東京砂漠
毎朝庭で水撒きをしている母が、まるで地面が砂漠みたいなの、と言う。
確かに最近、雨が降らない。猛暑ばかりが続いている。
これじゃあ、東京砂漠だなぁ。
あめあめふれふれ…そして秋を連れてきてくださいな。
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毎朝庭で水撒きをしている母が、まるで地面が砂漠みたいなの、と言う。
確かに最近、雨が降らない。猛暑ばかりが続いている。
これじゃあ、東京砂漠だなぁ。
あめあめふれふれ…そして秋を連れてきてくださいな。
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マルカの長い旅 | |
ミリヤム・プレスラー 松永 美穂 徳間書店 2010-06-17 売り上げランキング : 514 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
マーガレットさんのおススメ本でしたので、図書館に予約し手元に来てから、一気に読みました。おススメ通り、素晴らしい本でした。読者の心をひきつける作者の力量はたいしたものだと思いますし、実話だということも物語にさらなる重みを加えています。
私はひとりで子どもを育てているので、ナチスの手から逃れるためにポーランドからハンガリー目指して過酷な逃避行するユダヤ人医師である母親(ハンナ)の気持ちが、痛いほどわかりました。人生を振り返って思いだすことといえば、5年前にパレスチナに移住してしまった夫のことよりも、自分を育ててくれた厳しいユダヤ教徒の父親のこと。逃避行に際して持っていったのは、離れて暮らす父の写真でした。その他思いだすのは、若い頃家族の反対で結婚にはいたらなかったけれど裕福だったハンガリーの青年のことだったり、ひとりで二人の娘を育てている自分を恋人として慰めてくれたドイツ人のことだったりする。どうしてユダヤ人のあんな夫を選んだのか、今では理由もわからなかったり、色々なことが頭をよぎるのです。そういうことがあるのかもな、と思います。熟考するよりはとっさの判断で人生を切り開いてきたこのハンナは、ナチスから逃れるために最善の道を選んだはずだけれど、小さなマルカを置いてきたことで、気が狂わんばかりにマルカのことを想い胸を痛めます。
マルカの姉の16歳のミンナは、熱を出した妹をポーランドに残して、先に自分を連れて母親がハンガリーとの国境を越え逃げたことを非難します。そしてこともあろうか、何年も会っていない父親のいるパレスチナ行きをひとりで勝手に決めてしまいます。パレスチナには逃避行の間にできた恋人が、先に行って待っていることになっていたからです。母親はハンガリーで健康を回復し医師の仕事をしながら、必死でポーランドに残してきた子を送り届けてくれる手はずになっていた人間を探しますが、見つかりません。その人に、あっけなくマルカは棄てられていたのです。
**************
救出されるまでの6か月の間、マルカはどうやって生き延びたのでしょうか。たった7歳の女の子が、時には善意の人に助けられ、時にはドイツ兵の手先のポーランドの警官に殴られたりしながらも死なずに済んだのは、医師であった母がすべてをかけて今まで治療にあたってきた患者たちの手によるところが多かったし、母がそれまで生きるための正しい知識を与えていたお陰だったのです。しかし匿われてほっとしても、そこも安住の地ではなく、ナチスの手が迫ってくるとよそへやられ、落ち着いたと思うとまたよそへ。ついにはゲットーに暮らす孤児たちと一緒になるけれども、マルカはついに不衛生さに加え空腹のためチフスにかかってしまいます。
マルカはユダヤ人なのにキリスト教徒のふりをしたり、ユダヤ人なのにアーリア人地区にもぐりこみ哀れそうな顔をして、パン屋から買い物をして出てきた人を見つめ、食べ物を恵んでもらったり、時には収穫の終わった畑から細いニンジンを引っこ抜いて食べてみたり、腐ったリンゴを施され、じっくりじっくり噛み砕き、芯も種も茎までも食べてみます。おしっこやウンチをするたびに、身体がペッシャンこになったとがっかりしたりもします。空腹との戦いは、マルカの人格をも変えてしまったように見えます。死体を見かけても、怖いと思う感覚が段々薄れていきます。でもチフスでとうとう病院に収容され、そこで障碍をおっている子の世話をかいがいしくしたりする優しさもまだ持っていました。しかし、そこにドイツ兵がユダヤ人狩りにやってくるとわが身を守るのに精いっぱいで身を隠します。しばらくして戻ると、病院の子どもたちはひとり残らず収容所に送られていました。
マルカの心は、身体が受けたダメージ以上に大きなダメージを受け続けます。 たった7歳の金髪の美しいワンピースの似合う女の子だったマルカは、肉親と別れ6カ月を経て、物語の終わりについに母によって居場所を捜しあてられるのですが、マルカはすっかり違う子どもになっており、母親と逢おうとしません。感動的であってほしいフィナーレは、読む人すべての心に痛みを与えることになります。戦争とはこんなに残酷なものなのかと、ため息しか出ない私なのでした。
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昨日は夏休みの宿題お手伝い疲れで、ぐったりだった私。家でだらだらしていたので、レンタルDVDを観賞したところ、あまりにも感動したのでご紹介。
天然コケッコー [DVD] 角川エンタテインメント 2007-12-21 売り上げランキング : 13646 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中学2年生の、田舎(ロケ地は島根県の海辺の町)に暮らしている女の子が主人公(夏帆)。彼女は小学生と中学生合わせて6人しかいない学校に通っている。そこに同じ年の東京からの転校生の男子がやってくる夏から、物語が始まる。 なんてことない日常の連続の中、思春期の主人公の心は揺れ動き、成長していく。やがて高校へ向け進路を決める時期が来る。気になる転校生は東京の学校を受験するとわかり、大きく動揺する主人公。いろいろあって結局どうなるかは、ご覧になってからのお楽しみ。
私はこういう、台詞が聞きとりにくくても味わいのある映画が好き。まるで台湾のホウ・シャオシェン監督の初期の作品みたいで、好感がもてる映画だ。
日本の田舎って不便かもしれないけど、でもいいもんだなぁ。とにかく人恋しくなる、夏の終わりに見るにはぴったりの映画で、私は大変気に入った。 私は普段映画の感想は別館♪ナビゲイターに書くのだけど、これは特別気に入ったので、本館にてご紹介。おススメです。
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今日から学校が始まった娘は、今朝もまだ残った宿題を仕上げるので大変で、メロンパンとカレーパンをかじりながらの朝食だった。ようやく宿題が片付きほっとした娘を送り出してから、私は今度は母や自分の朝食を用意しようと午前8時過ぎ、実家の台所へ行った。
そして、確かハムが何枚か入ったパックを買ってあった筈だからハムエッグを作ろうと思い、実家の冷蔵庫のチルド室をのぞくと、なぜかハムが2パック入っている。普段は買い物に出ない母がもう1つ買ったのかしら?と思いながら、では賞味期限が近い方を使おうとハムを2パック手に取った。そして、私は目を疑った。この賞味期限はなんだ?(写真をクリックすると拡大したものが見られます)
左が2010年9月が賞味期限の、先日私が購入したハム。右の色が少し赤みがかったほうは、1995年6月23日が賞味期限。まさか?!なぜ15年も前のハムがここにあるのだろう?しかも同じメーカーの同じ商品。笑ってしまう。こんなことがあるのだろうか?
私は驚きのあまり、すぐに台所の奥の居間にいた母のところに行って話を聞いた。何でも昨日、チルド室の扉が何かにひっかかり変だったから隙間を覗いたら、ハムが挟まっていたから中に入れておいたとのこと。私は15年前の7月に里帰り出産で長男を産んだあとひと月弱を実家で過ごしたのだが、その時点でもう賞味期限が来ていたハムがその後15年ものあいだずっと冷蔵庫のチルド室の下に眠っていたことになる。
いやぁ驚いた。保存料の威力なんだろうか。ちょっと赤いけどすぐにでも食べられそうなハム。腐った様子もないので棄てる気にならない。そこでまずは写真撮影して、家族一同に間違っても食べないように注意を促し、もう一度冷蔵庫の別の場所に15年もののハムは入れられた。さてこのハム、どうしよう。食べるつもりはもちろんないのだが。
※「びっくり仰天…賞味期限の話」からタイトル変更しました。
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今日ニュースで、フィンランドの数学者がつくった、世界一難しい数独というのを見つけた。
わが家の数学大好きな息子は、今日は塾はお休み。用事がないと、妹を誘ってゲームばかりやる子だから、困ってしまう。
なにせ娘は今日が夏休み最後の日だから、宿題片づけるので朝から焦っている。兄に付き合う暇なし。ということで、息子に朝からこの数独を見せると、やってみたいという。早速1マス埋まったと言っている。午前中でもうや~めた!とかなりそうだけど、とにかく時間稼ぎにはなる。
ということで、わが子二人とも今日は特に、頑張ってもらいたい。
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数独(ナンバーズプレイス)をご存知ない方のために。私はとても苦手なんです。。。
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本日わが家はつみれ汁。前の晩に、NHKのBSで、茨城県大洗の手作り給食を紹介した番組を見て、どうしてもつみれ汁が食べたくなった私。仕事で疲れて帰ったのに、ちゃんと買い物で新鮮な鰯をゲット。
サカナの手開きということを初めてやってみたけど、非常にうまくできるため面白くって、そこにイカも加えて、生姜とか味噌とか葱とか加えてフードプロセッサーでガガガガガガ!あっという間につみれができたゾ。これをだんごにして、ごぼうやキノコ、大根やニンジンと一緒につみれ汁にしたら、本当においしかった。家族みんな、幸せ。だらりん。
これでパワーが出たので勇んでジョギングに出たら、空がピカピカ光っている。満月が瞬いたのではなく、これはあきらかにどこかで稲妻が光っているのだ。猛暑をおさめる大雨が、近県で降っているに違いない。
秋の虫が鳴く中、今日は気持ちよく走った。明日もできたら頑張ろうと思う。もっと鍛えて、強くなりたい。
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土日を利用して、水戸に行ってまいりました。私と娘の目的は、うさこちゃんに会うこと。
茨城県近代美術館の展示(←ここをクリック)は、大変よかったと思います。
うさこちゃん びじゅつかんへいく (4才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナの絵本) ディック ブルーナ 松岡 享子 福音館書店 2008-06-05 売り上げランキング : 63198 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
長男の子育てのころ、教育テレビでミッフィーちゃん(うさこちゃん)のアニメをやっており、おもちゃもよく売っていました。息子は青い服のミッフィーちゃんに触りたくて、たっちして手を伸ばし、お人形を手にとっては耳をかじっていた赤ちゃん時代があったよな~と、思い出にふける私がおりました。
近代美術館の脇にありました、周囲3キロの千波湖お散歩の記事は、トレーニング記録の「ぼちぼちいこか」に書きましたので、よろしかったらどうぞ(→月光あびて32分)。
それから、往復利用したフレッシュひたちはこんな電車でした。
車窓風景はこちら。土浦のあたりは田んぼより、レンコン畑が広がっていました。
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夏は桃が美味しい。なのに私は、桃というと、小さい時に蟹の可愛い刺繍が襟に着いていた白いブラウスに、桃を食べる時うっかりつけてしまった茶色いシミを思い出す。母がとてもがっかりした顔が今でも目に浮かぶ。だからうっかり、買い物できない。洋服にシミをつけたら大変、とまず思ってしまう。
しかし長男を出産した夏、お祝いにいただいた美味しい桃の味は忘れられない。美味しかった。あの桃のお陰で、暑い夏と不慣れな赤ちゃんの世話を乗りきれたような気がする。あれはよい思い出である。
昨日のこと。息子が「この夏は果物を食べてない。」と言った。冷蔵庫にはミカンが入ってるし、グレープフルーツもあるし、スイカだってよく出してるけど、彼が食べたいのは桃らしい。仕方ないから、昨日どんな味かわからないけど、スーパーで二つ買ってきた。
そして今日、朝食のあと皮を剥いて出すと、美味しかったらしい。よかった、美味しくて。梨も食べたいといわれたけれど、まだスーパーでは小さいのしか見かけないので、もう少ししたらね、と答えておいた。
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NHK「みんなのうた」~レッツ・ビー・フレンズ 友達になろうよ | |
一城みゆ希 堀江美都子 大島実織 山野さと子 杉並児童合唱団 田中星児 宮本浩次 かおりくみこ 酒井司優子 古北まなみ 児玉国弘 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
以前公共図書館で借りたCDだが、どうしてもこの夏、私のお気に入りの
♪なつやすみのおさかな(唄:大島実織)
を手元に置きたくて、廃盤になったこのCDを手に入れた。12曲目にこの歌が収録されている。作詞作曲編曲は、田ノ岡三郎という今ではアコーディオンを弾くひとの作品。
この歌には、一歳になった息子を水浴びさせながら聞いた懐かしい思い出がある(→♪なつやすみのおさかな)。まさかこの子が、夏休みが終わってそのまま教室に帰りたくなくて、いつまでもおさかなのまま海を泳いでいるように不登校になっちゃうとは、あの頃全然思ってもみなかった。
なんだか切なくて、胸がキュンとする名曲。NHKは著作権管理が厳しいため、今ネットではみんなのうたの映像を見ることも、曲を聴くこともできないのだけど、久しぶりに手に入れたCDで聴いてみた歌声と歌詞は、私の記憶のまま。色あせることもなく、いつまでもいつまでも、私の中に流れていくのだろうなぁ、これからもずっとずっと。
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昨日はここら辺は猛暑日から解放された。今朝も、少ししのぎやすい気がする。紫外線の強い季節になってから、ジョギングは夜に切り替えていたが、もう少し秋らしくなったらまた、早朝に戻そうと思う。冬にエントリーした大会へ、備えが必要だ。
今朝はのんびりしている。近くで、私を穏やかな気持ちにさせてくれるヤマバトが、平和な鳴き声を聞かせてくれている。最近カラスよけのために、家の周囲の電線に東京電力が何重か線を張ってくれたおかげで、庭へやってくるカラスが減った。代わりに雀はよくみかけるが、ヤマバトは声だけ。姿も今度見せてほしい。
お陰さまで、身体を弱らせていた長男が元気になった。母も元気そうだ。娘は、夏休みがあと一週間でおわるので、なんとか宿題が終わりますように、と寝る前にお祈りをしていた。私はできるだけ手助けしてあげたいと思う。自分もまぁまぁ課題をこなしてやってこれている。あとは、注文したのにまだ届かないCDが手元にくれば完璧!
つい愚痴を言っては周囲を不快にしてしまう私。反省しなければ。それから、この夏一番大事な用事が後回しになってしまった。きょうこれから、取りかかろうと思う。先延ばしにしていてはいけないと気づいたことは、きっちりやってしまおう。
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昨日は日曜に高熱を出してまだ元気のない息子を家において、久しぶりに仕事に行ったが、うちでどうしているかが気になって仕方ない一日だった。普段は憎らしいくらい元気で勝手なことばかり言ってるから、いっそのことどこか見えないところまで行ってしまえ、と思ったりもする息子なのだが、あんまり元気がないとさすがに心配である。
家の中の雰囲気も変わってしまい、このことで旅行がおじゃんになった娘も可哀そうだし、世話を頼んだ母にも申し訳なくて。そんな時友が、娘を少し預かってもいいわよ、と言ってくれたので、有難くお言葉に甘えることにした。
その家には娘の憧れのお嬢さんもいるのだけど、2時から5時過ぎまで、楽しく相手をしていただいたわが娘。仕事帰りお迎えに行くと、ニコニコ。あ~よかった。私までママに美味しいお茶とお菓子を出していただき、久しぶりのおしゃべりをさせていただき命の洗濯。まさかの友は何とやらである。本当に落ち込んでいたので、救われた。
帰宅すると、朝よりは元気になった息子がいた。前日にその友が教えてくれたクリニックに駆け込んで、頑固な息子に症状の原因を丁寧に説明していただき、出していただいた整腸剤が効いたらしい。歳をとった母も、大好きな女医さんのいる歯医者にいったせいか割合元気そうである。私はお粥とうどんばかりじゃ飽きたころだろうからと、病み上がりの人が食べたそうなものを夕食にいくつか作った。息子が喜んでいた。今日私がまた仕事に出ても、食べきれなかったものがこれだけあれば大丈夫だろう。早くすっかり回復して、夏休みの終わりを無事に、子どもたちにも母にも過ごしてもらいたい。それにしても、神様に文句ばかり言っている私なのに、必要な時に必要な助け手を与えてくださる神様に、やはり感謝しなくてはいけない。ありがたいことでした。
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私の悪い癖は、面倒なことを先延ばしにすること。いくら反省してもこれは治らないので、私には発達障害があるのだと思う。なにしろ「片づけられない女」だからなぁ。努力しても駄目だから、誰かに協力してもらっている私。本当に情けないけど、仕方ない。この先延ばしの癖もそう。締め切り間際になると自分がとても困るって頭ではわかっていても、大事なことほど後回しにしてしまう。
学生時代、夏休みの宿題がそうだった。徹夜して終わらせて学校へ行き、体育の時間に貧血で倒れたことがある。保健室で休んでいると、担任が心配してやってきたので、実は…と倒れた理由を述べて呆れられた。その呆れ顔にとてもショックを受け懲りたので、もう二度とそうならないように以後注意したっけなぁ。
そして今私は、ある締め切りを前に焦っている。明後日投函しなければいけないレポートが、未だ仕上がっていない。これは困った。
子どもたちも私と同じ。だから「早くやった方があとで困らないよ。」と声かけはできても「駄目じゃないの。」と注意できない。でもせめて「手伝おうか?」「どういう順番でやろうか一緒に考えよう。」「締め切りギリギリになると大変だから、今日は何をしよう、少しずつでいいから一緒に考えよう。」と声をかける。私より、少しは苦手意識を克服して大人になれたらいいな、この子たちは。
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今日は子どもたちの旅行が、上の子の発熱でなしになってしまい、みんながっかり。私もたまには子育ての責任から解放されて、ひとり旅でも?なんて考えていたから、余計がっかり。まぁ仕方ない。またいずれ機会があるでしょう。
それにしても、日中はあまりにも暑いので、珍しくエアコンを入れた部屋に飲み物と子どもたちを入れ、私は実家で母とのんびり、寝っ転がって空を眺めた。
いろんな形の雲のことなどを考えていたら、この歌を思い出した。これはヨットに乗ってる人の心模様を描いた歌ですね。
娘がこの夏唯一の旅がキャンセルになりがっかりしているので、今週末は二人で地方の美術館にでも、泊りがけで行ってこようかと思う。今考えているのはこちら。乗ったことのない電車に乗りたい私。娘は楽しんでくれるかな。もうちょっと別のところを探そうか。二人で話し合って、心のまま~どこかに行こう。
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今日は敗戦記念日。今日私の住む町は朝から蝉が鳴いて、真夏の様相である。たぶん65年前のこの日も、このような朝だったのだろう。そして空は雲ひとつないような晴天だったのだろう。
私はこのお盆の季節になると、キリスト教徒なのに日本人だからか、亡くなった人たちが会いに来るような気がする。夢には飼っていた犬が必ず出てくるし、一昨年亡くなった父のことも、最近気になって仕方がない。姿は見えなくても、魂があの世から私に会いにきてくれているのではないかと感じている。
その中でも特に、今年は気になる方がある。ずっとずっと昔に亡くなった方なのに、なぜか思い出されて仕方がない。忘れえぬ夏の思い出。
私はその思い出をたどって、この夏は行動してみようかと考えている。私には伝えられなかった言葉があるのだ。心からの「ありがとう」と「さようなら」を。
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今日は私にとっては、ある記念日である。
また一年たったんだなぁと思う。
その日の私に、ある恩人が送ってくださった聖書の箇所はここ。 「真理はあなたたちを自由にする」(新約聖書 ヨハネによる福音書8:32)
頑張らなくちゃなぁと思う。幸せにならなくちゃなぁと思う。
【追記】7年前、私が退院した日です。大分元気になりました。身体を鍛えられる幸せに、もっと感謝しなくちゃいけません。支えてくれた人たちに、もう一度改めて感謝しなくてはいけません。愚痴もほどほどにしなくては、と反省しています。
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今日はゲゲゲ展に一緒に行こうと娘と約束していたのに、彼女は残暑見舞いを描くのに夢中で全然のってこず。せっかく展覧会の初日で、ゲゲゲの女房(本人と女優さん)がやってきたっていうのに、行けなくて残念。しかしまぁ仕方ない。またの機会にすればよい、と気持ちを切り替えた私は、所用がたまっていたので区役所へ。気がかりだった大切な手続きが二つもあったので、それを終えられたのはよいことだった。
帰り道。そういえば明日はディズニーランドに娘と出掛ける約束だったと思いだした。それにしては財布の中身が寂しいので、最寄駅で銀行巡り。そして、引き落とし銀行の残高がごくわずかになっているのを発見。びっくりした。色々やりくりして手当完了したものの、今日気付いてよかった。そういえば数日前に、息子の塾の夏期講習&合宿代がまとめて引き落とされていたのだった。~夏休みは、色々と物入りである。明日のために数年ぶりに、デジタルカメラも購入。もう大変だ!子どもは何の心配もなく、遊んでばかりでうらやましい。私にもそんな子ども時代があったのだけど、もう遠い昔のお話。
結局今日は気疲れしたので、夕飯には鮮魚コーナーで秋刀魚の握り寿司などを購入。明日母に留守番してもらうから、サービスのつもり。しかし、青菜も食べなければいけない。私はエジプト野菜のモロヘイヤを買って、家に戻った。
************
モロヘイヤを料理するには、下準備が面倒だ。茎から葉をはずし、よく洗ってそれから刻む。久しぶりだから余計面倒。いつもは適当にする私だが、他の料理が今日はないので、特別丁寧に作業した。刻んでいる時、何かが葉っぱの中で動いた気がした。なんだ?なんだ?なんとそれは、カタツムリの赤ちゃん。私は虫は苦手だが、ちっちゃなカタツムリの赤ちゃんは可愛いと思う。手に乗せて、明日に備えて購入したデジカメで記念撮影。そして、玄関の外の紫陽花の葉の上に、そうっとのせた。モロヘイヤが連れてきたお客さんのカタツムリ。まるで亡くなった父が、お盆だから会いにきてくれたような気がする。一昨年亡くなった父の墓参りに初めて行った時、墓石にくっついていたカタツムリは大きかったけど、今日のカタツムリはもしかしたら、味噌汁に間違って入れられても気づかないくらい小さかった。命拾いできてよかったね、と私は思った。
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今日は探し物があって、一昨年に亡くなった父の書斎の窓をあけ、晩年の父がどんなふうに仕事していたのかを見せてもらった。机の中は几帳面に整理され、大事にしていたらしい新聞記事の切り抜きとか、本とか、色々あるものを眺めた。
引き出しの奥に、緑色のカバーに覆われた何か小さな物を見つけ、引っ張り出してみたところ、それは算盤だった。英語と計算が何より苦手だった父が、算盤を持っていたとは驚き。でもやっぱり苦手だったからか、引き出しの奥の奥にしまってあったところがおかしい。
私は見つけたいものが見つからなくてがっかりだったけど、その算盤と、それから何冊かの本を持って階段を下りた。母に算盤の使い方を訊いたら、なんだか私も母もとても怪しくて、よくわからない。あ~算盤習っておくんだったなぁ。
結局、私が一番見つけたかった雑誌は、両親の寝室から見つかった。こんなところにあったとは。お母さん、私がずっと探していたの知っていたのに、今頃見つけたよってさぁ、ちょっともう。。。
【追記】
探していたのは、井上ひさしの水の手紙が掲載された、1983年の雑誌「すばる」でした。見つかってよかったです。
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今日は日曜日なので、いつもの教会に行けばよかったのだけど、牧師が休暇でいつもと違う感じだから、私は違う教会に行こうかなぁと娘を誘った。
この間までこの教会にいらした先生が、新たに赴任したのは都内の教会。電車で一本。そのご家族とは、ここに我らが越してきてから数年にわたり、本当に仲良くしていただいた。娘同士が親友なのに、すっかり引っ越しで遠ざかってしまっていた。そこで今朝メールで連絡をしたら、今日はお嬢さんは在宅とのことだったので、私は娘とるんるんと電車に乗って、そちらの教会をご訪問。手土産には、この間手作りしたジンジャーエールの素。
ところが。。。そこは都内のオフィス街。そのおうちは買い物難民なんだそうで、手軽に買えるだろうからと炭酸水を持っていかなかった私は後悔。結局目の前でご賞味いただくことはなかったが、冷蔵庫に入れて、ぜひ近々ご家族で味わっていただきたい。
とにかく、最近教会から遠ざかり気味だった娘と、久しぶりに一緒に礼拝出席できた今日は、とてもありがたい一日だった。懐かしい友と会い、教会の方の手作りのお昼ご飯をいただき、本当に感謝。
最後に、今日の礼拝のテーマとなった新約聖書の箇所をご紹介。
貧しい人々は、幸いである。神の国はあなたがたのものである(ルカによる福音書6:20)。
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詩のこころを読む (岩波ジュニア新書) 茨木 のり子 岩波書店 1979-01 売り上げランキング : 4753 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
昨日息子と、日本の過去の戦争について話していた時、思い出した詩があったので、読んでみる?と見せてみた。私の愛読書の茨木さんの本にあった、岩田宏という詩人の作品。「住所とギョウザ」。
戦争のころの話かな。少年だった詩人は、本当はリイ君のことが好きだったのに、二人きりならいろんな話をする仲間だったのに、二人でいるところにみんながやってきて、リイ君のことをはやしたてた。「くさい、くさい、朝鮮くさい」って。そしたらおれはすぐにリイ君から離れて、口をパクパクさせて叫ぶふりをした。みんなと一緒に叫ぶふりを。 その後悔と情けない申し訳ない思いを飲みこんでしまうように、おれは大人になってからも一皿50円のギョウザを夜中に何皿もギョウザ屋で食べるんだって。そういう詩。
日韓併合したのは1910年と、教科書で習った私。それから100年。朝鮮半島は南北に分断され、韓国の文化は最近日本に主にドラマや映画で浸透してきたし、観光客も増えている。だけど北朝鮮の数々の問題は、なかなか解決できないままだ。
その時代、日本でもこういう思いをした日本人と半島の人がいたのだし、侵略された方の国でどれだけのことがあったのだろうかと、想像するだけでも恐ろしくなってしまう私なのである。息子に何を伝えることができるのか、私にはどんな力があるのかわからないが、何時間議論するよりも、この詩を読んでもらうことで、感じてもらうことがあったと私は信じたい。
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今日は広島の原爆投下の日だった。吉永小百合が紹介していた詩は、以前から知っていたけれども、改めて今日感動したので、ここに紹介しておく。
にんげんをかえせ 峠三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
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玄米せんせいの弁当箱 1 (ビッグコミックス) 魚戸 おさむ 北原 雅紀 小学館 2008-04-26 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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のだめカンタービレ 1-24巻セット (講談社コミックスキス) 二ノ宮 知子 講談社 2010-05-03 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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反抗期の娘の怖いもの~ジェットコースター。地震、雷、火事、竜巻、あられ、雹、それからなんだっけ?あ~、幽霊ね。
ということで、まだ夏の計画が立ちません。USJはお預けになりました(ジョーズに会いたかったな。。。)。飛行機代かかるもん。仕方ない、あきらめるか。で、東京ディズニーランドも、ジェットコースターがあるから嫌だとか。あらそう?じゃ、ホーンテッドマンションも、今年もダメなわけ?
私の友人の遊びの達人もさじを投げそうな感じだが、色々相談に乗ってもらえてよかった。まずはディズニーシーのほうのアリエルで試してみろ、とのこと。タワーオブテラー以外なら大丈夫じゃないかって。私未体験なんで、わからないんですが、今から研究します。
TDLに娘は、遊びの達人である私の友人と一緒に行ってみたいと申します、ディズニーランド詳しそうだから、興味津津みたい。「ジェットコースター乗らないって言ったらダメ?」と恐る恐る聞いた娘に彼女の返事は「駄目。」
あっはっは。ともかく母娘で、まずディズニーシーに試しに行ってみることになりそうである。達人とはそれからじっくり相談だな~(*^^)v
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先日アトリエで、油絵初挑戦した娘が、先生から見せていただいた画集は、ゴッホだったりモネだったり。
クロード・モネ *睡蓮 1908 【ポスター+フレーム】 | |
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娘は色々見たけど、自分らしい絵を描いておりました。
そして8月。あ~暑い暑い。でも朝はまだ涼しい。
今朝母が、池に睡蓮が咲いたと教えてくれた。
ちっちゃな池にメダカがすいすい。睡蓮の蕾がひらいた・ひらいた。。白くて涼しげな睡蓮の花。
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