三連休が今日で終わる。子どもの秋休みも、今日で終わり。秋とは名ばかりのような、夏を思い出させる日差しと気温の一日だったのに、夕方になるとカラスが鳴いて、高い空の雲も秋の様子。
私は日中家でノースリーブを着ていたけれど寒くなったので、今日洗ったばかりの長袖カーディガンを羽織ってみた。すると、お日様のぬくもりが肌に伝わってきた。あったかい。あったかい。あったかいって幸せ。
実は今日は子どもたちが出掛けていて、私は暇だった。用事があったけれど、残念なことに流れてしまったので、自分は気ままに岩波ホールに映画を見に行こうと思っていたが、最近忙しかったからかうっかり昼寝をしてしまいかなわず。もう少し秋らしい天気なら、自転車に乗って、今度参加するマラソン大会のコースを走ってみようと思いついたが、あまりの日差しの強さに断念。結局何にもない休日になってしまった。
テレビでは、出雲で開かれた大学駅伝の中継をやっていた。駅伝は面白い。『風が強く吹いている』を読んだのは、去年のこと(→風が強く吹いている)。今年に入って、自分も走るようになるとは思ってもいなかった。でも、村上春樹のエッセイを読んだら、
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村上 春樹
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ある一人の男のマラソン日記、しかし、深い
エッセイとしてはよい
僕という個人に染み入ってきたコトバ
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というか、まだ半分しか読んでないけど、走りましょうとか誰かを誘わなくても、走る人はいずれ走るようになるというようなことが書いてあって、私もどうやらそういう種類の人間だったのだ、と自覚した。誰に勧められたわけでもないのに、いつか走れる日が来たら走りたいとずっと願っていたのだから。さて、今晩も走ろう。そして、目標に向かって鍛えよう。結果がどうであれ、走るってことが自分にとって楽しいうちは、走り続けたい。状況が許す限り、続けられたらいいと思う。今の私は、たぶんとても幸せなのだ。
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