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2010/09/23

スガンさんのやぎ

昨日寝る前に、娘とまた絵本を読んだ。絵本タイムがここ数日復活してることは、嬉しいことである。その記事はこちら。

       スガンさんのやぎ

スガンさんのやぎ
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昨夜は名月を愛でたあと涼しいのでぐっすり眠ったはずだったのに、夜中に目覚めてしまった。居間に降りて外の様子をうかがうが、まだ雨は降っていない。まっくらだ。

やることもないのでパソコンをつけたら、遠く離れたところに住んでいる親友が、「起きてる?」とメッセージをよこしてくれた。『スガンさんのやぎ』を下さった友である。それから一時間くらい、主にこの絵本の話題で会話を続けた。

【あらすじ】スガンさんのやぎは、大切にされているのに、庭や小屋から山を眺めて、いつも山に憧れていた。スガンさんは今まで飼ったやぎはみな、山に逃げてオオカミにやられていたので、このやぎだけは守ろうと、柵をしてやぎを小屋に閉じ込める。しかしやぎは自由を求めて山に逃げ、自由な自然を味わい、友だちを作る。しかし夜になるとオオカミに襲われ、力いっぱい闘うことになる。朝になるまで、とにかく朝が来るまでと必死に戦ったやぎだったが、明けの明星が輝く時刻にとうとうやぎは力尽きてしまう。

さてやぎは、最後はオオカミに負けたのかそうでないのか、とか、もしも死ななかったら、そのあとどうなったか?とか話は途切れることなく続いた。 彼女は、もしも私の娘がやぎのように自由を求めて世界に飛び出した時オオカミに襲われたら、オオカミを撃退してくれるそうだ、蹴っ飛ばして。なんて頼もしいサポーターなんだろう。有難いなぁと私は、朝から思った。

やがて暗闇が去り朝が来たとき、わが家の庭には赤いヒガンバナが咲いていた。

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