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2010/06/06

朝の祈り

先週の日曜日、ある出来事につまずいて悩んでいる私を、あるご婦人が後ろから抱えるようにして励ましの言葉をかけてくださり、有難かった。嬉しかったのにお礼をちゃんと述べられずに一週間。今度の日曜にまたお目にかかったらお礼を言わなくては、と思っていたら、昨夜その方から電話をいただいた。

明日会えないのだけど、伝えておきたいことがあるという。「あなたの心配事は解決されたわよ。」とまた、励ましの言葉の数々。有難いなぁと思った。私のことを覚えてくださり、祈ってくださっていたのだと思う。私のためだけに祈ってくださったのではなく、事態が良い方向へ動くように、祈ってくださったのだと思う。

私はこの世の中で心配ごとをたくさん抱えている。だけどそれを、誰にでも彼にでも相談しているわけではない。独りで抱え切れない時誰かに相談したいと思う。だけど相談する場合は相手を選ぶ。たいてい私が思いついた方は、私を助けてくださるが、たまには思い通りの反応がないことだってある。人の考えはそれぞれだから、そういうこともある。だが信用して個人的なことを相談したのに、秘密のつもりがそうでなくなってしまうことだって、心ならずもある。自分の問題は大丈夫だったとしても、他の人の秘密が不用意な発言で明らかになったのを耳にしてしまい、不愉快になり悲しくなってしまったり。人間は弱いものだから、本当にそういうことはよくあること。ただ人を導く立場の方は、そういう不注意なことは常々注意し、自分の舌を戒めていただきたいと願う。

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聖書日課のノートに、昨日こんな言葉が紹介されていた。

わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。(旧約聖書・エレミヤ書・29:11)

私たちの現在は、やがて未来を形成する過去となります。今悩みのうちにある人が、今を生き抜いて新しい希望を持って歩みだせますように。

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