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2010/08/11

モロヘイヤが連れてきたお客さん

今日はゲゲゲ展に一緒に行こうと娘と約束していたのに、彼女は残暑見舞いを描くのに夢中で全然のってこず。せっかく展覧会の初日で、ゲゲゲの女房(本人と女優さん)がやってきたっていうのに、行けなくて残念。しかしまぁ仕方ない。またの機会にすればよい、と気持ちを切り替えた私は、所用がたまっていたので区役所へ。気がかりだった大切な手続きが二つもあったので、それを終えられたのはよいことだった。

帰り道。そういえば明日はディズニーランドに娘と出掛ける約束だったと思いだした。それにしては財布の中身が寂しいので、最寄駅で銀行巡り。そして、引き落とし銀行の残高がごくわずかになっているのを発見。びっくりした。色々やりくりして手当完了したものの、今日気付いてよかった。そういえば数日前に、息子の塾の夏期講習&合宿代がまとめて引き落とされていたのだった。~夏休みは、色々と物入りである。明日のために数年ぶりに、デジタルカメラも購入。もう大変だ!子どもは何の心配もなく、遊んでばかりでうらやましい。私にもそんな子ども時代があったのだけど、もう遠い昔のお話。

結局今日は気疲れしたので、夕飯には鮮魚コーナーで秋刀魚の握り寿司などを購入。明日母に留守番してもらうから、サービスのつもり。しかし、青菜も食べなければいけない。私はエジプト野菜のモロヘイヤを買って、家に戻った。

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モロヘイヤを料理するには、下準備が面倒だ。茎から葉をはずし、よく洗ってそれから刻む。久しぶりだから余計面倒。いつもは適当にする私だが、他の料理が今日はないので、特別丁寧に作業した。刻んでいる時、何かが葉っぱの中で動いた気がした。なんだ?なんだ?なんとそれは、カタツムリの赤ちゃん。私は虫は苦手だが、ちっちゃなカタツムリの赤ちゃんは可愛いと思う。手に乗せて、明日に備えて購入したデジカメで記念撮影。そして、玄関の外の紫陽花の葉の上に、そうっとのせた。モロヘイヤが連れてきたお客さんのカタツムリ。まるで亡くなった父が、お盆だから会いにきてくれたような気がする。一昨年亡くなった父の墓参りに初めて行った時、墓石にくっついていたカタツムリは大きかったけど、今日のカタツムリはもしかしたら、味噌汁に間違って入れられても気づかないくらい小さかった。命拾いできてよかったね、と私は思った。

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