愛されるより愛する人間になろう
今日電車の行き帰りで、とうとう読み終わりました。
ダライ・ラマの教えを受けた大学教授が著者。「癒し」ブームの火付け役で、つい最近双子を出産したNHKアナウンサー武内陶子さんのご夫君。
自殺が年間3万人を超えるニッポン。若者は誰もが似たような個性を持って、交換可能な人生を生きている。そんなこの国に、今が瀬戸際だよ、って大切なことを教えてくれる一冊だと私は思った。
「愛と思いやり」がなくなってしまった日本。それをどうやって取り戻すのか。まずはひとりひとりが、自分の価値に気づき、自分に自信をもち希望を持つこと。
まずは「愛される」よりも「愛する」人間になること、これが大事だそうだ。確かに~私は愛されたい愛されたいと、愛されたい願望が強いから自分に自信がないのかも?と思い当たる。各所にうなずける言葉がちりばめられた、軽く読めるけれども内容は大事なことばかりの本だった。
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