ドングリをひろう
今日は爽やかな10月の日曜日。午前中は忙しかったが、帰宅後はのんびり。
娘が漫画雑誌「りぼん」の発売日だというのに、学校行事続きでぐったり。今にも熱を出しそうに寝ている。「ママ、お願いだから私の小遣いで買ってきて。」いつもなら厳しい私だけれど、娘が疲れすぎて可哀そうだったし暇だから、じゃぁ自転車でのんびりでかけてくるわ~、と家を出発。駅の書店でお目当ての漫画を買う。
帰り路は自転車で、遠回りの急坂をすい~っと降りて、キンモクセイの香りをいっぱい吸いこんだ。このまま帰りたくないな~って思うけど、そういうわけにもいかないので、一か所だけ寄り道。父が大好きだった散歩道のお寺へ到着。私はクリスチャンだから、お賽銭はあげないでお辞儀だけ。そのあと父の散歩道だった、その裏山を登った。かさこそかさこそ、足元で枯葉の音。秋なのに、今日はにぎやかに蝉が鳴いたりして。季節の変わり目なんだなぁ。
足元によく見ると、未だ小さな青いドングリが落ちていた。私はそれを3つ拾って、父へのお土産にした。10月は、父のことばかり思い出す。
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