今日わたしはリンゴの木を植える
が届きました。賀来先生の本だ~と、喜びいっぱいの私なのだが、この本を読み始める前に、あとがきをまず読んでしまった。すみません!あとがきにかえて、と文章のタイトルになっていたのがこの言葉。
”今日わたしはリンゴの木を植える”
これは宗教改革者、マルチン・ルターの言葉だそうだ。正確には「明日が世界の終わりでも、今日わたしはリンゴの木を植える」と引用してある。そういうことができる人間は、絶望を知らないそうだ。そんな幸せがあるだろうか、とも書いてある。サンタクロースが願う幸せとは、そのような幸せだと。サンタクロースがクリスマスになると運んでくる贈り物とは、現代社会が見失ってしまった究極の幸せであると筆者は語る。
今自らが置かれた状況がどれほど絶望的であれ、そこに意味を見つけることができたなら、「明日が世界の終わりでも、今日わたしはリンゴの木を植える」ことができる。
そういうことが、この本を読むとわかるらしい。この話を息子にしたら、わかる気がすると言っていた。「明日が世界の終わりでも、今日わたしはリンゴの木を植える」~希望を思い出させてくれるいい言葉だと、私も思う。そんなことを、息子と共感できたことが嬉しい夜である。
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