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2010/12/30

天国からのメッセージ

どなたですか?~天国からのメッセージ~ DVD-BOX I
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年末になって、母が見始めたドラマ。韓国ドラマの「どなたですか?」

母はすっかりはまって、今日で最終回の前まで見てしまった様子。私もちらちらと見ていたが、面白くて、悲しくて、泣けるドラマだ。男手ひとつで育てた一人娘を残して、突然事故死してしまった元画家の父親が、この世に心残りがあるために、娘より11歳年上の男性の身体を1日3時間だけ借りて、娘に会うお話だ。自分の遭った事故が実は金儲けに目が眩んだ画廊の一味に仕組まれたものだと知り、迫る危機からなんとか娘を救おうとするのだが、自分は幽霊だから何もできない。今生きている人に全てを託すことしかできないと悟り、また涙。残された娘は、父親と仲良くできなかったことを悔やみ、父の描いた絵の前で、涙々。。幽霊に身体を数時間貸すことで人生が狂ってしまった男性は、20の娘に恋をして幽霊の希望をかなえるために力を貸すことになる。しかし、幽霊がこの世にいられる日数は限られていて、本当の別れの時が刻一刻と近づいてくる。。。

ちょうどレコード大賞を見ていた娘が、亡くなった祖母への想いを歌って大ヒットしている♪トイレの神様 が好きなせいもあるけれども、このドラマを見て、「おじいちゃんっていつ死んじゃったんだっけ?」なんて訊いてくる。 そうそう、亡くなった人はね、見えなくてもこうやって遺った人たちのことを見守っていてくれるんだよ。そういうことを考えさせるドラマだから、感じるところがあるのだろう。大事なことを教えてくれた大切な人に、ありがとうさようなら、ごめんなさいを言いそびれてしまうという経験は、大人になれば誰でもあるのではないだろうか。伝えられなかった想いは、生きている私たちがその人を思い出していれば、こうして伝わっているのかもしれないと、ドラマを見ながら私は考えた。

それからこんなことも思う。 これはもしかしたら天国からのメッセージかもと思う瞬間って、日々の生活の中で感じることがあるじゃない?って。そよ風が通り過ぎた時、庭に出て朝露に感動した時、夜空の星を見上げたとき、何かを成し遂げて満足している時、思わぬ助けに安心した時、あぁひとりじゃないって思うことがある。確信。そういうメッセージを受け取る心のアンテナを、来年も大事にして暮らしていきたいものだと想ったりする、なんにも片付いていない年の暮れ。

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コメント

日常の中に感じる天国からのメッセージ、すてきですね。そんな感受性を大事にしたいです。韓国ドラマ、見始めたら何もできなくなるので、友人が送ってくれたDVDをまだ観ていないのですよ。

投稿: いづみ | 2010/12/31 09:12

いづみさん、コメントありがとうございます。
韓国ドラマは本当に、手をつけたら最後ノンストップになりますね~。大晦日だというのに、我慢できず最終回を午前中に見てしまった私です。

ヒロインは酒井法子にも似ていて、とってもかわいくて素敵です。おすすめドラマですよ~。

投稿: ののか | 2010/12/31 13:14

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