ゆとり教育
昨日小学校5年生になる娘の通う小学校に、保護者会があったので出かけた。私はたまにしか出席できないので、昨日はちょっと貴重な体験。娘の書き初めが、みんなのと一緒に貼り出してあったけれども、前回よりも字が堂々と大きくなって上手になっているのを見て、しばし感無量の気分を味わったりした。
クラスの担任の 先生が話してくださった中で気になったのは、ゆとり教育の10年間で、覚えたほうがいいのに覚えなくていいと言われたような知識(都道府県の漢字や所在地など)を、今の子たちはこれからでも、できるだけ身につけたほうがいいということ。なんでも、大学生に試しに宮崎県の場所を聞いてみたら、答えられなかった人達が大分いたとか。なんだそれは?
そんなことがあった翌日~今朝の新聞。間違い探しのクイズに、世界の国旗が載っていた。国旗ならこの絵本で、長男と随分楽しみながら覚えたものだ。どれどれ?
国旗のえほん | |
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だがしかし、わからないのがある。この絵本はもう、随分以前のものだから、発行されてから国がなくなったり新しくできたりして、私の記憶にないのがあるのかもしれない。
実は 娘とはこの絵本を一緒に読んだことがないのに気づき、間違い探しを一通り終えた娘がまだ暇そうだったので、埃がたまった絵本を探し出してきて一緒に眺めた。国旗はデザインとして美しく、見ているだけでも全然飽きることがない。~それから今度は、日本の歴史の話になったので、一応史学を勉強した私が、簡単に旧石器から現代までを解説。その後、今度はこの地図を使って、都道府県のお勉強。ん~結構娘は知識はあるようだ。受験のための塾通いしてるわけじゃないから、この程度でも十分かな、などと思う。
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今日は暇だから、こんなこともできた。この地図は優れもので、世界版もある。毎年発行されている。いろいろなデータが掲載されているから、普通の地図よりも面白い。国旗も現在のが載っている。大変便利である。しかし我が家のは2010年版。あと何年かしたら買い替えも検討したほうがいいかも。
それにしても、ゆとり教育は日本を良くしたのか、悪くしたのか。常識なんて、親が教えることでもないような…。でもまぁ、家庭で楽しみながら今日みたいに親子で勉強も悪くないと思ったりしている休日である。
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