秋刀魚の味
今日は仕事の後用事があり、帰宅が6時過ぎ。私は秋刀魚が食べたくて仕方がなかったから、帰宅途中になじみの魚屋で秋刀魚を4匹購入。その先の豆腐屋では、がんもどき4枚。向かいの八百屋で、オクラとキノコ、ホウレンソウ。隣のスーパーでは、牛乳1本。
家に帰ると、数学の問題が解けないと、むっつりした息子が愚痴をこぼしていたので、秋刀魚を焼くのを手伝ってと言ったら、喜んで台所に立ってくれた。不器用だけど、塩をした秋刀魚を丁寧に焼いてくれた。ついでに大根を、せっせとおろし金でおろしてくれたので、助かった。大助かりだ。
私はがんもをじっくり煮ふくめて、オクラとキノコをさっと煮汁の脇の方で火を通すだけ。簡単に夕食の準備は整い、いただきま~す。娘は、秋刀魚がまだ上手に食べられないので、私がコツを伝授。うんうん、なかなか上手だね。
私はサカナを食べるのがうまいと、いつも他の人に誉められる。亡くなった父が、何しろサカナが好きで、焼き魚は家族全員の分をむしっては「うまいだろう。」と自慢するような人だったので、自然に私も上手な食べ方を覚えた。今晩も秋刀魚の身をきれいに食べて、骨と頭だけ残った秋刀魚ののったお皿を、父の写真のところに持って行って「うまく食べたでしょ。」と自慢した。父は天国できっと、自分の方がまだ上手だと言っているだろうなぁと、私は思った。
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