計画停電
ここら辺は、東日本大地震の原発事故による電力不足対策の計画停電により、当分の間、昼から午後の5時ぐらいまでの時間帯は停電になるとのこと。
朝になって晴天に感謝する。まず洗濯機を回した。それから冷蔵庫の中のなま物を調理開始。挽肉ボールを、スープに入れて煮た。鯵の開きは今から焼いて、朝ごはんのおかずになる。鶏骨付き肉があるが、これは夕方の弁当用だから、今から照焼にする。米は昨夜炊いておいた。タラコおにぎりにして、弁当などに備えよう。保温するのもやめておこう。節電になるから。スーパーでパンがもう売り切れだから、今から焼く予定。強力粉が何回分かある。冷凍庫には乾物ばかり入ってるので、あまり心配はない。水の備蓄は幸いある。しかし念のため、一応水道水を少し貯めておこう。GSでの給油はあきらめた。うちには自転車がある。健康な足もある。80近い母の心の負担を減らすため、今日からなるべく家にいて相手をしようと思う。
東京にあるクリニックにて、今日はカウンセリング予定の息子。帰宅難民になった体験から、どうしても電車に乗りたくないと言う。同行せねばならない私も他の家族のために家をあけられないから、これは昨夜のうちにクリニックの留守電にキャンセルのメッセージを入れた。息子は自転車で夕方塾に行く予定があるけれど、雨が降るらしいから、今日は傘持って徒歩だろう。
情報を途切れさせたくないが、充電器付きのラジオがない。携帯の充電器もない。できれば今日調達しよう。もう売り場になさそうだけど。(追記:そういえば携帯式のカーナビを正月に買ったばかりだった。TVの機能があるので、クルマから外して家で充電中。充電器は買わずに済む。)果物はなんとか確保したいが、バナナは既におとといから売り切れ。りんごを箱で買ってこようか?
このように私は、自分の家族をまもるためにいろいろ考えているけれど、被災地のことを思えばこんな不便はいくらでも我慢できるし、工夫次第で生きていけるんだから協力は惜しまないようにしよう。
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しかし昨夜自宅前の道路で、凄い怒声があがったのには驚いた。路上駐車に対し怒りを爆発させた、通りがかりのドライバー。狂気に近い様相。赤ちゃんを抱えた母親と父親が怒鳴られていたのだが、耳にしただけで肝が冷えた。おろおろしてしまった。すぐに雨戸を閉めて怒鳴り声をさえぎった。若夫婦はすぐに車をどけて事なきを得たのだが、怒鳴っていたのはたぶんガソリンスタンドに長時間並んでいらいらしたドライバーだったのではないかと思う。恐ろしかった。
何があっても冷静に、怒りを他人にぶつけないで、臨機応変に緊急事態があっても行動できるよう、あらゆる人に知恵と勇気を与えてくださいと神に祈る朝である。
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