。カラスと並んで歩く猫。挨拶をくれた、太った落ち着いたサラリーマン。
そして、この季節にはふさわしくないような南西の風。その風の中で、私はなぜかある映画の一場面を思い出した。深い意味はないのだが、私の中の何かを解放してくれるような風に吹かれて、静かな朝を歩いた今日。
ピンク色だった空は今ではもう白く輝いて、一日が始まったことを知らせてくれる。わが家の庭ではカエルが卵を産み、ヒュウガミズキやユキヤナギまで咲きだした。お彼岸を前に、春が来た。
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