15年ひとむかし
今日から学校が始まった娘は、今朝もまだ残った宿題を仕上げるので大変で、メロンパンとカレーパンをかじりながらの朝食だった。ようやく宿題が片付きほっとした娘を送り出してから、私は今度は母や自分の朝食を用意しようと午前8時過ぎ、実家の台所へ行った。
そして、確かハムが何枚か入ったパックを買ってあった筈だからハムエッグを作ろうと思い、実家の冷蔵庫のチルド室をのぞくと、なぜかハムが2パック入っている。普段は買い物に出ない母がもう1つ買ったのかしら?と思いながら、では賞味期限が近い方を使おうとハムを2パック手に取った。そして、私は目を疑った。この賞味期限はなんだ?(写真をクリックすると拡大したものが見られます)
左が2010年9月が賞味期限の、先日私が購入したハム。右の色が少し赤みがかったほうは、1995年6月23日が賞味期限。まさか?!なぜ15年も前のハムがここにあるのだろう?しかも同じメーカーの同じ商品。笑ってしまう。こんなことがあるのだろうか?
私は驚きのあまり、すぐに台所の奥の居間にいた母のところに行って話を聞いた。何でも昨日、チルド室の扉が何かにひっかかり変だったから隙間を覗いたら、ハムが挟まっていたから中に入れておいたとのこと。私は15年前の7月に里帰り出産で長男を産んだあとひと月弱を実家で過ごしたのだが、その時点でもう賞味期限が来ていたハムがその後15年ものあいだずっと冷蔵庫のチルド室の下に眠っていたことになる。
いやぁ驚いた。保存料の威力なんだろうか。ちょっと赤いけどすぐにでも食べられそうなハム。腐った様子もないので棄てる気にならない。そこでまずは写真撮影して、家族一同に間違っても食べないように注意を促し、もう一度冷蔵庫の別の場所に15年もののハムは入れられた。さてこのハム、どうしよう。食べるつもりはもちろんないのだが。
※「びっくり仰天…賞味期限の話」からタイトル変更しました。
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